シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

ご報告

2007-03-31 | Weblog
最後に診て貰ってから3ヶ月ほど経つので、一回どんな具合か行った方がいいかなと思い、昨日婦人科の検診を受けてきました。ちゃんと話を聞いてくれる先生を探していると、有り難いことに友達が情報を持って来てくれました。

今回の子宮筋腫が発覚してから、去年3軒病院に行きましたがどこも緊張を強いる診療だったので、昨日は体がそれを思い出すのか血圧あがってんちゃうかな?と思うほどナーバスになってました。

なので、看護師さんにきかれても、先生のお話のときも慌てて話すクセがついていて、何度も聞き返されたりしましたが、昨日の先生はすごくちゃんと話を聞いてくれました。私は20歳くらいから2年ほど前まで(おそらく筋腫が大きくなるまで)すごい生理痛がきつく一箱の薬が必要だったくらいでした。しかし、その頃検査をしても何も問題ないといわれ続けていたのですが、そんな話も今までの先生は明らかに「そんなんどうでもいい」という態度で、ただ現在の筋腫の状態と手術をするかどうかだけが関心事という感じで、いつも自分の中で診療が消化不良状態でした。

だから、私の話をちゃんと聞いてくれる昨日の先生には感動して涙がでそうでした。ああ、こんな先生がいるんだって。昨日の病院もすごく混んでいましたが、それとは関係ないんだって。

そして、筋腫は3ヶ月前の状態が続いている、つまり小さいままになっているし、子宮を圧迫して多量の出血をしているわけでもないし、これなら手術しないでいいねと言われました。

やった~やった~。もう、誰に言われても手術する気はないけれど、それがちゃんと証明されると尚嬉しい。

ちょうど、先週「あ、私もう体の中で子宮にフォーカスする時期は終わった」ってスト~ンときたのです。物理的な形がどうであれ、自分の中で100%OK状態になったのです。「もうやれることは全部やった」という完了感とでもいうのでしょうか。

だって、9月に発覚してから、すごいすごい恐怖とちゃんと向き合ってきた・・今まで怖いからってずっと放っておいた問題に。ちゃんと原因もさぐったし、そのトラウマもリリースし、それによって家族に対する愛が溢れんばかりにでてきたし、自分が抑えていた女性性というものにも色々なプロセスを経て「自然でいいんだよ」ていうところまで来れたし、男の人から受けたつらい・悲しい・恐れのエネルギーも解放したし、実際の治療も自分がいいと思ったことは全部やったし・・「やり遂げた感」がでてきたのです。これは、フランスに行ったことで「ああ、自分のやりたいこと全部した」とストンと来た感じや、大学受験の前に「私できることは全部した。」ていう感じと同じでした。

だから、現在の物理的な筋腫の状態がどうであれ、自分の内がこう思っているなら、外も絶対変わるだろう、大丈夫になるだろう・・という自信さえでてきたのでした。だって気体が液体になり固体になる変化するのです。以前の私の想い(気体)が体の中で筋腫(固体)を作ったのですから、今の想いも必ず固体に変化として表れるはずです。

昨日は血液検査をしてもらい、また後日結果をきいてもし必要なら鉄分の補給のしかたなどを教えてもらいます。でも、血液検査の注射の時に出た血液を見て「おう、元気な血になっとる」と思いました。約一ヶ月毎日増血剤を打っていたとき、注射の後に出てくる血は鮮血さらさらと言えば聞こえはいいけど、要は栄養の無い血だったのですが、今回は栄養もありそうな血でした。アカンべをしても、貧血のときはうす~い赤だったのが、今はしっかり赤いですから。

今回は嫌だ嫌だと言いながら打ったホルモン注射が功を奏して筋腫が小さくなり、「注射をやめたらリバンドして大きくなる」と脅されていたにも関わらず、内面から、あるいは自然療法のお陰でそのままの大きさでいたことになります。だから、先生は「注射がすごく効いたということは、『受けやすい』ということだから、食べる物とかには注意してください」とおっしゃいました。これは、有り難いアドバイスですし、十把一からげでなく私の個性というか、そういうのをちゃんと先生が言ってくれるってことにもまた感動しました。

そして、ロイアルゼリーやイソフラボンなど女性ホルモンを助長するようなサプリは摂らないようにとも注意を受けました。ホルモンバランスといのは、外からでなく自分の中でバランスを取るということが大事なのですよね。

自分を責めたり、大事にしなかったり、ないがしろにしたり・・ということで体のバランスが壊れ体の不調となって現れるわけですから、そういうことをしていると体から筋腫に限らずサインがでるでしょう。だから、「もう大丈夫。昔のようなことはしない」と思っているけど、新たに「絶対そんなことはしない」ってもう一度決心しました。

先日行った講演会(http://www.npo.co.jp/santi/events/event_index.html ガン治療を正す)で何人かの末期がんから手術も抗がん剤も使わずに自分を変え、生活環境を変え、元気になった方にお会いしました。勿論、薬も手術も自分が納得していたらOKでしょう。ただ、薬を使うにしろ、切除するにせよ、自分の体だから、何がこの不調和を生んだのか見つめることが一番大事なのだと思うし、そういう人たちが増えているってすごいことだなって思いました。

私もこの約半年、ほんとに怖かったけど、でもお陰で自分の中から大きな要らないお荷物を捨てることができ、そして自信がつきました。今はそんな機会を与えてくれた筋腫に対して感謝もしています。自分の体だから、天寿を全うするために大事な大事な体を愛していこうって思います。