欧州のポーランドでも今年、日本同様に成人男性の風疹の流行がみられている。 . . . 本文を読む
欧米を中心に成人の百日咳の報告が増加しており、無細胞ワクチンの普及による免疫持続期間の短縮などが疑われているDPTワクチン接種前に新生児が罹患した際の、重症化が問題となっており、2012年秋より米国や英国では妊婦に対する百日咳の追加接種を推奨している。 . . . 本文を読む
英国で2012年に風疹の報告数が微増
2009年には9例、2010年には12例、2011年には6例が、2012年にはイングランドの南東部で移民を中心に65例の報告数があった
最後の流行は1996年に約4000例が報告されている
英国では1970年に学童女子を対象に定期接種を開始しCRSを減少させることに成功するも、小児における風疹の流行自体は持続した。
1988年に2歳の男女にMMRが導入 . . . 本文を読む
4月の最終週はWorld Immunization Weekです(World Immunization Week 2013)。
WHOがキャンペーンを行っています。もとは2003年にアメリカ地域事務局が開始したキャンペーンですが、2012年から6つの事務局が同時開催して、180カ国以上が参加しているそうです。
下の図はワクチンで予防可能な病気で亡くなっている5歳未満の子どもの推計小 . . . 本文を読む
WER: 21 March, 2013http://www.who.int/wer/2013/wer8812.pdf 髄膜炎ベルトを形成するセネガルからエチオピアまでの22カ国に4億人が住む。1993年から2012年までに947,000人が髄膜炎として報告され、10万人が死亡したと推定される(80%は髄膜炎菌性髄膜炎 serogroup A)。Serogroup Aに対するコンジュゲートワクチン( . . . 本文を読む
これまで16歳以上が接種適応だったエイムゲンが、今回添付文書の改定に伴い小児にも接種可能となった。接種量は0.5ml、筋肉注射も可能。
http://www.kaketsuken.or.jp/images/stories/medical/pdf/20130314aim-info.pdf
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2008年以降、2012年10月をピークに百日咳の報告増加。 成人の割合が増えている。 この増加は成人での発症例が認知されて、血清抗体検査数が増加したことによる影響も考えられる。 一方で、ワクチン接種後の抗体価漸減による感染増加による影響もあると考えられる。このことは、生後3か月未満の症例が多いことからも示唆される。 HPR 1 March 2013
イギリスにおける2001年-2011年に . . . 本文を読む
ACIP recommendationのupdate (2013)
主な変更点
1. 免疫不全のある成人に関するPCV13とPPSV23の接種方法について(2012年6月ACIPの内容)
成人の免疫不全者には最初にPCVを接種、8週間以上の間隔をあけてPPSVの接種を推奨
PPSVの接種間隔は5年以上
既にPPSV接種歴があれば1年以上の間隔をあけてPCVの接種を推奨
2. Tdapの追加接種 . . . 本文を読む
予防接種率が3割程度
http://idsc.nih.go.jp/iasr/24/279/graph/dt27921.gif
看護学生の報告(221名)では、ワクチン接種率が25%(不明25%)でも抗体陽性(EIA IgG=>4)が85%
http://journal.kansensho.or.jp/Disp?pdf=0780050398.pdf
難聴の発生については1/200-400程 . . . 本文を読む
背景: 米国における髄膜炎菌serotype Bの罹患率は100,000人中0.16だが、1歳未満では3.08となる。 英国等の欧州のいくつかの国における罹患率は米国の約10倍にもなる。 Serotype B polysaccharideはヒトの神経細胞糖ペプチドと類似しているため、ヒトにおける免疫原性に乏しかった。 新しいワクチン(multicomponent serogroup B meni . . . 本文を読む
今回のACIP推奨で主な変更点は下記の通り。
Tdap
生後12か月未満の幼児に濃厚接触のある人に推奨(20週以降の妊婦、祖父母、保育士)
インフルエンザワクチン(不活化3価・生ワクチン)
全ての6か月以上の人に推奨
感染予防が必要な患者を担当する医療従事者に推奨
免疫不全者を担当していない医療従事者は生ワクチンを接種しても良い
卵アレルギーはワクチン禁忌とならない(皮膚テストや容量調節も必要 . . . 本文を読む
背景
現在、毎年マラリアで78万1000人がマラリアで死亡し、その大部分が乳幼児であるとされる。
マラリアに対してアフリカの医療費の40%が使われているとされる。
第三相試験の内容(詳細は論文参照)
2009年3月~2011年1月まで15460人の6-12週、6000人の5-17カ月の乳児がアフリカの7か国、11施設で第三相試験に参加。
今回の報告結果は主に6000人の5-17カ月の乳児のデータ . . . 本文を読む
2011年時点で市場にマラリアのワクチンは存在しない。
有望と考えられているRTS,S/AS01Eワクチンの第三相試験の報告されてきている。
NEJM 2011; First results of phase 3 trial of RTS, S/AS01 Malaria Vaccine in African children
2014年に終了する第三相試験の結果次第でWHOは2015年にも . . . 本文を読む
2011
2/27 第1回厚労省検討会
3/4 接種一次中止のプレス発表(7例死亡)
3/7 HPVの供給不足対応通知
3/11 Hibワクチン自主回収
3/24 第3回検討会(安全評価結果)
3/29 再開予告のプレス発表
添付文書改定指示
3/31 第4回検討会
4/1 接種再開
報告された7例の症例評価
・0-2歳の乳幼児で基礎疾患を有するものが3例、基礎疾患が明確でないものが4例 . . . 本文を読む
麻疹ウイルスによる髄膜炎にて死亡
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予防接種事故に対する救済措置判定で因果関係を否認
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両親に対して町が敗訴
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日本にもNational Vaccine Injury Compensation Program (VICP)が必要!!
VICP: ワクチンによっておこりうる副反応に対する補償制度
ワクチン毎に補償の対象となる症状が定められ、ワクチン接種後一定の期間内に、定められた症状が出現すれ . . . 本文を読む