アンティークのある暮らし  DORIS

ハウステンボス在住のネットショップ「DORIS」店長のブログです。http://mttaki.shop-pro.jp/

「焼き場に立つ少年を探して・・・」

2019年08月16日 | 私の本音
昨日は74回目の終戦記念日でした。

先日、NHKで放映された「焼き場に立つ少年を探して・・・」という番組を見たことがまだ頭の中に残っていたので、戦時中にお亡くなりになられた方々やご遺族の方々に思いを馳せ、静かに家で過ごしていました。


「焼き場に立つ少年」とは、長崎原爆投下後、アメリカの従軍カメラマンだったジョージ・オダネルという方が動かぬ弟(すでに亡くなっている)を背負った少年が直立不動で火葬の順番を待っている様子を撮影したとのことで、ローマ法王がこの写真を見て「千の言葉より伝える力がある」と語ったことで現在再び注目を浴びています。


番組ではその時に、その「少年」と話をしたという男性の話や、その後の「少年」の行方を探し、名前だけはわかったものの消息はつかめなかったとのことなどが詳しく紹介されていました。


そして、私が一番胸が痛んだのは、カラー化した少年の映像を見た専門家が判断した結果「少年は被爆量が高くて、骨髄障害を起こしていたのではないか」ということなど・・・


となると、「すぐに亡くなってしまったのかも・・・」と私が言うと、連れ合いも涙を浮かべながらうなずきました。


本当に、本当に、絶対「あの少年のような悲惨な体験をさせてはならない」「平和を守って行かなくては・・・」と思うのです。


「核兵器禁止条約」に批准しないという政府関係者や政治家(特に「戦争云々」を口にする軽率な政治家)などは「少年」の写真を見て何も感じないのでしょうか・・・


「核禁止というのは現実的には非常に難しい」と言われていますし、私なりに「なぜ、日本は批准しないのか」という理由も調べました。


でも、やっぱり私は、日本は批准してほしいと願っています。


************************


これは私の「日記」ですので、反論のコメントは一切受け付けませんのでご了承ください。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする