シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

ロシア

2009-01-31 | 外国語・文化
今日は「英語で歌おう♪」という会の日でした。

「何やってるのか?」ということはまた次回にして~今日面白かったのはやってきてくれたロシア人。

友達に誘われるがまま、何をするのかよく分からずに連れて来られた感じでしたが、ロシア人とゆっくり話す機会があまりない私達は質問攻めにしちゃいました。。レッスン後は質疑応答タイム。

「マルクスは読むの?」「トルストイやドストエフスキーはよく読むの?」「ソ連からロシアになってどう変わった?」etc・・知らない世界の話を知るのは面白い。

この彼、日本語がうまい・・な~んていう言葉では表せられないほど上手。30年くらい日本に住んでいるのかと思ったら、学生時代に日本に一年留学し、あとはちょこちょこ来ているだけだとか・・。今回はロシアで就職した日系の会社から1年間の予定で赴任しているみたいだけど「ロシアに居ても日本語の通訳しているから、日本語話している時間多いんですよ」と言ってたけど、でもねえそれでこのレベルまで?!

しかし、語学ができるだけでなく歴史の話をしていても「xxx大帝はxx年に生まれてxx年に死んだから、その時代って日本ではxxxで・・・・」と続くのですが、私が外国人に戦国時代のことを聞かれても織田信長がxx年に生まれてxx年で亡くなったから・・とは説明できませんね。

一応、大学時代、通らなかったけれど通訳ガイド試験の勉強はしたことがあるので日本のことを英語で説明する勉強はしたけど、こんな細かい年号までは本当にガイドにならない限り勉強しませんよ、私なら。

ほんとすごい。賢い人は賢いなあ。

私がアメリカに居た時代、冷戦は終わっていてもやっぱりロシア人にはあまり会う機会がなく、初めてロシア語を聞いたのは数年前パリでホームステイしたときでした。そこのマダムは2世でフランス人だけど、親と電話で話すときにはロシア語。聞いたことのない言葉の音を聞くのはいつも不思議な感じ・・それがロシア語の音との出会いかな。シュッとかTやRの発音が強かった様な覚えが・・

私がロシア文化とか民族ということを初めて意識したのは、シャーリーマックレーンの本がきっかけでした。ロシアの文化がいかに東洋とも西洋とも違う独特のものかが書かれてあったし、弟のアカデミー賞も取ったウオーレンベティー監督の映画「レッズ」はロシア革命を描いたものだけれど、これもウオーレンが過去世でそこに居たからこそ描けたんだ・・彼もロシアとは縁が深い・・みたいなことを読んで「へえええ」とびっくりし興味をそそられたのでした。

今、私の頭の中は「ロシア」という単語でデータベースを検索中。ロシアに留学していた日本人の友達居た居た。一人はアメリカで出会ったのだけど「なぜロシアに興味もったの?」と聞くと、小さい頃やってたコマーシャル「パルナス(だったっけ?お菓子の宣伝?)」を見るたびに、メルヘンの世界=ロシアに行きたい~と思ってたからだと言ってました。

もう一人はロシア留学中にフランス人と恋に落ち、日本に戻ってからは派遣でせっせとお金を稼いではパリに行ってました。彼とはロシア語で話すけど、結婚したらフランスに住むからフランス語も勉強しているのよと言ってた。あ~どうしているのかなあ?二人とも。

まあ、今日は私の知らない新しい世界を広げてくれたことに乾杯!です。私にとっては新世界。

そうそう、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」はロシア語に訳されて昔ロシアで大ヒットしたそう。そうか、ロシアに行けばこれを歌えばうけるのね♪
皆さんも機会があったらぜひお試しを。