エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

シール下の狂いと『一旦停止』

2010-10-28 08:08:51 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!

本日の富山県は寒く通りを行き交う人達は真冬の装いをして、うつむきながら歩いています。

そんななか私は薄手の作業着しか持ってきませんでした。しかし工場内は温かいことを期待して今日の仕事もしっかりとおこないたいと思います!

さて、昨日ご相談を頂いた中にシール下がずれるというものがありました。

サーボモータ仕様の製袋機なのでカット長さは正確だとなので原反の張りが原因だと思っていましたが、色々としている内にゴムロールの真ん中が減っていて、カット長さがまちまちであることがわかりました。

ゴムロールにテープをまいていることもありゴムロールの巻き替えしかちゃんとした対策は無いのですが、『一旦停止』という機能を使うことで、送り速度を遅くするとカットのばらつきがなくなります。

この一旦停止と言う機能はゴムロールでフィルムを送っている間、製袋機を停止させるものでワンショットタイマー(冷却停止)を応用させた動作です。

『一旦停止』がONになっている間は同調不良がおこらないため、ショット数は落ちますが安定して製袋することができます。

本来この『一旦停止』はカット長の長い製袋をする場合に使う機能ですが、今回はその機能を寸法誤差の解消に応用しました。

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昨日、ホテルにチェックいんした際に記念切手を頂きました。

仕事だらけの毎日ですが、ちょっとした発見に癒されることがあります。
開業して100年と言う歴史の中に様々なドラマがあったことは想像するのは難しくありません。
その歴史を少しは感じてみたいと思います!



▲100年という歴史の薫りを楽しみたいと思います
コメント
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