アンティークのある暮らし  DORIS

ハウステンボス在住のネットショップ「DORIS」店長のブログです。http://mttaki.shop-pro.jp/

JFK空港のAPC(自動入国審査機)体験記

2017年01月31日 | ニューヨーク
トランプ大統領の「米入国禁止令」で、米国の空港をはじめ日系の航空会社まで影響が出ているとの報道を見聞し、昨年の11月にニューヨークのJFK空港を訪れた時のことを思い出しました。


飛行機がほぼ予定時刻に到着し、イミグレに行くと「初入国以外の人はこちらに・・・」と、APC(Automated Passport Control)という自動入国審査機がたくさん並んでいる所に誘導されました。


やっと順番が来たのでトライしようとしたら係員の方が来て「日本語でもできるよ」と手伝ってくれたのはいいのですが、機械がなかなかパスポートを読み取ってくれず・・・


「日本語じゃだめかな・・」と係員の方が言いながら今度は英語で最初からやり直すことに・・・


これでもなかなかスムーズにいかずかなり時間がかかりましたが最後に写真を撮り終えると、レシートみたいな紙が出てきました。


すると、バッテン(×)のマークが・・・


「じゃあ、この列に並んで!」と係員に言われ、またまたイミグレの長蛇の列に並ぶことに・・・


「えっ、なんで✖なの?」と意味がわからなかったので、係員に聞くと「知らないわよ!」とそっけない態度・・・


この時はアップグレードでビジネスクラスだったので、私は最初の列に並んだはずなのですが、後から来たエコノミー席の方たちでも丸だった方はどんどん奥の方に行き、早々と審査場(イミグレ)を出ていきました。


私と同じように、ビジネスクラスでも✖だった方たちと会話をしてわかったことは「写真がちゃんととれているかどうかが分かれ目」なのではないかということでした。


お互いの写真を見せ合ったら、枠の中から頭がはみ出ていたり(私の場合は帽子の部分がはみ出ていました)して、きちんと枠の中に顔が入っていないと✖になる、という結論になりました。


この機械の導入で入国審査待ちの時間が緩和されるということでしたが、結果的にはいつものように時間がかかり、空港まで迎えてきてくれていた友人をかなり待たせることになりました。


わざわざ日本でビザ(ESTA)をとってきたのにこんなに時間がかかるなんて意味がないじゃないの、と言うのがその時の私の感想でした。


昨年でもあんなに時間がかかったのですから、今はもっと時間がかかることでしょう・・・


大好きな友人と息子さんに会えないのはとても残念ですが、トランプが大統領でいる限りは米国には行きたくないない、とすら思ってしまいます。



でも、まだ私のように観光目的なら「やめておこう」で済みますが、「大切な身内が住んでいるので絶対に会わなくてならない」という方たちには切実な問題だと思います。


昨日も、米国に住んでいる家族に会いに行こうとして入国を拒否された男性の姿をニュースで見て、胸が痛みました。


私はあの方(某国大統領)には「人の痛みを自分の痛みのように感じる心がないのだろうか・・・」と思います。


「政治的なことをブログには書いてはだめ」という連れ合いのアドバイスを無視して、最近「怒っている」ことをつい書いてしまいました。


            興味のない方はスルーしてくださいね。


         ついでに、ネットショップの「特別セール」は今日までです。



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