音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

ララルラ ラルララ

2007年12月25日 | CDの感想
  
○羊毛とおはな「LIVE IN LIVING '07」(2007)
 「羊毛とおはな」は、千葉はな(Vo)と市川和則(Gt)によるアコースティック・ユニット。
 「りんごの子守唄 白盤」で聴いた千葉はなの声が、頭の中でときおり再生されてしまうようになったので購入。

 ほぼ全曲、ヴォーカルとアコースティックギターのみのシンプルな演奏。リヴィングルームで演奏しているような、というコンセプトらしい。

 心地よいけれど甘さに流れない。しかも飽きさせない。それはたぶん千葉はなの声のせいだろう。これはくせになるね。最初は少し違和感があるのだが、だんだんと魅力的に思えてくるのだ。ニュアンスも豊か。

 全10曲中、カヴァーが半分を占めるが、そのセンスも悪くない。スティングの「Englishman in New York」なんて曲をやっているのはなかなかおもしろい。
 でもやっぱりオリジナル曲の方が好きだな。十分オリジナル曲で勝負していける人たちだと思う。
 来年早々、冨田恵一プロデュースによるアルバムが出るらしいので、楽しみに待ちましょう。

 試聴はここでどうぞ。