こんばんは。寒くなると、汗をかくことも少なくなるので、ウォーキングの回数、距離などを増やしているのですが、疲れますね（笑）。その分、夜ぐっすり眠れるのですが・・・。
議員年金のことが最近、ニュースなどで話題になっています。今日はそのことを少し。
議員年金の内容については、よく特集とかやっていますのでわかると思いますが、やはり破格の待遇と言っていいでしょう。国庫負担率を見れば、７割が国庫負担、自己負担分は３割という、国民年金や厚生年金では考えられない自己負担率の軽さです。それを負担率是正から、廃止にしようという動きが首相の一声で主流になりつつある、ということです。当然反対もあるわけですが、その反対の声の中に、「老後の保障」やら「今受給を受けているOBの年金を３割削減すると財産権の侵害にあたる可能性がある」というのはどういうことか。
まず、「老後の保障」といいますが、一般国民を省みれば、「国民の老後の保障」制度である国民年金や厚生年金は、負担を増やして受給は減らす方向の上、医療制度、税制など、負担がバカバカ増える話（税調などの議論もそうなっています）ばかりで、「保障」の幅が狭くなってきているのに、自分達の保障に関しては熱心に話し合っている姿勢はどうなんでしょうか。
「受給を受けているOBの年金３割削減は財産権の侵害にあたる可能性がある」というのも納得いかない。それならば、国民年金や厚生年金で、現在、受給を受けている方々（受ける直前の方々も）の受給額を減らすのも財産権の侵害になるのでは？それなのに、それはもう国会で決まっているわけです。にも関わらず、自分達（正確にはOBですが）の分は「財産権の侵害になる可能性がある」というのは、どういうことか。
いずれにしても、国民の側も、「今現在負担している世代」と「今現在受給している世代」のバランスが重要と公言しているのに、議員の中でも、「現在負担している世代」に関しては、ある程度覚悟があるようですが、「受給している世代」には、何もしないなど話にならないのではないでしょうか。
あと、議員年金は「議員の退職金がわり」としているわけですが、この議員年金が廃止となれば、替わりに「退職金」制度の話が出てくるのは確実。退職金はかまわないと思いますが、例えば、献金廃止の変わりに「政党助成金」が出来たにも関わらず、今や、制限つきではあるものの献金ももらい（「制限」も抜け道があって、実質は無制限らしい）、かつ、政党助成金ももらえるという「二重取り」状態のような、手厚い「おいしい退職金」制度にならないようにしてほしいものです。
「議員引退後も付き合いなどがあってお金がかかる」という話も聞きますが、こんなものは理由にはならないと思います。お金がかかるなら、かからないようにすればよろしい。どうしようもないのであれば、付き合いなどはある程度制限し、できる範囲にとどめておけばいい。以前も述べましたが、「政治にはお金がかかる」というのは、彼らが言っていること（また、行っている事）。であれば、それも彼ら自身の努力で「お金はかからない」ようにすればいいのです。今や、国の財政は半分は借金でまかない、そのまた半分を借金返済にあてるという、「自転車操業」状態。一刻も早く改善しなければならず、一般国民に負担を強いるのに、そんな言い訳が自分達への保障を手厚くする理由にはならないと、私は思います。
以前から思っていましたが、「改革」といいますが、どうも「官」「民」では痛みの差がある気がするのです。例えるなら、改革という寒風があったとして、「民」は丸裸で、「官」は完全防寒で風に当たっているように思えます。確かに、同じ「改革」という風に当たっていますが、その影響にはかなりの差がある、と思うのです。不景気で国民の目も厳しくなり、不正や汚職などが明らかになるたびに思うのは、”公害”という言葉。本来の公害の意味とは違いますが、公（務員、または、自分達優遇の公的制度による被）害という、新たな意味も付け加えてはどうでしょう。もちろん、全ての公務員の方がこうだというつもりは毛頭ありませんし、真面目に働いておられる方が大半かと思います。しかし、いくら真面目でも、制度がダメ（この場合のダメとは、現在の実情に合わない厚遇などのことです）で、その制度に乗っかった待遇を受けている時点で、すでに「共犯」の片棒を担いでいることも忘れないで欲しいのです。
今日現在の私
体重：６５．０Kg
体脂肪率：１５．７
BMI：２１．７
血圧：高１１２ 低６８
脳年齢：２６歳
あとがき
タイガース４連敗、マリーンズ４連勝で日本シリーズが終わってしまいました。今日は、割といい試合だったので納得ですが、昨日までの３試合は・・・、いや、言い訳はやめ、今はこう言いましょう。マリーンズ日本一おめでとうございます！！！でも、もつれて負けたのならともかく、４連敗では、タイガースの日本一優勝セールとか企画していたところは大打撃でしょうね。
メールアドレス：yoshi_k1245@yahoo.co.jp