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シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

やさい

2008-07-05 | カラダとこころ
昨日、生まれて初めてとうもろこしを生で食べました。

生で食べると美味しいと知り合いのブログで読んだので「是非食べてみたい~」と思っていたら、ちょうど夕方のスーパーで「今日の朝、収穫したとうもろこしを宅急便で送ってきたものですよ~」と売っていたのでつかさずゲット。

今日の朝、食べようと思ってたけど、寝る前にがまんできずに5粒くらい食べたらむちゃくちゃおいしかったので、一本そのまま食べてしまいました。洗いもせずヒゲも取らずあまりの美味しさにむしゃむしゃと気づいたら一本食べてた。

皆さんも是非トライを。むちゃくちゃ美味しいですよ。ただし、取ってから3日以内のものでないと味がどんどん落ちるらしい。

生の野菜を食べることが復活できたのかと少し嬉しかったのでした。

ここにもよく書いていますが、去年は自分の体なりエネルギーがどんどん変化していったので、食べたいものが自分の頭にも、外食のリストにもなく、「私は一体なにを食べたらいいの?」と困ってたときに出会った、生野菜と果物を中心としたナチュラルハイジーンというダイエットつまり食事療法。(療法っていうほどたいそうなものでもないけれど、英語のダイエットと言う言葉は日本語では痩せるための食事や運動と間違えて使われているから一応療法にしておきます)そして、食生活が一変したら体もますます変わって面白い体験をい~っぱいするようになりました。

とにかく化学的なもの、特に匂いがだめ。

自然なものばかり食べていると、自然なものかどうかのセンサーになるので、市販のシャンプーの人工的な香りをぷんぷんさせている女の人の横に行くと「げえええ」て思うくらい。一般に売られているシャンプーが体にどれだけ悪いかというのは頭では知っていたけれど、ここまでひどいものだったのかと体感しました。

しかし、この何ヶ月かは自分で食べたいものを選ぶ状況でもなかったし、だからと言って必ず飲んでいた手作り野菜ジュースで補給しようと思っても作って飲む気がしない。完全に野菜不足だと分かっていながらも今までのように野菜に手が伸びないのです。

なんだか野菜のパワーに圧倒される感じ。野菜を食べたらいいんだろうな・・と思いつつ、野菜に対して「あんたらしんどいわ」て言う感じ。

そこで分かったこと一つ。
コンビニ弁当ばっかり飽きもせずに食べている人、スナック菓子ばっかり食べている人・・そういったものは、エネルギー的にいうとほとんどゼロ。でも、彼らは生の野菜や果物のようなエネルギーを持ったものを欲することがない、つまり食べられないのだなと。

要は生の野菜果物を食べるには自分もある程度のエネルギーが必要なわけです。そのエネルギーすらないのだなと。

実は生野菜や果物をたくさん食べられる、欲するのは、健康ってことなんだなって分かりました。

まあ、私はしばらくは生のとうもろこしをガンガン食べるでしょう。エネルギーをとうもろこしからいただきます。

2008-02-24 | カラダとこころ
最近、面白いことがあります。

「夢」が色々なことを教えてくれます。

今まで「あ、夢みた」と思って夢辞典を開けるのは「ときどき」でした。でも、夢からのメッセージを意識しだすと、起きた瞬間に「あれ?どんな夢みたっけ?」と考えるわけです。そうすると普段なら忘れ去っていただろう夢を思いだすことができるのです。

私にとって今は人生の大きな転換期で、初めてのことにトライするわけですから、いろんな不安や恐れが浮上してきます。いいなと思う物件は予算より高いのでどうしても二の足を踏むのですが、それが冷静な判断なのか、単に恐れからきているのか・・頭の中はいつも数字でぐるぐる。街を歩けば数え切れないほどあるお店があり、その前を通る度どんな業種であれ開いているというだけで「尊敬します」と拝みたくなります。

神様や愛の話だけして生きていけばどんなに楽だろう・・て思うけど、でも三次元で生きているってことはしっかり地に足つけて、目に見える世界で生きていくってことだしなあ。

自分で「なんでこんなにビビリのくせにチャレンジだけはしたがるのか?」不思議でなりません。昨日会った友達には、「でも、人間関係だったらもうそんなに恐れや問題でてこないんちゃう?」と言われ、「うん、確かに」と。

勿論、色々あります。泣くこともあるし、怒りがでてくることもあるし・・でも、「全て起こることは深いところで自分で選んでいること」とゆるぎのないものがあるから、何が起こっても自分の心の中を見ていけば起こった意味が分かるから、昔ほど苦しくないのです。

そんな感じで数字で頭がぐるぐるしていると、一昨日はこんな夢を見ました。

それは、アラブかイスラエルかどこか分からないけれど中東を旅しています。ペルーツアーの仲間も何人かいます。夢の中で「あああ、未知の世界だ」と感じています。初めて体験する世界。

目が覚めて「旅行」を調べると・・
人生とは旅です。旅には目的があります。目的は目的地かもしれないし自分が獲得したい状態かもしれない。あなたの旅の目的は何ですか?旅には思いがけないことが起こるでしょうが、目的がはっきりしていたらそれがあなたを助けてくれるでしょう。そして、目的を達せられたらあなたは別次元の家へ帰ります。(「夢のメッセージ」坂内慶子著、PHP)

寝ぼけ眼に入ってきた「あなたの旅の目的は何ですか?」という文にどきっとしました。

つまり、人生の目的・・・

私にとって人生の目的は「魂の成長」。目的地は無条件の愛。そこへ行くには、今持っている恐れを手放す必要があるのです。だって無条件の愛という場所には恐れというものがないから。

数字ばっかり見て頭がぐるぐるしているとその目的を忘れてしまいます。なんのために新しいことにチャレンジするのか。全ては魂の成長のため。学校の時間割のように「次の授業はビジネスです」というだけのこと。

そして、未知の国イスラエル。
今から私が旅する、チャレンジすることは自分にとって全く初めてのこと。だから、未知の国イスラエルに行くのだ・・と納得したのでした。ペルーがでてきたのは、きっとペルーも行くまでは未知の国だったし、今まで知っている北アメリカ、アジア、ヨーロッパとは全く違ったところだったからでしょう。確かに、北アメリカ、アジア、ヨーロッパはその中に行ったことのない国はあるけれど、もう想像つくかな・・て思うので、それよりは自分の想像つかないところを旅したいって思います。

人生の旅と本当の旅行が「未知の世界」としてパラレルになっているところが面白いですね。それに気づかせてくれたのは夢です。昨日も今日の夢も面白いメッセージがありました。

起きた瞬間に「何の夢見たかな?」と意識してみてください。面白いですよ。

今日も夢を楽しみに寝ようっと。


からだ

2007-12-17 | カラダとこころ
最近、自分が変わってきたので歌いたい曲がない・・と書きましたが、それと全く同じなのが食事。この一年でものすごくエネルギーが変化した私には、自分の食べたいものがイメージできない。これでもない、あれでもない・・ていうのは分かるのだけれど、じゃあ何が食べたいかっていうと困ってしまう。自分の作るレパートリーの中にないし、外食でも見当たらない。

何を食べたらいいんだろう?と最近は本当に困っていて、興味のある食事療法の本を読んだりDVDを取り寄せてちょっと研究してました。

その中にエドガーケーシーがリーディングした食事療法を教えている先生のDVDもありました。でもそのDVDの中で食事についてより私が興味をもったのがこの部分。

「私(その先生)は子供の時から体が弱くて食事にも気をつかってきた。そして、今はそれを学んで教えている立場にある。それが自分の魂の目的。でも、人間は一人ずつ違うからだを持っている。その体というのは自分の魂の目的に合うからだを選んでいるはず。例えばビジネスで何かを表現することを魂の目的で選んでいる人は、洋の東西を問わず食事でビジネスの話をすることが多いわけだから、普通の人よりアルコールや肉に強いからだを持って生まれる。」と。

な~るほどねえ。これを知ってす~っとしました。

私は日本人なんですが、和食がそんなに好きではないのです。お鮨や天ぷらやハレの日の和食は大好きですが、普段の和食は・・・。特に高野豆腐やおひたしなどの噛んだらジュッと汁が出る調理法は嫌い。親は毎日お味噌汁を飲む日本人ですが、私は自分で味噌汁を作ったことなどほとんどない。野菜スープは大好きで作りますが。味噌を体内に入れると「うえええ、塩分入れた~」という感覚なんです。

でも日本では日本人のDNAを持っているわけだから、日本食が一番からだにいい!とよく言われますよね。私は「人それぞれ違うんちゃうの?」と思いながらもがんばって和食作った方がいいと思い込んでいた時期がありました。でも、それこそ自分じゃない人になろうとしていたのかもしれない。

外見も親はしっかり日本人なのに私はよく外人みたいって言われるし、洋服も靴も外国のサイズの方がしっくりくるのです。これはどういうことなのかなとずっと思ってきたことですが、この「魂の目的に沿ったからだを選ぶという」考えを聞いたときにす~っとしました。

どう考えても今までもそうだし、これからも海外によく行くだろうし、世界中をうろうろしながら表現、創造するのが私の魂の仕事だろうし、だからこういう食べ物の嗜好なんだと理解できたわけです。

そして今少しずつ実践している食事は、野菜が主食。これって世界中どこに行ってもOKなのでとても嬉しい。

ほんと人ってそれぞれが違うのだから、皆に当てはまるものなんて有り得ないこと。無理に自分を合わせようとすると自分以外の者になっちゃいますからね。できるだけ100%自分でいられる物を食べることが大切なんでしょうね。

ケーシーグッズを扱っているお店はこちら。私のお気に入りです。
https://www.caycegoods.com/

要デトックス時代

2007-04-19 | カラダとこころ
体がお酒を欲しがらなくなったことを前回書きましたが、体が変わってくると面白いことが山のようにあります。まずは化学薬品まみれの物、明らかに体に害を与えるものを使うことができなくなりました。

例えば歯磨き粉ですが、ホメオパシーを摂るとミントを取った後はレメディを摂ってはいけないので、歯磨き粉にミントがないものを・・とレメディーを摂る前だけホメオパシーの「全て天然成分の歯磨き粉」を使い出したのですが、一旦これを使うと今まで使っていた市販の歯磨き粉があまりに変な感じがして全く使えなくなりました。1000円くらいするのですが、高くてももう前の変な歯磨きはイヤ!と体が拒否します。ちなみに歯磨き剤の主剤はラウリル硫酸ナトリウムで市販のには2~4%含まれ、これを入れると口の中は40000PPM濃度。水道水の汚染基準が0.2PPMなので、その80万倍とういことですね。(0.45PPMでヒアユの50%が30分以内に死んでしまったという実験結果もあり)

今回日本に帰って婦人科系の問題を探っていくと必ず出てくるのが、経皮毒(日用品に含まれる化学物質が皮膚から進入し体に有害な作用を起こすこと)。タンポンでの死亡例がある話は前にも書きましたが、知れば知るほど自分が今まで無知だった為にどんどん毒を体に入れていたことに気づきます。シャンプー、リンス、入浴剤、ボディーソープ、化粧品、洗濯洗剤、柔軟剤、生理用品、・・特に女性はこういったものを男性より使うせいで化学物質に曝させる機会が多く、その多くが生殖器に蓄積されるおそれがあります。

赤十字のランダムに選択したへその緒検査でも、287種のケミカルを検出。うち180種は発がん性物質、217種は脳や神経系統を犯すもの、208種は動物に奇形をもたらすものであったとしています。勿論、自分自身の体に問題はでてくるでしょうが、もっとかわいそうなのは生まれる前から環境汚染されている子供です。帝王切開した人の羊水がシャンプーの臭いがした話もききました。

そして、アルミニウム(アルミ鍋、ホイル、胃腸薬から)、カドミウム(喫煙、排気ガス)、鉛(ガソリン、ヘアダイ)、水銀(魚介類、化粧品、歯のつめもの)、ヒ素(殺虫剤)、ニッケル(喫煙)など有害重金属の害。

エステとかマッサージ屋さんにある、足をつけたらこれらの重金属が出るフットバスやったことありますか?よく足の裏につけて一晩たったら真っ黒になるシートのようなものですが、すごい汚い水になるんですよ。そして、色によってこれが何の重金属が出ているのかが分かるのですが、私の場合、今飲んでいる毒だしサプリを飲み始めて2週間目だったためか、色はそんなに出なかったのですが気づいたらぷくぷく泡だらけ。

「なんじゃこりゃ?」とそのサロンの解説書を読むと「泡はホルモンバランス、リンパの問題」とあり、「ひえええ、ぴったり」と驚きましたよ。だってその頃ホルモン注射を打っていて、体がむちゃくちゃだった時期でしたから。

しかし、例えば昔は水銀を工場から垂れ流して、その結果病気がはっきりとした形として出たわけです。なので、それを避ける為に今は分からないように空気中に撒いているからタチが悪いです。特にこの中国から黄砂が来る季節というのは、黄砂と共に中国の工場からの排気が日本にやってくるから結構体調を崩している人が多いのもそれが一因かもしれません。

農薬などには関心を持つ人は多いでしょうが、シャンプーなどに注意を向ける人はまだまだ少ないですよね。私も最近までシャンプーも安い大量生産で、サラサラになるもの・・という価値判断で買っていましたもん。

でも、知識を得るとCMを見ていてもおかしいな~と思うことが多々あります。「7日間でパーマやヘアダイでぼろぼろになった髪を修復するってどういうこと?何使っているの?」「花粉がつかない洗剤です・・て、何を使ってそうなるんですか?」とCM見ながら突っ込みいれています。

今の日本で農薬なし、化学調味料なし、保存料なし・・で生きていくことは不可能です。でも、知識があれば生活用品の肌からの害から自分を少しでも守ることはできます。そして、大事なのはデトックス。私は毒だしサプリを摂っていますが、この効果を次回機会があればまたフットバスで試すのを楽しみにしています。友達はヘドロのように真っ黒だったのが、綺麗な水になっていたらしいし、何しろイラク戦争で被爆した人の劣化ウランも排出したくらいなので、期待に応えてくれるでしょう。

大変な時代ではありますが、お上にお任せしていたって守ってくれない時代です。経皮毒があまりマスコミで取り上げられないのは、スポンサーの問題もあるでしょうね。生活用品ですから。自分で知識を増やし、そして変なものを寄せ付けない体の感覚を大事にしたいもんです。



やっと心穏やかに・・

2007-01-10 | カラダとこころ
なんとか「このステージクリヤーしたかな?」と思えるようになりました。というのも、実は新月の日に手術をやめることを決めたものの、ものすごい不安で不安でしかたない日々を送っていました。ついに、唇にヘルペスまでできるし、それが終わったら腰痛まで出てきてしまいました。

最近手元においている「こころを癒すと、カラダが癒される」チャックスペザーノ、ジェニーティスハースト著(VOICE出版)によると、「口唇ヘルペスは他の人たちから受けていると感じる感情的な冷淡さに対する文句。なんらかのレベルで引っ込んでいようとするネガティブさ。」とありました。う~ん、この本いつもながらすごい。

手術をしないと決めてから、回りの人たちにも、近くにいる人も遠くにいる人にも大きくサポートしてもらいました。「勇気が要ったでしょう。よく決めたね」って。本当に嬉しかったし、感謝しているのですが、きっと私の不安はあまりにも大きく「世界中の人が大丈夫って言ってくれるくらいじゃないといやだ。もっともっと・・」と求めていたのがヘルペスですかね。バンジージャンプで飛んだはいいけど、ブランブランと崖から命綱だけでぶらさがっていた状態が続いていました。

まずは、お医者さん。これから検査はちょくちょくしていこうとは思いますが、今まで通っていたお医者さんは手術をすること前提だったので、ここで手術をしないことになるともう行けないわけです。ホルモン治療の注射を3本も打ったのになんでここでやめるわけ~というのは、おそらく多くのお医者さんに言われることだと思うと、しゅ~ん・・となってしまいました。そして、このホルモン治療の注射は手術まで月1ペースで打っていたのですが、一般的にはこれをやめると筋腫がリバウンドして大きくなると言われています。

敏感な私は痛いわけではないのですが、「あ、止まっていた卵巣が動き出した」とかなんとなく分かるので、そうすると女性ホルモンが増える・・筋腫が大きくなる・・どうしよ~とまた不安になっていました。でも、実際もし大きくなって「やっぱり手術します」と言う結論になったとしても、するのは私、痛いのも私でお医者さんは関係ないし、検査だけしてもらうのなら別に理解してもらわなくても私の話をちゃんと聞いてくれる婦人科の先生くらい日本中探したら居るだろう・・なんて頭では分かっているんですけどね、びくびくしていたわけです。権威に弱い自分をまざまざと見せつけられました。

前回ココロとカラダのことをブログで書きコメントいただいて読んだり書いたりしていた日に通っているカイロプラティックの先生に言われました。そこでも筋反射テストで(キネシの1番OFF)メンタルストレスが出てきたので「どないしたん?」ときかれ、「たぶん、手術やめたことはいい決断だったと思うんですけど、怖いんですよ、まだ」と答えました。そこで、先生がお話してくれました。私はそこで勧められた可視光線というのを当てているのですが、「今のカラダっていうのは、過去の結果。今までの生活のリズムや食事や、考え方や色んなことが生んだわけで、筋腫を切ったとしても同じ生活、考え方をしていたらまたどっかに不調がやってくる。今までのよくなかったっていうことを改めて可視光線当ててたら大丈夫」と言われたのですが、この話私にはず~んと胸に響きました。

私はインスタント食品やコンビニ弁当なんかは嫌いだし、変なものを食べているとは思わないのですが、社会人になってからほとんどが夕方、夜の仕事だったため完璧な夜型人間なのです。そのせいで食事のリズムも確かに変。しかし、午前三時就寝生活よりは、太陽と一緒に活動するリズムになりたいなあと思うこの頃だったのでした。

食べ物も筋腫の治療を考えたときに何かした方がいいかな~とも思ったのですが、以前マクロビオティックのクラスを受講していたことを思い出しました。講義を聴いていると「そうだ。そうだ。ほんとだ。」と納得することばかりなのに、実習が終わって帰り道すがら私は狼のような目でケーキ屋を探しているのです。学校の側だと誰かに見つかったら怒られそうなんで、家の近くまで戻ってきて毎回ものすごい甘いものを食べていました。

マクロビオティックでは、お砂糖がよくない、お肉がよくない、そしてそのコンビネーションが非常によくないとしていて、説明を聞いていたら100%同意しています。しかし、駄目だ駄目だと言われたら何故か食べたくなる心理。普段はあっさり目のケーキを食べているのに、毎クラス後は生クリームたっぷりのお菓子を頬張っていました。これは、自分にとってよくないとクラスも途中で止めてしまったのですが、それを思い出したのであまり制限するのはやめようと思っていたわけです。

もう一つは玄米を食べている人と白米を食べている人の罹病率を調べると玄米を食べている人の方が高いというデータがあるそうで、これは体に良い悪いというのに神経質になるよりは、何も気にしない方がいいのかも・・ということになります。

そういったことを色々思い出し、無理のないように少しだけ生活を変えていこうと思いました。少しずつでいいから今より早く寝ること。(可視光線を当てだして不眠症が治ったので寝つきが最近は大変いい。) 冷えを改善するために毎日根菜を食べること。白いものをなるべく黒いものに変えること。白砂糖より黒砂糖、白い食パンより穀物パン。でも貧血があるため玄米は例外。そして、一番大事なことは「私の体は素晴らしいから、必要なものだけ受け取って、自分に必要ではないものは外にでるのだ」と決めること。

たったこれだけですが、生活態度も変わりました。今までだったら美味しいレストランに行く前はおなかぺこぺこにしなくっちゃと2時間くらい前におなかがぐるぐる鳴っても我慢していましたが、今は食べたかったら食べる。レストランであまり食べれなくても悔しくないのです。

自然治療はこれからも続けていきますが、もっと自分でできることが色々あるんではないかということに気づいたことによって、本当に「自分の体を創ろう」という意思が大きくなってきました。今、自分の体、細胞の一つ一つを愛しく思うし、それに根ざしたものだから、今までの「これ体にいいらしい」と他人から聞いたものをやってみても続かなかったものとは明らかに違うような気がします。

そして、この「自分の体を愛おしく思う」ようになり、「自分の体を創る」ことを始めたら、この前まであった不安がすっかりなくなりました。何かストンと腹に来た、腑に落ちるというのでしょうか、「もう怖くない」状態になりました。バンジージャンプで飛んで、命綱でぶらさがっていたのが、崖のところまで這い上がれた感じです。今ならどんなお医者さんの前でも自分の考えを述べられそうです。そして、「注射やめたらリバウンドするぞ」という洗脳も解けてきました。そういう統計があったとしても私が100%そうなるとは限らないのです。

この筋腫、無くなったら無くなったで嬉しい。でも、今くらい自分の体を私が愛おしく思っていたら、無くならなくても以前のように大きくなって子宮を圧迫して貧血問題を起こすことはないんじゃないかなと思うようになりました。なぜなら、筋腫が大きくても何も症状が無ければ問題ないわけで、もしこの筋腫が発見されても大きくても問題なければ、危機感が無かっただろうし、私はここまでいろいろな事に気づけなかったはずです。私に「自分を愛する」という大事なことを気づかせてくれるために、症状を出したんじゃないかしら。それなら、私が自分をないがしろにせず、大事に思って生きている限り大丈夫なはずです。

という境地になって、心穏やかになりました。いまさらですが、バンジージャンプで飛んだときにサポートをしてくれたたくさんの人たちに感謝しています。みなさんのおかげです。そして、長くなってしまったのに読んでくださったあなたにも感謝です。

「悪」ですか?

2007-01-07 | カラダとこころ
筋腫が発見されてからのことです。私は自分の体にとって良いと思われるものを取り入れているので、一緒にやっている人から「(体にいいことやっているのに)なんでそんなん、なったんだろうね?」とか「効かなかったってことかな?」と言われる度に違和感を感じていました。体にでてくる症状というのは「悪」なんだろうか・・と。

私は症状というのは、長年の心と体のクセ、偏りが表面化したもので、それに気づく必要があるベストなタイミングで出てくるものなので、本当は有り難いものではないかと思うのです。何をやっていても出てくる必要があるときは出てくると。私の場合、お医者さんが筋腫を見つけ、手術やどうやこうや・・と言っている時、ショックでおろおろしている自分と「来るべきときがついに来たな」という自分が居ました。なぜかと言うと私は自分でも不思議だったのですが、子供がこれだけ好きなのに、子供を生み育てることに対しての大きな大きな恐れがあったからです。でも、自分のしたいことが色々あるし、まあいいかと過ごしてきましたが、フランスに行き「ああ、自分のしたいことは全部した。次は誰かと創る生活がしたい」と初めて私にとっての家庭を持つ真の適齢期が来たのでした。

そうなると、私の子供を生み育てる恐怖が邪魔をして進めないわけです。だから、このベストなタイミングで筋腫が発見され、もっと女性ということ、何を怖がっているのかに向きあいなさいというメッセージが送られてきたのだと思うのです。フランスに行く前にも検査をしていますが、その時は市のがん検診だけでエコーの検査がなかったので、筋腫のことは何も言われませんでした。その時点で筋腫はあったのは明らかですが、もしその時点でお医者さんに言われていたらフランスに行くことはできなかったでしょう。ちゃんと自分のやりたいことをやりとげて、次のステージに行くことになり、そのステージに上がるには今もっている恐れを手放しなさいよというメッセージに他ならないと思っています。

ただ、この恐れは何十年も奥深くしまっておいた恐れなので本当に怖かった。でも、何ヶ月も子宮や卵巣や妊娠やなんやかんやとずっと共に居たことにより(それまではいい大人になっても話を聞くだけでも怖かった)、恐れが少なくなり、そしてその恐れの元となったトラウマも分かって解放できたから今は子供を生み育てる恐れがすっかりなくなりました。

しかし、本当に人生ってよくできているって感心します。歌を歌えることになって表現するという恐れがなくなり一回り大きくなった私は、次のもっと深い恐れを直面できるくらい強くなったということでしょう。自分の目の前の問題は、自分に解決できる問題しか来ませんからね。何段も上の階段ではなく、一段だけ高い階段ですから。

筋腫が発見されてこの何ヶ月か、本当にたくさんのことを学んだし、ほんとに成長させてもらいました。病気は大きな、たくさんの気づきをもたらしてくれます。人間は生まれたときは本来の輝く自分であっても、大人になるにつれ要らないものをたくさん身にまとっていきます。本来の輝く自分を取り戻すというのは、要らない玉ねぎの皮をむいていく作業でしょう。一枚剥けたらまた一枚・・でも、今回は5枚くらい剥けました。すごろくで言うと一気に5つくらい進めたことになります。これを「悪」とするには、あまりにも失礼な話ではないかと私は思うんです。だから、出てきてくれた筋腫には「ありがとうございます」です。