いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

早くも"低空飛行" 新北九州空港

2006-04-15 | WEBLOG
明日で開港一ヶ月を向かえる新北九州空港に暗雲が立ち込めている。開港から3月末まで約72%の国内線搭乗率が4月に入り約51%に落ち込んでいる。搭乗客に比べ、足湯は人気を博すという皮肉な結果だ。人気の足湯は、つかりながら周防灘の景色や発着する飛行機を眺められるため、晴れた日は小さな子どもからお年寄りまで見物客であふれ、1日平均約1万人が訪れるているという。

有名なコラムニスト勝谷誠彦氏が今日のブログ(勝谷誠彦の××な日々)に新北九州空港の欠陥を書いている。
■2006/04/15 (土) SFJの客席は総革張り高級車気分でJALより安い。

5時半起床。昨日のうちに九州へ入った。今日の接続を考えると福岡空港が便利なのだが一度見ておきたくて北九州空港へ降りる。ここへはANAは飛んでおらず仕方なくJALを予約して貰っていたがやはり事件は起きた。滅多に行かない羽田の第1ターミナルでは自動チェックイン機が並ぶ一方でカウンターでのそれは35番ひとつしかなく長蛇の列。JALの精神性を見たようで嫌な気持ちで機械と相対するがチケットがどうしてもハジかれる。仕方なく延々と列に並んでチケットを差し出すと「欠航です」という仰天の返事。それも機材が不具合で間に合わなかったというからこの航空会社大丈夫かと思うわな。だからチケットを受け付けなかったのだが機械は理由を言わない。不親切極まりない。そこでちゃんと欠航だと言ってくれればこちらも対応のしようがある。しかし理由がわからないまま延々と列に並んでいたわけでもしこの間に代わりの便が満席になったらどうしてくれるのか。かくして待ちに待ってやっとお目にかかれたカウンター嬢は「ANAに振り替えます」と言う。あれ?ANAが飛んでいれば必ずそっちに乗ったのにと思うとまずこれが間違い。平謝りする彼女は次に「ANAの福岡便に振り替えます」と言う。そのチケットが100人分もうすぐ届くから待てという。違う行き先を押しつけておいてそれを待てという根性はどこから来るのか。「私は北九州空港へ行きたいのであって福岡ではない。確かスターフライヤー(SFJ)も飛んでいたと思ったのでそちらへの振り替えは出来ないのか」と聞くと提携を結んでいないからダメなのだと言う。鐘と太鼓でオープンした北九州空港のこれが実情である。2社しか飛んでいないそのお互いに互換性がなくてなぜ就航を許可するのかね国交省。かくも飛ぶ前に地上から崩壊しているJALだがカウンター嬢は立派だった。遥か離れたSFJのカウンターまで走り1席を確保してくれたのだ。振り替えではなく一度払い戻してまた買うという形で私はなんとか10分遅れの便に乗ることができた。しかしこれはいかなる国のホテルでも空港でも理不尽なことは絶対に譲らないという私の因業な根性が勝ち得たものであってJALに乗れなかった殆どの客は福岡に降ろされたはずだ。先日は機長の遅刻で欠航となり神戸空港の準備の手薄さがバレたがほぼ同時に開港した北九州空港も機材繰りがつかないほどバカにされているのかな。SFJは機材もサービスも秀逸だった
問題は新規航空会社スターフライヤーの売りが、北九州を深夜に出発する便や羽田を早朝に出発する便だったはずなのに、該当便の搭乗率が特に悪いことである。JAL、SFJが北九州や山口地域に対しいかにPR活動を行うかである。開港一ヶ月を迎え、真剣に総括してみる必要性を感じる。

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