いとうな日々

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巨人が5年ぶりに開幕カード勝ち越し

2006-04-02 | プロ野球
先週金曜日に開幕したセントラルリーグが第1節を終了した。中日、巨人、東京ヤクルトが2勝1敗。阪神、横浜、広島が1勝2敗。各チームとも白星をあげてのスタートとなった。

巨人は5年ぶりの開幕カード勝ち越しだそうだ。第一戦、第二戦と大差のゲームとなったが一転第三戦は接戦となった。第一戦は巨人・上原、第二戦は横浜・土肥と先発投手の好投で勝負が決まった。

巨人・グローバー、横浜・吉見両先発投手の不調から接戦となった。こんな試合は継投の良し悪しが勝負を決めるものだ。一戦に続き横浜は加藤の不調が痛かった。

巨人は抑えに豊田が加入したことが大きい。先発投手が降りた後は、いかにうまく豊田までもっていくかだ。きょうは、福田、久保、林とうまくいったので勝てたということだろう。

豊田の存在は大きい
巨人:乱打戦を制して勝利 横浜、中継ぎ陣踏ん張れず

○巨人7-4横浜●

両チーム2けた安打の乱打戦を巨人が制した。同点の六回、代打・川中の適時二塁打で勝ち越し。七回には李承、高橋由の連続ソロで試合を決めた。新人の福田(東北福祉大)がプロ初勝利。横浜は巨人の小刻みな継投に打線がかわされた。

▽巨人・原監督 きょうみたいな競った試合を取っていくのが上位に残れるかどうかを決める。最初のカードを勝ち越したという意味で、きょうの1勝は大きい。

▽巨人・福田 (新人で初勝利)実感はまだまだこれから。暴投があったので次はしっかり投げたい。豊田さんからウイニングボールをもらったので、両親にあげます。

▽巨人・豊田 (3者凡退でセ初セーブ)ファンの方は僕に対して絶対の信頼感はなかったと思うので、これで僕のことをわかってもらえたでしょう。

▽横浜・牛島監督 吉見と加藤は一年間、頑張ってほしいので使っている。打線は悪くないので、投手に踏ん張ってほしい。

○…横浜が、プロ野球では珍しい“隠し球”でアウトをとった。五回1死で一塁走者の李承が塁を離れた瞬間に、素知らぬ顔でボールを保持していた一塁手の佐伯がタッチした。李はヘルメットをたたきつけて悔しがったが、後の祭りだった。

○…巨人・李承が第1戦に続いて横浜・加藤からアーチをかけた。七回1死、シンカーを狙っていたところに直球が来た。振り遅れ気味に見えたがボールは左中間スタンドへ。スイングの速さとパワーを見せ付けた一発だった。

「本塁打は偶然だが、何としてもあの打席は打ちたかった」と李が話したのは、五回に「野球人生で初めて」(李)隠し球にひっかかったからだ。リードをとろうと一塁を離れた途端に、一塁手・佐伯にタッチされた。

佐伯は「李は塁を離れる癖があるので狙っていた」といい、李は「プロ選手として絶対にやってはいけないミス」と反省。ヘルメットを人工芝に投げつけたほど、自分に腹を立てた。

その自分への怒りが生んだアーチが「スンちゃんに乗せられた」と続く高橋由の本塁打も呼び込んだ。巨人の新4番は存在感を見せ付けている。

○… 横浜の金城が本塁打1本を含む3安打で今季初の猛打賞。左打席に入った一回、巨人のグローバーの直球をしんでとらえ、1号ソロを右翼席に運んだ。「いい打撃だった」と手応え十分の先制アーチだった。三、五回にも安打で出塁。WBCではベンチを温めることが多かったため、この開幕3連戦を終えて、ようやく実戦感覚を取り戻しつつある。4日からは本拠地開幕戦となる中日戦。「次も頑張ります」と意気込んだ。

毎日新聞 2006年4月2日

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