蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

ランチ会

2015年09月09日 23時57分36秒 | 日記
今日は、シャワーの会のランチ会に参加させていただいた。

シャワーの会とは

女性達が何かやりたいけど1人では難しい。
仲間がいてそれぞれ長所を生かして
協力し合ったら夢も実現できる。
そんなネットワークがあったらいいね。
ということで2003年1月にスタートした会。
情報をシャワーのように浴びて
シャワーのように元気な会にしたいと発足。

合言葉は「支えあってこそ夢実現」とのこと。

賛助会員のIさんのお誘いで
私も一昨年、入会させていただいたが
なかなか会合に参加できず
心苦しく思っていたところ
今回は、オープンエアの慰労を兼ねてということで
私とケンジ君をご招待いただきました。

台風の影響を心配しつつ、小雨が降る中、会場へ。

会場は、小布施町のゲストハウス『KOKORO』

ここは宿泊もできるコミュニティハウス。
オープンエアの時、上越から参加していたカトシンに
紹介したお宿です。

昨日のランチをお料理してくださったのは
マードレの田園レシピ』と言う本を
出版されている竹節志げ子さん♪

素材を大切にした優しい味付けで
とても美味しかった~

ご馳走様でした!
お声掛けいただき、誠にありがとうございましたm(__)m

写真を撮り忘れたのが残念(^_^;)
大勢の方が参加していました♪

その中にオプンエアへご来場いただいた方が数人いらして

 とても感動した

 直虎公の名前は知っていたし
 断片的に知っていたが
 舞台を観て断片が全て繋がった

 幕末の偉人たちの繋がりが興味深かった

など、皆さん、それぞれのご感想を
詳細に伝えてくださいました。

  直虎の長台詞、どうやって覚えたのですか?

という質問に対し、ケンジ君が

  丸暗記では覚えられません。

と、台詞を覚えるコツを伝えたところ
感銘を受けてくださる方もいらして

  勉強もそうだし、色々なことに通じますね。

という話で盛り上がったり(^^)

今回は残念ながらご来場いただけなかった皆さんも
観劇された皆さんのお話を聞いて

 来年はみんなで行きましょう!

と仰ってくださったり

 シニアの市民劇団を作りましょうか~

という声も上がったりして
演劇に興味を持っていただける方が
少しずつ増えていることを実感。

オープンエアの目的は演劇の裾野を広げること

種を撒くこと15年。
ようやく芽が出始めたかな?と。

大勢の方が集い、賑やかな楽しいひと時でした(^^)

Iさん、お心遣いに感謝です!
ありがとうございましたm(__)m

外へ出ると、雨は止み、青空が広がっている。

 この空の蒼さは、台風一過だね、きっと…

その後、オープンエアに特別出演してくださった
ニッシーの会社にご挨拶へ。

ニッシーは、オープンエア終了後
代表取締役社長にご就任!
超多忙の中、時間を作ってくれて
前社長で現会長のお父様もご紹介くださり
社屋も案内していただきました。

これからも何らかの形で応援してくださるとのこと。
ありがとうございます!

未だにオープンエアの話題で盛り上がることも
度々あるそうで、嬉しい限りです。

夜は、以前お世話になったスタッフさんとの飲み会♪

その人は、夢幻と関わるまで全く演劇に興味がなかった一人。

夢幻の作品と出会い、演劇の持つ力を感じて
スタッフとして関わらなくなった今でも
毎年必ずオープンエアに足を運んでくれている。

招待券ではなく、自分でチケットを購入して!
ありがとうございますm(__)m

今年の作品は、あまり期待していなかったそうで(^_^;)
何故かというと、私の書き下ろしではなく
原作がある人物のお話だったので
いつもの作品とは違うんじゃないかと思ったと。

が、実際に観て
自分にとってタイムリーで
現代においてもタイムリーだと感じ
とても感動してくれたようだ。

同じくスタッフ仲間の方がオープンエアを観て

 おまえ、こんな本気の舞台に携わっていたのか!
 オレもやってみたい…

と仰ってくださったとか.。o○

有難いことですね(^^)

また、夢幻と関わる中で学んだことを
ワークショップ等で取り入れていると聞き
とても嬉しかった~

また一緒に何か出来る機会が訪れるといいですね(^^)

皆さんから様々な言葉をいただき
自分が演劇に携わり続ける意味を
改めて考えた一日でした―

オープンエアシアター2015 反省会

2015年09月05日 23時30分05秒 | 日記
今週の劇団員の稽古は全て反省会。

洗いざらい問題点をあげ、改善方法を明確化する。

昨日は、全団員の反省会だった。

諸事情で欠席者が多く、それが残念…

キッズのミユちゃんと中学1年のユウキ君が参加。
キッズは一時間だけの予定だったけれど
ミユちゃんはもっと話を聞きたいと言って
ユウキ君と一緒に二時間も話し合いに参加。

色々な視点の話が飛び交い、興味深かったのだろうね。

参加できなかった団員は反省文を提出しているが
やはり対話は大事だと思った。

色々検証しているが、やはり問題は精神だな…と。

心根がどうかで捉え方も変わる。

ユウキ君とミユちゃんから下記のような話があった。

 小さい子たちの世話をしようと思ったけど
 出のタイミングや着替え、メイクのお手伝いが
 思うように出来なかった。
 次回は、もっと出来るようにしたい。
 声を枯らしてしまったので、体調管理に気をつけたい。

私は感動した。

今回は、キッズたちに強く注意することはなかった。
気になりつつも、キッズに直接注意するのではなく
サポートをしてくれそうな人に裏で頼み
出とちりのないようお願いをしてあったが
今回は早着替えが多く、大人も自分のことで
精一杯という状況だったようで
最終的に子どもどおしでサポートし合うことになり
中学生のユウキ君、ゆりちゃん、めいちゃん
そして6年生のミユちゃんで、助け合いながら
頑張ってくれたのでした。

とは言え、手を出さないまでも
責任持って見守る人はいるべきだったと反省。
事故があってからでは遅過ぎますから。。

私としては、頭の回転の良い子たちが多いため
自分たちで考え、行動出来るようになるといいな…
と思っていたのは確かだが
ここまでしっかりと考えられるようになっていたのは
驚きだった。

反省会の席で誰に指摘されることもなく
自分の言葉で、しっかりとどうすべきだったか
そしてこれからどうしたいかを発言する二人を見て
自分で気づく、と言うことの大切さを思った。

自分で本当にそうだ!と思わない限り、何も変わらない。
反省会でどんなに素晴らしい発言をしても…

問題点があった場合、頭ごなしに「何とかしろ」もNG
原因を明確にして、それをクリアできる手法を考え行動に移す。
これは演出においても大切なこと―

ユウキ君とミユちゃんのこれからの成長が楽しみだ(^^)

保護者の皆様のご協力に感謝しつつ…


そうそう!
先日、某銀行にご挨拶に伺った時
驚きのご感想をいただきました。

某銀行の支店長さんのご感想です。
その方は、これまで東京都青山に住んでいて
今年からこちらへ赴任し、初めて
オープンエアをご覧になられたそうです。
青山に住んでいる頃は、様々な舞台を観ていたけれど
長野に来てこんな舞台を観れるとは思っていなかったと。
「蒼の乱」という舞台を観て、感動したのだが
舞台美術や演出を含め、それと同等の舞台だった、と。

「蒼の乱」と言えば、劇団新感線!
いのうえ歌舞伎です。

誰かに、夢幻は長野の新感線だ!と言われたことがあったけど…

実は私も「蒼の乱」は観劇したことがある。
新感線の舞台を生で観たことがなかったので
一度は観ておこうと思い、シアターオーブにて観劇。

新しく出来たばかりの劇場が素晴らしかったことと
舞台美術が面白かったことを記憶している。

なるほど…ああいう触感だったのか…と。

新感線の舞台と夢幻の舞台では
制作費用のケタが違う。
それをフォローできるほどの何かが
オープンエアは内在しているのか…

と考えると、まだまだ出来ることがあるように思えて来る。

これまで、オープンエアは観客&演劇の
裾野を広げる草の根活動だったが
更にもう一歩先に抜き出る舞台芸術に
昇華し始めたのかもしれない、と思ったり…

もっともっと力をつけねば…

そうそう、もう一つご紹介!

芭流一さんという方のブログに
オープンエアシアターのご感想を
ご掲載いただきました!

劇空間夢幻工房15周年記念公演「StrightTiger直虎」を観劇した感想

芭流一さんにご覧頂いたのは初日。
何人かのお客様のご意見を次の日に反映させ
2日目は初日よりも良い仕上がりとなりました(^^)

有難いご感想に感謝です!

小布施町~須坂市~長野市

2015年09月02日 23時12分57秒 | 日記
連日、御礼の挨拶回りを続行中。

ご多忙の中、お時間のいただいております皆様に
心より御礼申し上げます。

ナミホちゃんから写真をいただいたので
アップします♪

まずは、主役・直虎と桜の精♪


そして、原作者の江宮先生ご夫妻と桜の精♪


江宮先生からも嬉しいメールが届きました。
奥様も素晴らしい舞台だったと絶賛して下さっているご様子。
先生は、原作を十分に生かした野外劇の舞台だったと
仰ってくださっています。
本当に安堵しました。

原作者の方に感動していただける舞台になって本当に良かった。

原作とは異なる部分がありますし
想像で生み出したキャラクターもいました。
現代的な演出をしたシーンもあり
正直どのようなご感想をいただくか不安もあり…
事前に台本をお送りして読んでいただき
一応ご了承は頂いていましたが…

須坂市で開催予定の直虎公150年忌の記念公演として
再び見られることを期待しているとも仰っていただいています。

何としても実現できるよう、私も働きかけをしてこうと思います。

江宮先生、奥様、遠路遥々お越しいただきまして
本当にありがとうございましたm(__)m

小布施町~須坂市~長野市を行ったり来たりしながら
ご挨拶方々ご感想を伺う中で、芝居以外の点での
修正点もご指摘いただき感謝です。

 終演後の臨時駐車場までの道に街灯がなく真っ暗
 →次回は何らかの対策を立てたいと思います。

 桟敷席が少な過ぎる
 →空気椅子を購入し、増席します。

 ファミリー用の自由に座れるスペースがあると嬉しい
 →スペースを区切って、フリースペースを作るのは
  面白い試みだと思いますし、野外だからこそ可能な発想。
  次回、チャレンジしてみたいと思います。

 クッション等をお持ちくださるように事前に告知したらどうか
 →次回はチラシ等に掲載できるよう検討します。

上記は客席環境のご指摘でした。

ありがとうございましたm(__)m

他にも諸々ご意見が届いています。
来年のオープンエア、そして再演の折には
更にグレードアップした舞台を提出できるよう
修正していきたいと思います(^^ゞ

ここでいくつかご感想を紹介します。

夏の終わりの夕暮れ時で、私にとっての夏の終わりの気分も重なって
すばらしい雰囲気でした。
直虎というテーマが地元民もよく知らなかった人物を
よく描いていらっしゃるというのが感動しました。
多くの皆さんの全力投球の舞台は、心打たれるものがあります。
今後とも「野外」という背景を目いっぱい利用した
ホールで見られない演劇をもっとみたいと
期待させていただいております。

夜は、舞台に吸い込まれ、その時代の中に入り込んで
身を固くして拝見させて頂きました。スバラシイ!!
15周年、おめでとうございます。
今回は解説が入り、内容が良く理解出来ました。
又 間 が音楽、バレー、コーラス、などで
拝見してます私たちにいい気分で
体に入り込んで来ました。

ダンスのクオリティの高さに何度も感激しました。
小林の説明が作品をわかりやすくしてくれて、ありがたかった。
舞台の大道具の美しさも作品に入り込みやすく、とても良かった。

歴史の内容は難しいですが…
真っ直ぐで藩主として立派な仕事をした直虎さんは好きです。
今の時代で政治家になって欲しいですね!
音楽も歌も凄く良かったです!
シンプルで ストレートに伝わってきます!
直虎が 切腹する前のシーンの 音楽とダンスが凄く好きです…
緊迫感と切なさと強さと…凄い感じます…感動の舞台でした!!


中には二日間ともご覧頂いた方もいらして
初日の不備が二日目には概ね解消されていたと
仰ってくださった方もいらっしゃいました。

励みになります!
本当にありがとうございますm(__)m

他にもアンケートをわざわざお送りくださった方や
メールやメッセージでご感想が続々と届いています。

アンケートの裏面もご感想がぎっしり!
と言う方も多く、本当に有難いことだと思います。

中にはご批判もあり、受け止めるべきところは受け止めて
次回に生かしていきたいと思います。

斜め目線ではなく、フィルターもかけることなく
真摯にご意見をくださる皆様のお声は
私たちにとって宝です♪

これからもよろしくお願いいたしますm(__)m