音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

今年の6枚(再発・発掘編)

2007年12月31日 | CDの感想
 それでは最後に再発&発掘音源を。これも6枚にしてしまいました。

  
★ニール・ヤング「Live at Massey Hall 1971」
 「A Man Needs A Maid」の謎が解けたような気になった。彼の曲で一番好きな「Tell Me Why」の演奏に涙。輸入盤のみ付属のDVDにもかなり感動。


  
★プリファブ・スプラウト「STEVE McQUEEN -Legacy Edition-」
 ディスク1のトーマス・ドルビー・リマスターももちろん嬉しかったけれど、ディスク2の再録音ヴァージョンが実に素晴らしい。オリジナルに加わった新たな光。


  
★ホルガー・シューカイ「MOVIES」
 僕にとっては永遠のトランキライザーミュージック。日本では紙ジャケVerもリリースされた。


  
★ヤング・マーブル・ジャイアンツ「COLOSSAL YOUTH & COLLECTED WORKS」
 30年近くが経過してもまったく色褪せない、透徹したヴィジョンとパースペクティヴ。ジョン・ピール・セッション音源が収録された限定3枚組をなんとしても手に入れるべき。


  
★ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ「Unripened」
 たぶんブートなんだろうけど、amazonやHMVで普通に入手できるということでランクインさせてしまった。さまざまな発見多し。でも結局は公式リリース盤のクオリティの高さを思い知ることに。


  
★フランク・ザッパ「ZAPPA/WAZOO」
 やっぱりこれははずせない。ザッパ流ビッグバンドのライヴが公式に聴けるようになったんだから。今年は「Buffalo」もあったし、「ダブルーム・スペシャル」日本盤DVDや「アポストロフィ/オーヴァーナイト・センセーション」のドキュメンタリーも出たし、果てはあやしげな88年ライヴ映像までリリースされて、大豊作の年だったな。次は日本公演の音源とか正式に出してくれねえかな。


 そうそう、今年も膨大な数がリリースされた紙ジャケCDについては、あえて上記セレクションから除外したんですが、これだけは、というものがひとつありました。

  
★ザ・フゥー "ガール・ジャケ"ほか計5タイトル紙ジャケ化
 日本盤マイジェネや「恋のマジック・アイ」「ダイレクト・ヒッツ」が紙ジャケCDになるとは。ジャケや帯の再現度だけでなくマスター使用にも工夫のあとがみられて、担当者の熱意を感じました。音源リマスターもせず、紙製ジャケにディスク入れときゃいいんだろ、てな態度のレコード会社さんは見習ってほしいもんです。


 それではみなさま、よい年をお迎えください。新年になったらまたお目にかかります。