蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

久しぶりの安曇野♪

2011年04月09日 13時30分36秒 | 日記
昨日は、安曇野・松本方面へ周知活動に出かけた。
同行者はケンジ君。

朝、高速で安曇野のホール「みらい」へ。
カン太公演でお世話になった担当者さんに
アンケートご郵送のお礼を述べ
劇団本公演のご案内をさせて頂いた。

ロビーではどこかのテレビ局さんが取材中だった。
安曇野はNHKの連ドラ「ひまわり」のロケ地
その関係での取材だったようだ。

  お忙しいところ、ご対応いただきまして
  ありがとうございました。

その後、担当者さんから伺った会館へチラシ・ポスターを届け
時計を見ると12:15、そろそろランチの時間である。

  どうせならファミレスじゃないところがいいよね。

と、豊科インター付近を車でぐるっと一周りして
一番気になった「築地市場食堂」に入ることに。

  山の中に築地ねぇ…

信州松本新名物「山賊焼き定食」というのぼり旗が並んでいる。

  “新名物”かぁ…
  きっと名物にしようと力を入れてるんだろうね。
  だったら美味しいはずだよね。

と思ったが、油っぽそうだし
築地ならやっぱり海産物だよね…と思い
私は「本マグロとねぎトロ丼」
ケンジ君が「山賊焼き定食」を注文。
どちらにも具だくさんのアラ汁がついていて
私は結構好きな味だった。
山賊焼きは、少々油がきついかなぁ~という感じだったが
さすが築地市場と名乗るだけあって
マグロとねぎトロは美味しかった。
器も木で創られたお鉢で、いい感じでした。

帰り際レジで名刺を渡しながら

  公演チラシをお店に貼って頂けますか?

と頼むのと快く了承して下さった。

その後、山形村在住の友人Tちゃんと会うために再び「みらい」へ。
Tちゃんは、以前在籍していた劇団で知り合った仲間。
ずっと応援してくれている有難い友人の一人だ。
先週、彼女から「YURIちゃんに紹介したい人がいる」と連絡が来た。

そうそう!
なぜかTちゃんは、私の下の名前を「ちゃん」づけで呼ぶ。
それを聞いた人たちが、恐れおののく(?!)のは愉快です♪

Tちゃんが紹介したい人というのは
安曇野で“どんぐりコーヒー”の製造・販売を
昨年から始めた女性Mさんだった。
どうやら全国的に注目度が高まっているらしく
支援者の皆さんの支えもあり
今年NPO法人化をすることに決まっているそうだ。

Mさんは、心根の良さがにじみ出ている人だった。
対話していると穏やかになっていく…そんな感じ。
Tちゃんも同じタイプでして
Tちゃんの愛娘Yちゃんと時々遊んだりして
いつもとは違う時間を2時間ほど過ごした。
楽しかったです♪

その後、松本へ移動。

松本文化会館→信大の寮・経済学部・信大「山脈(やまなみ)」→芸術館

と、チラシ・ポスターを配布しながら周知活動。

18:00過ぎ、昨年夏に客演して頂いたNさんと会い
本公演周知のご協力をお願いした。

  Nさん、いつもありがとうございます。

Nさんのご主人N氏は、今週5日間にわたり開催されている
後藤ひろひとさんのワークショップに参加しているとのことで
残念ながらお会い出来なかったが
このワークショップには、松本の劇団のトップとして
活動している皆さんが何人か参加されていると伺い
皆さんの向上心に頭が下がる思いだった。
二時間ほど、お互いの近況報告をして松本をあとにした。

長野に到着したのは21:40頃。

  自主稽古は、どうだったかな…

と気になり、ケンタロウ君に電話を入れたが
特別出演のMさんの都合で
今日は早めに終えたようだった。

さて…
来週末はオープンエアシアターのオーディション。
今年は、どんなメンバーと出会えるのか
今からとっても楽しみです♪

県議選

2011年04月07日 22時23分38秒 | 日記
今週日曜日は、県議会議員選挙。

若者の皆さん、有権者として投票に行きましょうね。
私たちの一票は、政治を変革に導く大切な一票です!
長野選挙区は定数10に対し、立候補者が全部で16人。
震災の影響か、防災が争点になっているようですが
議員報酬に関して「モノ申す」候補もいますし
各候補のマニフェストを読み色々な角度から検証して
自分の判断で貴重な一票を投じましょう。

投票日に予定のある人は、期日前投票があります。
各支所は、明日8日の17:00までですが
市役所に行けば、9日(土)8:30~20:00まで受け付けています。

選挙のたび、投票率の低さに愕然とする。
有権者としての権利と責任を考えて欲しいと思います。


今日は、夕方から倉庫へ行き
5月公演の衣装関係のチェック。
同行者はYukaちゃんとケンジ君。
ケンタロウ君は外回りをして宣伝活動。
倉庫作業を2時間程度で終える予定だったが
3時間以上もかかってしまい
稽古場に到着したのは20:00過ぎ。

お疲れさまでした。

明日は、安曇野・松本方面へ宣伝活動に行く予定。
午前中、先月カン太の公演をさせて頂いた
ホール「みらい」の担当者の方にお礼を兼ねて
お会いすることになっている。
そうそう!言い忘れてました。
先日、担当者の方がカン太公演のアンケート集計結果を送って下さり
これがとてもわかりやすくて読みやすくて、感激しちゃたんです。

午後は、上記のカン太公演の時に観劇に来てくれた
安曇野近隣に住んでいるTちゃんとその友人に会い
夜は、昨年野外舞台に客船して下さったNさんと会って
情報交換させていただく予定である。

舞台は、お客様に足を運んで頂かねば意味がない。
キャスト・スタッフ、そして観客
この三者がいて成立するのが舞台だ。

大勢のお客様に足を運んで頂けるよう
演技の稽古だけでなく周知活動も頑張ろうね、団員諸君!

建設検討委員会

2011年04月05日 23時48分13秒 | 日記
昨日、男子高校生からオープンエアシアター申し込みのFAXが届いた。

嬉しいですねぇ~

応募締切まで二週間を切りました。
迷ったり躊躇したりしている皆さん
チャレンジ精神でぜひ参加してみてくださいね。

15:00から市民会館の建設検討委員会に出席。

いつもながら、取材陣や傍聴人が多い。

建設検討委員会は、市民会館建設のための
基本構想・計画を検討してきた。
今日の会議で改めて、この計画通り
市民会館が建設されれば
充実した会館になると確信したのだが…

未曾有の大災害をもたらした東日本大震災…
たくさんの命が奪われ、未だに行方のわからない方々も…
住居や食べ物、生活物資に困っている大勢の人々…
日本人として出来るだけのことを…と
思っている人も多いことだろう。
私も、その一人である。

この震災に原発問題も大きく絡み
日本中に自粛ムードが広がっている。

果たしてこれはどうなのか…

私も先月、この点を悩みながら台本を執筆していた。
舞台を創作することは、物理的視点だけで見れば
消費であることは確かだ。
関東では舞台が次々と中止されている。

その一方で、仕事が無くなり困っている人も大勢いる。
自粛の度が過ぎれば、経済が回らなくなり
震災の影響だけではなく日本全体に活力がなくなり
堕ち込んでいくことは明白…

あれやこれや悩みながら、書き上げた台本のテーマは

  生きる力

どんな状況下でも、生き抜けるように…
そんな願いを込めながら書いた作品。

広島に原爆が投下され、今後75年(70年、50年、100年という説も)
草木も生えず、人も住めないだろうと言われていたが
一年もたたずに草が芽を出し、何十万人もの人々が
放射能で汚染されたはずの土地で生きている。

人間はどんな状況下でも生きていく。
そして草木も、逞しい生命力で芽吹いていく。
それが生命を持った者の宿命と言えるのかもしれない。

ならば、どこまでも逞しく生き抜いてやろうじゃないかと
思って生きるのと

不安だ…
恐ろしい…

と思って生きるとのどっちがいい?

私は前者を選ぶ。

復興支援に莫大な費用がかかるのは周知の事実で
合併特例債が復興支援に回る可能性があるとの声が
色々なところから聞こえて来ている。

市民会館は、長野市の文化芸術振興拠点である。
かつ、長野市民のための会館
そして未来の子どもたちのための会館である。
現在の市民会館は、老朽化と耐震問題があり
既に3月末日を持って閉館され
秋には解体に着手されることが決まっている。
つまり、文化芸術拠点がなくなるのだ。

文化芸術分野は、人が生きていく上で
大切なものの一つだと私は思っている…

下記は、3月21日の新聞に掲載された市長の会見。

建て替えで2015年度からの利用開始を目指す新しい長野市民会館の建設について
同市の鷲沢正一市長は20日、東日本大震災の発生で国の財政支援が得られない場合も想定し
「果たしてどうすればいいか、ちょっと迷いも出てきている。国の意向を考慮しながら検討する必要がある」との見方を示した。
同日、市民が出演して同会館で開いた「音楽の祭典」の来賓あいさつで述べた。
市は会館と市役所第1庁舎を同時に建て替える方針。
会館の総事業費は約69億円で、そのうち約53億円は合併特例債を充て、約8億円の国庫補助を見込んでいる。
特例債は、返済額の7割を国が交付税措置するため、地元負担が少なく「有利な地方債」と言われる。
鷲沢市長は同祭典後の取材に「市民会館を建て替える前提は崩さない」とした上で
「国家的な大災害で、国の政策が変わり、国から財源が回ってこない可能性がある。
市単独で建設する気はない」とした。国側と相談しながら引き続き検討する方針だ。
また市長は、大震災を受けて「公共施設は安全で安定したものでなければならない」との考えも示した。

「市単独で建設する気はない」というのは
市だけで建設する財源がないということなのだろう。
では、国の財政支援が得られなければ
市民会館不在の長野市になるということか…

委員会で私はお願いした。
最後まで諦めず、文化芸術拠点建設を目指して欲しいと。

いろんな考えが入り混じりそうになるが
今まで必要だと思ってきたことを
震災を理由にして鞍替えするのはどうなのか?
この震災は私たちに、これまでの生活を見直す機会をくれた。
が、必要なものや大切なものを失ってはならない。
病院や学校や福祉施設と同じように…

一昨日の日記に記したルーズベルト大統領の言葉が胸に沁みる。

『あなたのできることをしなさい。
 あなたのもっているものを使って、あなたのいるところで』

私のできること、私のもっているものは「演劇」に関するノウハウ
私のいるところは、ここ、長野市… 

風潮や感情に流されず、未来を見据え
今後の動向を見守りながら
じっくりと選別していきたいと思っている。

衣装スタッフ増!

2011年04月04日 19時06分56秒 | 日記
午前中、舞台図の修正を行い
午後、劇団員に台本と舞台図を
JUNKスタッフさんに届けてもらった。

14:00過ぎ、二人の衣装スタッフ希望者と
某ファミレスで初対面。
紹介者は、準劇団員Yukaちゃん。
彼女の専門学校の後輩で
二人ともソーイングがお得意のようだ。
しかもパターンも出来るとのこと。

  Kitamuraさんが泣いて喜ぶかも!!

2002年からずっと継続して
夢幻の衣装を担当して下さっているKitamuraさん。
毎年、オープンエアでは50人に及ぶキャスト陣の
衣装用布の買い出し、衣装パターン作成、そして
仮縫いから完成まで、携わってくれている。

  私、モノ好きなのね。

と、笑顔で言いながら、嫌な顔一つせず
お力になって下さっている貴重な方だ。

毎年、デザインが完成した直後に
東京まで布を買い出しにいき
即パターン作製に突入、出来次第
関係者が大集合して、一気に布の裁断。
この間、わずか一週間から10日くらい。
超ハードスケジュールだ。

以前から、パターンを起こせる人がいてくれたら
もう少しKitamueaさんにご苦労かけずに済むんだけど…
と密かに思っていたが
ようやく立候補者が現れてくれた。

二人とも服飾専門学校に通学中。
学校の製作展のために作った衣装を
写真で見せてもらったところ
さすがソーイング系の仕事の就きたいというだけあって
デザインもユニークだし、縫製もしっかりしていそう。

Hさんは、夢幻の芝居を何年も観続けてくれているとのこと。
Yさんも、去年のスパイラルを観てくれたそうだ。

芝居を観てくれた人が、お手伝いをしたいと
申し出て下さったことが、とても嬉しい。

  Yさん、Hさん、ありがとうございます!

これもYukaちゃんが誘ってくれたおかげ。

  ありがとう、Yukaちゃん!

本公演の衣装からお手伝いしてくれることになりました。
台本執筆が遅れたため、舞台製作期間が短くて

  衣装はあるものを再利用するか…

と考えてはいたが、どうしても作らねばならない衣装があり

  どうしようか…

と思案していたところだった。

Yukaちゃんも、衣装デザインをやってみたいとのこと。
今週中に相談しながら、完成させようと思っている。

大道具も劇団員が積極的に取り組んでくれそうだし
これなら、裏方面は大丈夫。


明日は、特別出演のメンバー3人(ヒロさん、沙姫さん、山岸さん)
を交えての稽古日。
団員であるか否かは関係ない。
良い舞台を作るために集った面々なので
私もどんどん要求していこうと思っている。

もう一人の特別出演ヤブキさんは
プロ役者として活動されている方。
ご多忙なので5月に入ってからの合流となるが
きっと存在感のある演技で団員や
観客を魅了してくれることだろう。

全員揃って通し稽古をする日が楽しみだ。

ポスター貼り♪

2011年04月04日 01時08分25秒 | 日記
今日は、朝からポスター貼り。
劇団員を中心に準劇団員が数名参加、他にも
ワークショップ参加メンバーがお手伝いに来てくれました。

参加者の皆さん、お疲れ様でした。

中には、お店に飛び込むのを尻込みしてしまい
あとで自己批判していたメンバーもいたようだ。

何事も経験と慣れ。
人見知りを克服する良い機会だと思って
勇気を出して一歩を踏み出すと
見える世界が少しずつ広がって行く。

苦手意識をなくすことが出来たら良いのにね。
まずは、やってみる。
失敗したら原因を追究し、再チャレンジ!
……
そんな簡単にいかないだろうけど
基本的には、これを繰り返すうちに
出来ることがどんどん増えていく。

これは私の体験。

そりゃね、苦手だな…と思うこともあります。
逃げようと思えば逃げられるんだけど
そこで逃げずに「よっしゃ!やるか!」と
腹を据えてやると、出来ちゃったりする。

不思議だよね。
腹を決めた瞬間というのかな
肝が据わった瞬間、何かが変わるんだよね。

ぜひとも、騙されたと思って
挑んでみて欲しいなぁ~~

MAに継続して参加しているメンバーの体力が
かなり上がって来たようだ。

やっぱり「継続は力なり」です。


『為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり』
  上杉鷹山(うえすぎ ようざん) 米沢藩(山形県)藩主

『意志あるところに道は開ける』
  西洋の格言

『天才とは、ただ、努力の継続をできる人のことをいう』
  エルバート・ハバード(アメリカの教育家)

『あなたのできることをしなさい。
 あなたのもっているものを使って、あなたのいるところで』
  セオドア・ルーズベルト (アメリカの政治家)

『今自分にできること。頑張ればできそうなこと。
そういうことを積み重ねていかないと、遠くの大きな目標は近づいてこない』
  イチロー (メジャーリーガー)

『夢なんて見るモンじゃない 語るモンじゃない 叶えるものだから』
  小室哲哉「Chase The Chance」より


自分の琴線に触れた言葉を思い出しながら
一歩一歩成長していけたら良いですね♪