アンティークのある暮らし  DORIS

ハウステンボス在住のネットショップ「DORIS」店長のブログです。http://mttaki.shop-pro.jp/

ベジタリアンのお客様のお料理は・・・

2014年08月08日 | お料理
急に、連れ合いの仕事の関係でお客様を夕食に招待することになりました。
(あわてていたので写真はありません)

最近、手作り三昧の日々を送っていたのであまりお掃除も出来ていませんし、
リビングには布地などの材料が入った籠が・・・・

まず大掃除から始め、昼過ぎには暑さのためか頭痛が・・・


さらに、お客様がイギリス人ご夫妻(奥様は日本人)ですが、お肉や脂っこいものは
召し上がらず、おまけにお酒も一切召し上がらないというので、冷たいお茶を
作ることに・・・(我が家にはペットボトルのお茶はないので・・)。


連れ合いが平戸にお二人をご案内しているため車もないので買い物にも行けず、
冷蔵庫の中にある材料で作らなければ・・・

そして、考えたのが以下のメニューです。

かぼちゃの冷たいボタージュ(生クリームと牛乳入り)
ひじきの煮物(こんにゃく、大豆も入れて)
なますサラダ(人参、大根の千切りをオリーブオイルで炒め、お揚げ煮と千切りした
きゅうり、はちみつと自家製だし醤油、純米酢、すりごまを遭わせたドレッシングで
和えたもの)
豆腐のステーキ(しめじとえのきのソテーの付け合わせ)
トマトのサラダ
ふぐの一夜干しのムニエル
ごぼう入りのさつまあげ
パン

デザートはマスカルポーネのムースケーキ、スイカ


イギリス人のご主人は日本の大学でも教えており現在は京都在住とかで、ひじき煮の
大豆も上手にお箸で召しあがっていらっしゃいました。


いつものメインのグラタンや春巻きがないのでどうなることかと心配して
いましたが、今回のお客様にはこういうお料理がお好みのようでしたので
安心しました。


奥様は日本人ですが、ヨーロッパに30年以上も暮らしていらっしゃるとのこと。

ベジタリアンになった経緯をお話ししてくださったのですが、癌になった
ことがきっかけでそれまでの食生活を見直されたとのことでした。

そして、ブラジルのアマゾンに行かれ、密林の中で生活(食べるものがない
時には何日も食べない日が続いたそうです)するうちに治癒されたそうです。


太りすぎを気にするほどつい食べ過ぎてしまう私。一日バナナ一本でも生きられる
ことを考えるとやそんなにカロリーを摂る必要はないのかもしれません。


カフェイン、アルコールなども体には悪いとはわかっていながらつい摂り過ぎてしまい、
砂糖を使わないお菓子を作ろうと思いながら、時間とお金がかかるのでついグラニュー
糖を使ってしまいます。

以前はお砂糖も控えていたとおっしゃる奥様の、まるで「仏様」のような穏やかな
笑顔を拝見しながら、過酷な体験をしながら死の恐怖と闘い、病を克服された
力強さはどこから来るのだろうと考えてしまいました。

現在は、「アマゾンの、木の実からミルクを作るプロジェクト」のNGO活動を
なさっていらっしゃるとのことです。

私も見習いたいとは思いましたが、アルコールを断つことは「生きている楽しみ」
がなくなることなので、当分は辞められそうにないです・・・

そして、おしゃれも、お化粧も止められないし・・・・


いつになったら、煩悩を消し去ることができるのでしょうか・・・
コメント
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