シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

ビオマルシェのおじさん

2009-11-26 | カラダとこころ
ラスパイユのビオマルシェのお話つづき。

3年日本に帰る前、このビオマルシェに行きました。そこであるおじさんがビオのフラワーエッセンスや内蔵の名前が書いた液体(今思えばマザーチンクチャなのかも)売っていました。おじさんと話しているうちに私の話になって「これから手術するから日本に帰るの」と言いました。

するとおじさんは、「ホメオパシーは試したの?試してだめだったら手術をしたら・・」と言ったのでした。

「そうか、そういうものを試すの忘れていた」と私には今までうまく流れなかったものがす~っと流れた感じがしました。

その頃、検査に関わるお医者さんすべてが私にはハテナマークの人ばかり。

「簡単簡単。さっさと切っちゃったらいいんです。」て言うけど人間は機械じゃないよね、切ったり貼ったりすることってそんな手軽に考えていいものなの?

という疑問は泡の様にぷくぷく浮いてくるものの、病院に居たら私の考えはどうも可笑しいと思われるようだし、疑問の泡は浮上しまた底に沈むの繰り返し。

でもこのビオマルシェのおじさんが思い出させてくれたのです。私の違和感はOKだったんだって。

日本帰国後ホメオパシーを含め、自然療法をいろいろ調べました。そうこうするうちに「自分で病気を作ったなら自分で治さなあかんのちゃう?」という疑問が日に日に大きくなりました。

そして、怖くて怖くてぶるぶる震えながら「手術やめます」と電話しました。

3年経って私はこんなに元気。手術をしないと心不全になるって脅されたけど。。。怖かったなあ。でも明らかにあれから私の人生は大きく変わりました。

確かに血は薄いから階段はしんどいけど、でもそれは意味があって、私の体になんらかの都合がいいから血が薄いのです。それを無視して造血剤ガンガンいれるっていうのは、なんか変。

人間は機械じゃないから数値で決められないものだと思う。だって一人一人顔が違うしDNAが違うんだもん。体も心もすべてホリスティックに見てこそ、問題解決できるのだと思う。

そして大事なのは自分の体の感覚。数値よりも自分の感覚の方が大事なのは当たり前だけど、その感覚さえほとんどの人たちが鈍感になって分からなくなって、自分の体を数値にしてもらって安心したり不安になったりする。

私が何よりも嫌だったのは造血剤を毎日打ったり、ホルモン治療したときに「自分じゃない」て思ったこと。言葉ではうまくいえないけど「これって私じゃない」って思った。その感覚が一番つらかったかな。

今、そういった恐れから解放されたのもホメオパシーの考え方に出会ったから。そして、それに出会ったのはあのビオマルシェのおじさんのお陰。

さすがに今回はいなかったけど、こうやって一生に一度しか会わない人でも人生でとても大事なことを教えてくれる人がいるんだよね。

明日からシータヒーリングの直観解剖学アナトミーのクラスに仙台に行ってきます。2年前からず~っと受けたかったクラス。私も体の痛みや病ってほんとにつらかったから、少しでもそういう人のお役に立ちたい。

来年はアメリカで資格取ってこのコースも教えたいなと思っています。http://thetajapan.com/home/anatomy

私の内臓にどんな思考パターンが溜まっているのかしらん、楽しみでたまりません。帰ってくるころにはどれだけ内臓軽くなっているんだろう。。楽しみ楽しみ。

写真はノートルダム。

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