goo blog サービス終了のお知らせ 

数理論理教(科学教)の研究

数理論理(科学)はどこから来て、どのような影響を与え、どこに行こうとしているのか、少しでも考えてみたいと思います。人文系

ビットコインとは? 史上最大のバブル? これはまた詐欺商法、組織犯罪なのか?

2018-01-05 23:03:32 | 経済金融
 最近、ある喫茶店で私が本を読んでいたところ、隣に座っていた30歳前後の男性二人が機関銃のように会話していた。よくもあんな早口でしゃべれるもんだなと思いまながら、うるさいのでなかなか読書に集中できなかった。それでどうしても会話の内容が聞こえてきてしまったのだが、どうも仮想通貨の投資の話をしているらしく、「今買わなきゃだめだろ」みたいなことを盛んに言っていた。
 当初、仮想通貨というのは電子マネーに似たものなのではいかと思っていた。それで決済すると便利なので流通しているのかと思っていたが、それに投資してもの凄く儲かるということが理解できなかった。
 昨日、In Deepさんの以下の記事を読んでびっくりした。

「…「日本でビットコインを保有する人は 100万人以上いる」ということになっているのです。」
「「 2017年12月に、ビットコイン相場が人類史上最大のバブルとなったことが確定した」ことをご紹介しましたけれど、強気の予測の人々は、これよりもさらに上がるとしているわけで、仮にそうなりますと、本当に私たちは今「奇妙な世の中に住んでいる」というような感慨が出てくる部分はあります。」

「…1カ月前、アメリカの投資会社が提示したビットコインと過去のバブルとの比較を示したチャートは、ビットコインの相場は、世界で最も有名な資産バブルとして名高い 17世紀に起きた「チューリップ・バブル」に次ぐものだったことを示していた。
 ところが、その1ヵ月後、ビットコインの価格はさらに高騰し、ついに世界的なバブルの比較ランキングが更新される時が来た。
 ビットコインがチューリップを上回ったのだ。
 投資会社 Convoy Investments のアナリストたちは、過去の資産バブルチャートの更新をおこなった。その新しいコメントでは、「ビットコインは、1ヶ月前の最後の更新の時の 2倍以上をつけ、今年になってから価格は 17倍、過去 3年間では 64倍となり、オランダのチューリップ・バブルと入れ替わった」と述べている。
 今この瞬間、ビットコインは 1634 – 1637年までのチューリップ・バブルを上回り、歴史の中で最大のバブルであることが公式に確認されたのだ。」
「…ちなみに、ビットコインを含めた「仮想通貨」の市場は、現在「 57兆円」という途方もない規模になっています。
 この額自体がどうこうということではなく、これが「たくさんの人々が投資している」ことで成り立っているものと考えますと、「こういう巨大なものが突如として崩壊したらどうなるのだろう」とは思います。いわゆる株価の崩壊とは比較にならないほどダメージを受ける部分はありそうです。(引用終わり)」

 なぜこんなものに投資するのか?なぜそんなに上がるのか?いやいった全体どうなっているのか?

 Wikipediaのビットコインの解説は確かに分かりにくいように思います。

 いろいろサイトを見ていましたが、以下のサイトを見て、ビットコインの仕組みがどうにか分かるようになりました。

 つまりこのようなものだと思います(私が思っただけです)。

 この仕組みは、大きなサーバーで管理する方法ではなく、個々の取引は直接に行われ、その取引履歴を暗号化してコインの記録に残し、それまでの取引の正確性や不正防止を図るというもののようです。
 この取引履歴は取引する人たちの共通財産のようなものになり、その暗号化もその共同体の誰かが行う、そしてその暗号化に成功した人にはインセンティブとし報酬が与えられる(ビットコインの新規発行)。

[H30ー01ー28追記、ビットコインの価格が急落しているようです。それはそうだろうと思いますが・・「希望は天井にあり」さんの記事や他のサイトを見て、以下のように認識を新にしました。
(1)ビットコインの取引履歴というのは、遺伝子情報のように個々の取引の情報欄に載っているようです。これらを解析すると、進化の系統樹をたどるように過去の取引履歴も分かるようです。当然この履歴情報は高度に暗号化されている。この技術は今後様々な分野で応用される可能性があり、とても有用だ。
(2)ビットコインを売買する取引所がある。これは一応金商法などに該当するようですが、規制が緩い(特に日本は世界で一番規制が緩いようです。意図的に野放しか?)。ビットコインがプライベートな通貨としての側面を持つため原則自由のようです(すべて自己責任)。取引所のセキュリティー上の技術基準などあるのですかね?相当技術的に杜撰なようです。ビットコイン自体の暗号化が高度でも、取引所のセキュリティー(暗号化)が脆弱では話になりませんね。
(3)ビットコインの暗号化などの技術的独創性などが、マルチ商法のような「夢を売る」誇大宣伝による商法(限りなく組織犯罪に近い)に利用されている。押し売り業者が、羽毛ふとんや浄水器、健康食品を売りつけるように、正確な知識もないにもかかわらず、このビットコインの技術は画期的だ画期的だと浅薄な宣伝をして売り捌いている。高度な技術が、低俗なレベルの拝金教の輩により、単なる先物商品なようなものに陥れられている。それに便乗して利権に群がる組織犯罪者のような輩も絡んでいるのでしょうか。(追記終わり)] 

一応、不正防止方法は以下のようらしい。
「多数決による不正の防止
 ブロックチェーンの概念図。最良のチェーン(黒)は最も長い取引履歴を持つチェーンである。その他に、孤立したチェーン(紫)も存在する。
 ブロックチェーンは取引履歴が記録されたブロックが一本の鎖のように繋がったものと考えることができるが、場合によっては分岐することもある。例えば、悪意ある攻撃者が過去のブロックを改竄した場合や、複数のマイナーが同時にブロックを追加した場合である。
 こういった問題を、ビットコインは「最も長いブロックチェーンを信頼する」という原則で解決している。「長い」というのは単純にブロック数が多いという意味ではなく、そのチェーンを構成するのにかかった計算量が大きいという意味である。言い換えれば、計算量を単位とした多数決である。
 攻撃者が過去の取引履歴を書き換えても、その履歴が信頼されるためには、そこから派生するチェーンが他のチェーンよりも長くならなければならない。しかし、チェーンを構成するためには大きな計算量が必要となる。善意のマイナーたちは常に最も長いチェーンにブロックを追加し続けているため、攻撃者は、その総計算能力を上回る計算資源を投じ、改竄したチェーンを伸ばしていかなければならない。つまり、単一の攻撃者がネットワーク全体の過半数の計算能力を保持していなければならない。ビットコインに参加するノードの数が十分大きければ、そのような計算資源を確保するのは困難である。ビットコインはこの考え方(プルーフ・オブ・ワーク)に基づいて堅牢性を担保している。
 複数のマイナーがそれぞれ個別のブロックを追加し、チェーンが分岐してしまった場合は、ネットワーク上の各マイナーはそのうちどちらかのチェーンを選んでマイニングに取り組む。さらに新しいブロックがどちらかのチェーンに追加された時点で、他方のチェーンは放棄される。(引用終わり)」
 
 脆弱性も多いようです。
「2014年2月26日未明 - 大手取引所のマウントゴックスが全ての取引を停止し、「取引所のサイトと顧客を守るため、全ての取引を一時的に中断することを決めた」とした[21]。ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、25日、ニューヨーク南連邦地方検事局が捜査に着手し、マウントゴックスに召喚状を送り、書類の保全などを命じた。28日、会社は東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請し、受理された[23]。 会社は被害額が85万ビットコイン(114億円相当)および現金28億円としている。(480億円相当が正しい。) グローコムの楠正憲客員研究員によれば、本来発行された取引IDを顧客が改ざんすることができ、もとのIDに問い合わせても取引IDがないため何回でも取引を要求できるという(トランザクション・ミュータビリティーといい、2011年に指摘済みだったがマウントゴックスは放置し、何回でも再送金したという)[要出典]。「ネットエージェント」の杉浦隆幸代表によれば、秘密鍵を管理する『財布』のパスワードを盗みとることができれば、大量の不正引き出しも可能だとする。(引用終わり)」

 そして取引履歴の暗号化によるビットコインの新規発行のことを「マイニング」と呼ぶらしい。

 この手のサイトは多いですが、相当な機械(高性能演算装置)を揃えて、莫大な電気代もかかるそうです。
 これはどんどんエスカレートして、世界中のマイニングのために発展途上国の1国くらいの電気代を使用しているらしいです?
 このまま続くと、地球上の電気を使い果たしてしまうのでしょうか?なんのために?膨大な取引履歴の暗号化のために?

 以前「強欲の帝国、腐敗撲滅戦争が必要なのは米国か?」とういう記事を書きましたが、ここでは犯罪者は一応「金融機関」という化けの皮を被っていました。そのためリーマンショックでは、金融機関がゾロゾロと潰れました。しかしその首謀者(犯罪者)は取り締まられなかったようですが…)。
 ビットコイン等の仮想通貨の管理者は誰かというと、取引に参加している皆さんということになります。暗号化の天才にかかれば、計算量の多寡だけではなく、質的に巧妙に改ざんされてしまうの可能性があると思います。2重帳簿や闇帳簿のようなものが作られ、不正な換金がされる恐れがあると思います。とにかく犯罪組織に利用されやすいシステムだと思います。中国・韓国ではビットコイン取引の規制が入るようです。(それはそうだと思います。)まあ中国は国家(中共)だけが胴元になるよにするのだと思いますが…
 日本では、韓国では禁止した銀玉システムに官僚さんが天下り堂々と営業しているようです。ビットコイン利権はどこの組(省庁)の縄張りなのでしょうか。

 ビットコインは国家という概念を超えた、世界の共同体が管理する仮想通貨になるというような考え(夢)もありますが、今のところはリスクがあり過ぎて、なぜこんなものに投資しているのかまったく理解できません(貧乏人の僻みかも?)。
 しかし、数理論理化が進めば、すべては暗号(数理論理)だらけの世界になることは間違ありません。
 
どうしてこのような仮想通貨の価格が上がるのでしょうか?値上がり益を狙った投機利益だけが目的のように思えます。

 「ビットコインで決済できる店」で検索すると、このようなサイトがありました。
  実物の決済が目的のためではないようです。 
 他にもいろいろの仮想通貨があるようですが、投機用のためのものでしかないような気がします。
 要はすべて「架空の先物取引」のような感じがしてなりません。

  ガルプレイス著の「バブルの物語」を約30年前に読みましたが、人間はつくづく懲りない奴らなのだと思いました。
 ビットコイン等の仮想通貨が崩壊した場合、実体経済にどのような影響がでるのでしょうか。その巻き上げられたお金はいったい誰の手に入るのでしょうか。
  
 
 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「日本国体主義」?血盟団事... | トップ | 米中戦争(8)米中貿易戦争... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

経済金融」カテゴリの最新記事