数理論理教(科学教)の研究

数理論理(科学)はどこから来て、どのような影響を与え、どこに行こうとしているのか、少しでも考えてみたいと思います。人文系

神の民の歴と「バブルの物語」、今年から大激動時代に突入? リーマンショック以上の金融破綻も創出される?

2023-03-12 07:09:14 | 経済金融
1.米国のシリコンバレー銀行が破綻

「銀行は 2023年3月9日以前は健全な財務状態にあったにもかかわらず、投資家と預金者たちが 2023年3月9日の 1日だけで、銀行から 420億ドル (約 5兆6000億円)の預金を引き出し始め、銀行の取り付け騒ぎを引き起こしたのだ。
 この猛烈な資金流出の結果、3月9日木曜日の営業終了時点で、銀行の現金残高は約 9億 5,800万ドル (約 1300億円)となった。
 急激な預金の引き出しにより、銀行は支払いを行うことができなくなった。シリコンバレー銀行は現在支払不能の状態だ。(引用終わり)」

 銀行というのは、情報操作と群集心理で「取りつけ騒ぎ」が起こると、いとも簡単に破綻するようです。そして不安が不安を呼び、融資が回収され、金融機能が麻痺して、株式・不動産などが暴落、タイムラグで実体経済に波及して恐慌状態に陥いります。
 以前ガルプレイスの『バブルの物語』を読んだときは、人間というのはつくづく「懲りない性」を持ち合わせているんだと思っていましたが…
「1990年の『バブルの物語――暴落の前に天才がいる(邦題)』の中で、ガルブレイスは、数世紀にわたる金融バブルの状況を追い、その全てに共通する原理はレバレッジであるとした上で、「来たるべき偉大な」と称される類の過大な期待は、多くが非合理的要因による錯覚に過ぎず、とりわけバブルの絶頂においては、懐疑に対する排斥が激しくなるとの警鐘を鳴らしている。 (引用終わり)」
 

2.神の民の歴と「バブルの物語」、創出(情報操作)された金融危機、そして政治危機(戦争)
 しかし「バブルの物語」は、景気循環などではなく、仕組まれた「カジノ(賭博、胴元がいる)集金回収の周期」ようなものだと今は思うようになりました。
 そしてその「胴元」は、ただカネを稼ぐだけの輩なのではなく、宗教哲学をバックボーンに高い知能を駆使して、この「胴元(神の民)」以外の人間(国家)を完全にコントロール(支配)しようとしているのだと思います。 
 それは「神の民」に対する2000年来の「壮絶な差別(度重なる大掛かりな財産没収・虐殺など)」を絶対的に解消するための唯一の方法だと信じているからだと思います。

  この方の分析は秀逸だと思います。
 思え返せば、新興国バブル、ITバブル、仕組債バブルなどまるで「ポンズキーム」のような手荒い手法でお金を集金しまっくっていたような気がします。 
 
 

 現在も仮想通貨バブルや気候温暖化関連詐欺バブル(日本での事例)などが懲りずに行われていると思います。バイデンが金をばら撒き・インフレにして、バブルを膨張させて、中央銀行(胴元のディーラー?)が金利を上げてバブルを崩壊させる。いつもの常套手段のようです。

 FRBの暴走=金利の史上最速の利上げではなく、「手仕舞い」の鐘が鳴っているのだと思います。景気を上げて上げて(金利を下げて下げて)、落とす(金利を上げる、債券・株式市場暴落(含み損)、その後不動産も暴落(含み損)、そこで融資回収、倒産の嵐、犠牲者多数)、恐慌状態で潰れた会社の草刈り場、また景気を上げて上げて(煽って煽って)、落とす…考えて見れば分かりやすいです。これは「景気循環」ではなくて、「単なるカジノマシーンの周期」ではないでしょうか。
  マネーサプライは人為的に操作されていると思います。

 「胴元」はこの「カジノマシーン周期」をコントロールできるので(金利を上げるのは胴元なので)、上げる前には「カラ売り」しています。この「胴元」は「カラ売り」などの「信用取引」・「仕組債」を大量にできるシステムを作り上げ、空前絶後の荒稼ぎしているようです。ヘッジファンドが巨額の利益を得ていますが、「胴元(金融政策や世界テロの実行者)の情報」があれば絶対に儲けられると思います。マスコミ等の「胴元の宣伝機関」は、いつも一般投資者をカモにするような報道ばかりしていると思います(高値掴みなどを強いる)。
 
 
 
  もう30年くらい前に読みましたが、ヒルファーデングも株式市場は博打場だと言ってました。

 特に今回は、超低金利(金利ゼロ)が長く続いた結果、金融機関が長期国債を大量に保有しているようなので、金利上昇によりその含み損がメガトン級の爆弾になっているようです(大恐慌を起こせる?)。

「シリコンバレー銀行 (SVB) の一夜にしての破綻は確かに多くの注目を集めたが、これは本当に驚くような出来事だろうか?
 違う。それは絶対に違う。
 SVB の崩壊は、中央銀行が意図的に助長している現在の世界経済の急落の兆候にすぎない。
…そしてこれはアクシデントではない。私たちは、意図的なシステム障害の初期段階にいる。
 今日、世界経済は加速する自由落下の中にあり、ナイフの刃で、新しいシステムを発行するためだけに既存のシステムをまとめて粉砕しようとしている中央銀行によって、意図的に金融の崖から押し出されている。(引用終わり)」

参考:『ロスチャイルド』林千勝著 経営科学出版
 
「ロスチャイルド家は、アメリカ合衆国の代理人を巧みに重層化していきます。1854年、鉄道に投資し数百万ドルの大資産家だったジョセフ・モルガンの遺産を引き継いだ事業家のジュニアス・モルガンが、一家でボストンからロンドンに移りました。
 ジュニアスは、ロスチャイルド家の下でアメリカとヨーロッパの資金を仲介していたジョージ・ピーボディ紹介のパートナーとなりました。
 同商会は、後に、ピーボデイ・モルガン商会と改称します。
…1837年の恐慌から20年ぶりの57年の恐慌で、アメリカ合衆国では900社が倒産しました。…この恐慌も、ロスチャイルド家がジョージ・ピーポディ商会を巻き込んで仕掛けたものと言われています。
…恐慌で絶望的となったアメリカの投資家が証券を投げ売りすると、モルガンらは底値で大量に購入し、市場が正気に戻ったときに高値で売り抜けました。いつものパターンです。背後にはロスチャイルド家がいました。」
「1890年代半ば、全米の有力新聞は、ほとんどがユダヤ資本の影響下にあり、過半をユダヤ資本に乗っ取られていました。」
「ロスチャイルド家は、1839年から40年の恐慌でイングランド銀行の中央銀行化を完成させたように、今度は1907年の恐慌で、アメリカに民間所有の中央銀行をつくろうとしたのです。
 1907年の恐慌は仕掛けは次のようです。国際金融資本家たちの息のかかったニューヨークの各銀行が、預金者である地方銀行に通貨を払うことを渋り、地方銀行は、預金者が引き出して金庫が空になった後、預金者に支払いを拒否せざるを得ない状況に追い込まれたと言います。結果、商業活動は停滞し、賃金と物価は暴落し、悲惨な恐慌になったのです。」
「連邦準備制理事会は、一応連邦議会の下にある政府機関ですが、予算の割当や人事の干渉を受けません。
 12の地区に設立された各連邦準備銀行は、民間の金融機関が出資する法人です。政府や個人や非金融機関の法人は連邦準備銀行に出資できません。…「ニューヨーク連邦準備銀行」が、連邦準備制度の下で事実上の実権を持っているのです。
…「上位5行の主な株主たち」は、ロスチャイルド家、モルガン家、クーン・ローブ商会、シフ家、ロックフェラー家、ウォーバーグ家、リーマン・ブラザーズ、ラザール・フレールなどです。(引用終わり)」

 15年くらい前にこの本を読んだときは、まさかこの内容通りなのだとは思いもよりませんでした。グローバル勢力の「血の繋がり」を詳細に調査した労作です。 

 そして「神の民」は情報操作や様々な工作で政治危機をも引き起こせるようなので、大小様々な「紛争・戦争」が起こり、兵器商売でまた荒稼ぎできるみたいです。

 
   この神の歴によると、7年周期の「手仕舞い年」と、7×7+1=50年ごとの「大きな節目の決済年」があるようです。今年は上記二つの決済年が重なる年であり、何か巨大な政変・経済変動があるようです


3.神の民は「グレートリセット」を実行、世界政府という名の「神の王国」ができるのか?
 あのウイルスやワクチンのことを考えると、上記のように50年の一度の大きな節目になる大変動だけではなく、今年の決済年からは、「神の民」が世界中の民を絶対的にコントロールできる「システム=神の王国」が作られるのではないでしょうか。


「2020年1月以降、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から7億8200万ドルの助成金を受け取っている世界保健機関は、企業が資金を提供し、ロビー活動を行っている国連の機関であり、194の加盟国の国民に対する法的管轄権はなく、少なくとも原則的には諮問的な役割を担っています。
 しかし、それはまもなく変わるでしょう。
 2022年3月3日、ヨーロッパ全土でロックダウン規制が撤回され、NATOがロシアへの代理戦争を宣言する中、欧州理事会はパンデミックの予防、準備、対応に関する国際条約の交渉開始を承認する決定を採択しました。この条約の下で、世界保健機関の加盟国は、さらなるロックダウン、フェイスマスクの義務付け、遺伝子治療の強制、デジタルIDシステム、監視と検閲のプログラムなど、人権と自由に対する制限を、すべてWHOの判断で実施する法的拘束力を持つことになります。  
 この協定の根拠は、世界保健機関(WHO)の憲法第19条で、WHOの総会は、3分の2の多数で可決されれば、すべての加盟国を拘束する協定を採択できるとされています。これらの協定の下で、英国を含むWHOの193の加盟国は、原則として、その国の選挙で選ばれた行政府と立法府が自国民に課す制限を決定する主権を譲り受けることになります。(引用終わり)」
 これは「法律マジック」だと思います。基本的な人権を侵して、人間の生命を脅かす「法律」は根本的に無効だと思います。これは「法治社会」を逆手に取った、テロ行為ではにでしょうか。「法的な暴力革命」です。
 mRNA型ワクチンの国と民間企業が結んだ契約に秘密条項があるから公開できないというのは、この超過死亡が続く状況では、まったくの法的暴力であり、公共の福祉(日本国民の健康、根本的な人権)に反し秘密条項は無効だと思います。
 恐らく、一端採決されてしまえば、どのような健康被害(mRNA型ワクチンの強制接種)が起きても、反論したり拒否すれば、この法的根拠を持って強制処分(刑務所行き)を受けることになります。これは「法的マジック・詐欺」であり、巧妙に仕掛けられた「法的暴力革命」だと思います。

 神の民は法律書に似た口伝書を子供の時から刷り込まされ、その内容の弁論することで法的思考法を鍛え抜かれているようです。神の民の天性の素養から「法律」の土俵では、残念ながら太刀打ちできないと思われます。 
 神の民は、世界最古とも思われる「宗教哲学」を基に、その高い知能(子供のときから教典や口伝を徹底的に教え込まれる)を持って、世界を完全に改造する使命を帯びて、このグレートリセットを実行すると思います。

 『ユダヤ人の歴史』レイモンド・P・シェインドリン著 河出文庫
 
  ユダヤ民族の2000年に亘る筆舌につくしがたい苦難の歴史をコンパクトにまとめてありました。ドイツのナチスによるホロコーストは確かに歴史的に最大のユダヤ人の虐殺(絶滅収容所)でしたが、欧州・中東・ロシア等では、度々何かにつけてユダヤ人の虐殺や貧困政策が行われていました。
 例えば、十字軍が中東に遠征に行くのに手始めに(景気付けに)ユダヤ人を血祭りにするとか、ゲットーを作り隔離したり、金融業(キリスト教では卑しい職業と見られていた)などしか職業が認められないなどです。何か悪いことが起こると(流行病の発生など)、まずユダヤ人のせいにされ、ユダヤ人は財産を奪われ、虐殺や追放されていました。 
 ユダヤ人はそれでも、ますます旧約の神を信じ、自分たちの罪を贖い、子孫に律法や口伝を教え、やがて救済者が現れることを信じ続けました。このような悲惨な状況の中で、自分たちの教えを伝承し続けた民族というのは他にないと思います。誰もが子供の時から律法やタルムードという書物を徹底的に読みこなし、それに対して激論を交わすことで、文章理解や思考方法等の知的レベルが上がっているのではないかと思います。

 『ユダヤ人の教養』大澤武男著 ちくま新書
ユダヤ人の教養:グローバリズム教育の三千年 (ちくま新書)

大澤 武男
筑摩書房「現代のユダヤ人教育者、ツヴァ・フリーマンは、「ユダヤ的教育なくして、ユダヤ民族は存続できない」と述べてる。 …世界人口で見れば少数派のユダヤ民族が、過去の長い歴史においてディアスポラ、放浪、迫害の中にあっても、他の民族や文化、宗教などに吸収され消滅することなく、今日にいたるまでユダヤ人として生き続けることができたのは、古代より代々にわたりユダヤ教の伝統を教育により子弟にしっかりと伝え、維持してきたからに他ならない。…」
「…ツヴァ・フリーマンは…「ユダヤ民族は遠い昔より、子弟の教育が上層特権階級だけではないと考えていた勇一の民である」…」
「…公立学校で一般キリスト教徒の子弟と学習を共にすることになったユダヤ人児童生徒の優秀さは、誰の目にも争えない事実として認識されていった。その根底には、まずもってユダヤ的伝統でつちかわれた神の律法や教えを常に学び、その知恵や学ぶ態度を代々伝えてゆくという親の教育熱心が生きていたことと、そのためユダヤ人子弟の「学ぶ」ということへの用意が人一倍よくできていたという理由があった。(引用終わり)」

『ユダヤ人とユダヤ教』市川裕著 岩波新書
 
「…19世紀半ばには、ユダヤ人の約70%が東欧、とりわけポーランドからウクライナにかけての地域に生活し、残りの30%弱が中欧(ドイツ)および西欧、中東に暮らしていた。南米・北米に住むユダヤ人は2~3%でしかなかった。それが1880年代になると、ロシア皇帝暗殺を契機としてロシア領内のユダヤ人居住区域で反ユダヤ主義の暴動が激化し、貧困と流転になかで国外へ脱出していく人びとが急増する。彼らの目指した先がアメリカ合衆国であった。
…東欧のユダヤ人の移住と戦後のアメリカの繁栄は、あたかも世界史の大きな流れを暗示しているかのように見えるのである。…(引用終わり)」

「ポグロム(погром、パグローム)とは、ロシア語で「破滅」、「破壊」を意味する言葉である。特定の意味が派生する場合には、加害者の如何を問わず、ユダヤ人に対し行なわれる集団的迫害行為(殺戮・略奪・破壊・差別)を言う。 」
「1881年にアレクサンドル2世が暗殺されると、ロシア各地で反ユダヤ主義のポグロム(en、1881年-1884年)が起きた。このポグロムは数年にわたって続き、主にユダヤ系の町人、商人などの下層民が被害にあった[2]。後にはロシア帝国をはじめ各国でユダヤ人殺戮のポグロムが盛んに行われた。 …」

 残念ながら、今年からハルマゲドンのような大災厄がやってくるかもしれません。「陰謀論」だと想っていたら、一瞬のうちに監視社会になり、自由がなくなり、気が付いたらあの世に行っていたということになるかもしれません?

 「グレートリセット」では、さらなるナノテクノロジー技術(生物構造学応用技術も含め)も使用されるかもしれません。
 参考:『ナノ兵器 その誕生から未来まで』ルイス・A・デルモンテ著 原書房
 
「…特定の遺伝子特徴を持つ人間のみに反応するようにプログラミングしたDNAナノボットに毒物を持たせ、それをマイクロドローンを使って注入するのだ。人種もしくは民族全体を対象とする作戦には絶大な効果を発揮するだろう。」
「…AIが人間と同等の知能を持つようになると、ドローンのような兵器は自律型になると考えていい。人間が任務の目的を指定すると、あとはAIが勝手に遂行するのだ。(引用終わり)」


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