52 Crescent Street

東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

台湾的変身写真 撮影日(2)

2007年09月17日 | 散歩・旅のこと
さて、午後からは撮影開始。
メイクアップ担当とカメラマンとカメラマンのアシスタントの
3人がチームを組んで、撮影に当たってくれます。

↓(これ)がわたしたちのチームです♪


ドレスごとに、メイクを変え、ヘアスタイルを変え、アクセサリーを変え
けっこう大変な作業です。

髪が短めのわたしのために、エクステンションをつけて長くしてくれています。



おまけで貸してくれた中国の婚礼衣装(↓)。
赤い衣装にプラスで、頭にものすごく派手な冠をのせます。
平日でしたが、他の撮影チームもいて、後ろで撮影の順番を待っています。



ブルーのセクシー系ドレスには、頭に大きなお花をつけてくれました。



撮影中は、さまざまなポーズをとらされるのですが
これがまたけっこう恥ずかしいベタベタなポーズ。

  見詰め合って~、肩を抱いて引き寄せて~
  あごをもっと引いて~

などなど、カメラマンから指示が出て、わたしたちがうまくできないと
アシスタントが登場し、こんなふうにするんだ!と実演して見せてくれます。

台湾の人ってこういうことを恥ずかしがるどころか
なりきってできるっていうのが、同じアジアンとしては不思議で仕方ない。
恥ずかしがりは、日本人固有の特徴なのかな。

全部の撮影が終了したのは、夕方6時くらい。
この後100枚以上の写真の中から、アルバム作成用に
自分たちが好きな写真を20枚選び出しました。
アルバムとフォト・フレームも3種類あって
好きなのを選ばせてもらいました。

小さなスーツケースに入ったアルバムが
日本に送られてきたのは、約1ヵ月後のことです。

マリアージュフレール

2007年09月15日 | 食べ物のこと
ドイツの本社から出張していたヤーナが帰国するにあたり
みんなで送別会をすることになりました。
わたしだけ早めに終わってしまったので、待っている間は
オフィス近所のマリアージュフレール銀座本店
お茶を飲みながら、読書をすることに。




パリに本店を構えるフランス発の紅茶専門店です。
ここの紅茶はものすごく種類が多く、香りがついているものも
あるので、苦手な人もいるかと思います。わたしは、普段は
コーヒー派なのですが、ここの紅茶は大好きで、お気に入りの
茶葉を常備しています。このお店の茶葉を入れる缶がとても好き。
季節限定の茶葉などの場合、特別な缶に入れてくれるので
ついつい無駄買いしそう。気をつけないと危ないです。




お店のメニューは、裏も表もお茶の名前がびっしり。
お茶の種類は、実に450種以上もあるとか。
メニューだけでは選べないので、紅茶の本なるものも
メニューといっしょについてきます。この説明を読んで
何にするかを決めることができます。とはいえ、
その説明でさえ、どこから取り掛かればいいか迷ってしまう。
あまりじっくり選んでいる時間もなかったので、結局いつもどおり
「マルコポーロ」にすることに。お茶請けにマカロンを頼もうと
おもったのですが、売切れてしまったということなので
お茶だけでがまん。



シルバーの大きなポットに、3-4杯(or more)の紅茶が入ってきます。
カップにもお店のマークが。おいしいお茶のおかげで読書も進みました♪

三国志(2)(3) (北方謙三)

2007年09月14日 | 本のこと
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だんだんはまってきました。

今のところ物語は、曹操、劉備、呂布、孫策などの
武将を中心に進んでいます。彼らの動向だけでなく
心の機微にそれぞれの性格が反映されています。
2巻ー3巻あたりでよく取り上げられるのは、曹操です。
この曹操ですが、なんでそこでその失敗するのってぐらい、
ときとして隙だらけになってしまう大将です。
普段は頭が切れるし、勇猛なのに罠でしょ、それって、
と思うようなところに突っ込んで死に損なうこと数回。

3巻に入ってからは、無条件降伏した敵から贈られた
人質の女に溺れているところを、これまた襲われ
大事な部下と息子が戦死するはめに・・・

水滸伝を読んでからの三国志では、三国志の武将たちの
戦振りがあまりに甘く悠長な感じがするのですが
これって、時代によるギャップなのでしょうか。
歴史的には、戦い方も武器の進化とともに大きく
変わっているんですよね。

今はまだそんなに大きく取り上げられてはいませんが
一番の注目は、孫策。まだうら若い彼が、今後どのような
器の大将に育つのか大いに楽しみです。

台湾的変身写真 撮影日(1)

2007年09月12日 | 散歩・旅のこと
撮影当日は、朝から忙しい。
まず、9時ごろには家を出て、写真館へ。
すぐにドレス選びが始まります。

5階建ての建物は、1階が Prospects の受付。
2-3階が女性用ドレスと試着室、4回が男性用、
そして5回が撮影所となっています。

ドレスは、色ごとにセクションが決まっているので、
まずは好きな色のドレスだけ見て回ります。

いくつかピック・アップしたら試着室へ。

わたしの場合、服を買いに行くときもそうですが、
ひとつを選び出すのにあまり時間をかけない方。
このときも、色はオフホワイト、レッド、ブルーと決めていて
形はウエストが絞れていて、すそが広がったドレスを
思い描いていたので、その希望をスタッフに伝えました。

オフホワイトとレッドのドレスは、1発目でヒット。
ブルー系については、ひとつはセクシー系にしてほしいと
だんなさんが言うので、背中が大きく開いていて、体にぴったり
張り付くようなドレスを選びました。

この間、だんなさんも数少ない選択肢の中から
タキシードと、それ以外のスーツを選び、
衣装選びが終わったのは、約1時間後くらい。
あまりの素早さに台湾人スタップもびっくり。
普通は、皆さん、もっと時間をかけるそうです。
そういえば、友達が結婚の記念撮影したときは、
数日にわたってドレス選びしていたっけ。

撮影が始まる前に、お昼ごはんを食べることになり、
写真館の真ん前のカフェへ。

定食を頼んだら、すごいボリューム。
ドレスが入るかな・・・心配しながらも
もちろん全部平らげました。


忘れもしない

2007年09月11日 | 徒然のこと
6年前の今日という日。

いつものごとく7時半には、地下鉄Wラインに乗って職場へ。
Wラインは、マンハッタン内では地下を走っていますが
アストリア地区では地上を走ります。ミッドタウンのオフィスへと
向かう電車が、イースト・リバーに差し掛かると、さえぎるものが
まったくない河の向こうに、マンハッタンの東側が一望できます。
クイーンズボロ・ブリッジからみるダウンタウンのビル群には
いつも圧巻されるのですが、この日は見事な秋晴れの空の方が印象的でした。
雲ひとつない秋晴れで、空の色も吸い込まれるように青く、こんな青い空は
見たことがないというくらい、気持ちのよい朝だったことを覚えています。

まさかこの約1時間後に、この青空をバックに、飛行機が2機、
WTCに突っ込んでいくなど、予想もせず。

まるで難民行列のように、うなだれて、肩を落として、ゆっくりゆっくり
歩いていく人々の群れに紛れ、わたしも1人ミッドタウンから帰途につきました。
初めて徒歩でクイーンズボロ・ブリッジを渡り、アストリアの家にたどり着いた
ときには、いまだ何が起こっているのかよくわからない状態のまま。

その日はルームメイトと、たまたま前日から遊びに来ていたルームメイトの友達と
テレビの前に釘付けに。その日の夜か、次の日の夜か忘れてしまいましたが、
NYCでは稀な地震が起こり、また新たなテロが起きたのかと
眠れぬ夜を過ごしたことが忘れられません。

あれから6年、あの日のような青空は、いまだ見ることができません。
あんなきれいな空から、あんなに不吉なことが起こるなんて。

テロはもちろんのこと、片側の大儀だけで引き起こされる戦争も
すべてなくなってしまえばいいのに。

キリムのある素敵な暮らし

2007年09月11日 | 本のこと
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わたしの目標は、毎年1枚ずつキリムを買い足していくこと。
敷物として以外の使用法や、家具との組み合わせ、色味など
ヒントにしているのが、この本です。

キリムを最大限生かすための家作りなど、おしゃれで暖かい部屋が
いっぱい。眺めるだけでも、楽しい1冊です。

マンゴーツリー東京にて

2007年09月10日 | 食べ物のこと
先日、アメリカ時代のお友達で集まりました。
全員が集まるのは、なんと3年ぶりです。
今回集まったのは、現在青森在住のKちゃんが
通訳ガイド試験を受けに上京することになったから。
国家資格の通訳ガイドは、相当難しい試験ですが
数年かけてでもやってみるというKちゃん。すばらしい。

さてさて、わたしたちが集まったのは、メンバーのうちの1人が
素早い対応で予約してくれた丸ビル35階マンゴーツリー東京

35階のからの夜景は、はじめはため息ものでしたが、
席について飲み物を頼んだら、あとはもう近況報告に大忙し。
食事は予約の際にコースを頼んでおいてくれたのですが、これが大正解。
でないと、食べ物決めるまで話し始められないし
話始めちゃうと食べ物が決められないしで迷惑だもんね。

コースはデザートまで含んで全5品(写真は3品のみですが・・・)。


トムヤムクンスープ


お魚と野菜


鶏肉とガーリックライス

コースを楽しみ、おいしいワインを飲みながら、話題は近況報告から
未来について移っていきました。来年9月にMBA留学をすることに決めた
美人社長のYちゃん、駐妻として海外に住む可能性が濃厚なNちゃん。
10月に新婚旅行に出発予定のNKちゃん。来年1月に結婚予定のMちゃん。
ちょっとチャレンジングなプロジェクトに取り組んでいるらしいMNちゃん。

予定は立っていないけど、雑貨屋を経営したいとか
キャリアをもっと充実させたいなど、夢を持って
実際にがんばっている人たちばかり。
さすが、留学経験者たちは、バイタリティーがある。
刺激的なのはタイ料理だけではありませんでした!

台湾的変身写真

2007年09月09日 | 散歩・旅のこと
過去の旅を振り返る。台湾編です。

台湾旅行の目的のひとつは、「変身写真」を撮ること。
台湾の若い女の子たちは、一番きれいな自分を残すために
1人で「変身写真」を撮りにいきます。
最近は、ヌードもあり、だそう。

結婚の際には、これまたロマンチックなアルバムを編集し、
招待状には名刺大の2人の写真を入れたり、披露宴会場では
大きく引き伸ばした2人の写真を披露宴会場の入り口に
大々的に飾ったり。

新居を訪ねたときには、必ずアルバムを見せられますし、
最近ではDVDにもなっているので、DVDを見せられたりもします。

実はあんまり写真に撮られるのが好きではないわたし。
「変身写真」を撮るなんて、考えてもいなかったんですが、
今回だんなさんの初・台湾旅行を記念して、何か特別なことを
しようと、2人で「変身写真」を撮ることにしました。

コースがいくつかあって、予算や好みで選べるんですが
わたしたちは、20枚のアルバムにしました。
20枚の写真はCDにもなり、そのうちの1枚を引き伸ばして
フォト・フレームに入れてくれるというコースです。
ドレスは3種類。メイクとヘア込で、台湾元15,000くらい。
日本円だと、5~6万円くらいかな。

メイキングはどんな感じだったのか、追ってレポートします 

三国志(1) (北方謙三)

2007年09月07日 | 本のこと
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楊家将も読み終わっちゃったし、水滸伝(12)の発売はまだ先だし
どうしよう・・・と困ったところで、北方謙三のもうひとつの長編
「三国志」に取り掛かることにしました。

水滸伝だけでなく、他の英語の小説とも平行して読み進めてているので
話がこんがらがってこないかい?と心配されるのですが、問題ありません。
混乱しないよう、それぞれの本を読む場所や時間帯を変えるなど
ばっちり工夫していますので。

さて、非常に有名な「三国志」ですが、実はこれまで一度も目を通したことが
ありません。中国の歴史に対する関心は高いほうだと思うのですが
なぜかマンガ三国志さえも読んでいなかったのは、我ながら不思議。
曹操、劉備、関羽、孔明なんていう名前は一応覚えていましたが、誰が何を
したんだっけ?とまったくわかっていない状態です。

それにしても、登場人物がこんなに多いとは・・・
水滸伝も登場人物は多いのですが、北方水滸伝では、ひとりひとりの物語が
丁寧に描かれているので、記憶に残りやすいし、感情移入もしやすい。
でも、三国志ではそうはいかないようです。
曹操も劉備もすでに登場していることはいるのですが、まだそんなに
活躍していませんので、必然的に勢力の大きい他の武将の出番が多くなります。
その他武将は、物語上そんなに活躍しないのか、ひとりひとりの描写は
そんなに詳しくない。よって、感情移入しづらい。

第1巻は、状況把握だけで終わった感が否めません。
第2巻では、もう少し物語に入り込めるといいなあ・・・


春の雪―豊饒の海 (三島由紀夫)

2007年09月06日 | 本のこと
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特別に好きと言うわけではないけど、なぜか気になる三島由紀夫。

事実をベースに書いたという豪華絢爛ストーリー。
侯爵家の美形嫡子と伯爵家の美貌令嬢との結ばれることのない恋、
ドキドキします。

ところが、このストーリー読んでいると、結局は男性側の変なプライドのせいで
タイミングを逃したことがそもそもの不幸だったんじゃないの?と思えてきます。
さらに、この不幸に追い討ちをかけるのが、男性側の未練・・・と変な意地。
だめならだめでスパッとあきらめればいいのに、自分の手の届かないところに
行ってしまったら、逆に無性に欲しくなってしまってしょうがない。
手に入れるためにがんばっちゃった結果、2人だけでなく、その周りの人々も
不幸になってしまったという救いようのない話。

ただ、ちょっと気になるのが、伯爵令嬢聡子の気持ち。
著者が男性だけに、男性側の視点でしか描かれていないストーリーですが
本来は女性側にもストーリーがあるはず。聡子の視点から、この一連の物語が
語られたら、これまた相当面白いに違いないと思う今日この頃です。