(筑波山周辺ドライブマップ<クリックで拡大>)
筑波山北麓周辺の主に万葉史跡を夫婦でドライブして回った。
松戸を出発、三郷ICから常磐高速で千代田石岡ICで降り、
石岡市内にある常陸国府跡=師付田井(しずくのたい)=茨城県フラワーパーク=万葉の森=国民宿舎つくばね、
湯袋峠を経て、桜川市真壁町、筑西市宮山、下妻市大宝、下妻市比毛と
筑波山北麓周辺を筑波山を望みながらドライブした。
午前中は晴れ間が広がり午後は曇りがちになったが、筑波山麓の清々しい空気を満喫できた一日だった。
石岡市内
<常陸国府跡>
石岡市総社1丁目石岡小学校内。
昭和四十八年、石岡小学校の校舎改築に伴い、校庭の中央部付近の発掘調査が実施され、多くの柱穴が発見された。これが常陸国衙(国府の役所)の跡と考えられている。
石岡市民俗資料館と常陸国府跡碑
万葉歌碑と一里塚
巨大な榎が植えられて小山になっており、一里塚とみられる。
その足元に万葉歌碑が立っている。
→詳細は万葉アルバムへ
国府跡(石岡小学校校庭)
<師付田井(しずくのたい)>
かすみがうら市中志筑(なかしずく)
師付田井への道
国道138号線の池の下交差点から北へ500m程進んだところに「師付の田井入口」の案内板がある。
西へ細い道を700mほど進むと駐車場がある。
あぜ道の向こうに師付田井がみえる
碑のむこうは石岡の山並みである。あぜ道には野花が咲き乱れて、気持ちが安らぎ一息つける場所である。
師付田井の碑
説明板によると、万葉集巻9-1757「草枕、旅の憂いを・・」の歌にある「師付之田井」は、此の辺り一帯の水田を指すという。
また底知れずの井戸があり、土地の人は昔から、しずくの田井と呼び、しめ飾りをして守ってきた、と書かれている。
昭和44年碑の建立当時は新治郡千代田村であった。
→詳細は万葉アルバムへ
碑うしろに田井のなごりの湧水が
師付田井からの筑波山の眺め
<茨城県フラワーパーク>
石岡市下青柳
約30ヘクタールの広大な花と緑の公園である。
フラワーパーク入口
バラの花はまだ先だったが、パンジーやフジ、ボタン、シャクヤクなど。
ふれあいの森の斜面のシャガの群落が見頃であった。
パーク内から、ふれあいの森を望む
ふれあいの森のシャガの群落。100万株が自生しているという、まさに圧巻。
頂上にある万葉歌碑
筑波嶺のさ百合(ゆる)の花の夜床(ゆどこ)にも愛(かな)しけ妹(いも)ぞ昼も愛(かな)しけ(巻20)
高さ3.5mにおよぶ白みかげの自然石で、現存する万葉歌碑の中で日本一大きいとされる。
→詳細は万葉アルバムへ
頂上の展望台からの眺め<クリックで拡大>
筑波山(左)と足尾山・加波山(右) 中央くぼみがこれから行く湯袋峠
管理棟と花のすべり台
藤棚
<万葉の森>
石岡市小幡湯袋
森の片隅が小さな広場になっていて、万葉歌碑が2基点在している。
道路から万葉の森の入口がわかりずらく、行き過ぎて、そのあと戻って入口を見つけた。
万葉の森の歌碑
平成元年に八郷ライオンズクラブ創立二十周年記念事業で建立されたもの。
→詳細は万葉アルバムへ
万葉の森として整備している。
<国民宿舎つくばね>
石岡市小幡2132-50
万葉の森を過ぎ、つくばねオートキャンプ場の上に位置している。
国民宿舎つくばね
万葉歌碑
国民宿舎つくばねの玄関付近に建っている。
→詳細は万葉アルバムへ
万葉の滝
万葉とどうかかわりがあるか、不明だ。
湯袋峠付近の山ふじ
この峠道には随所に山ふじが咲いていて、新緑の中に目立つ存在で、目を楽しませてくれる。
みごとな山ふじ
湯袋峠を経て、桜川市真壁町に至る
<宮山ふるさとふれあい公園>
筑西市宮山
宮山ふるさとふれあい公園
ふれあい公園展望台
安倍晴明(あべ の せいめい)の碑
平安時代の中期(921年)の陰陽師、筑西市猫島で生まれた。
晴明の母・葛葉(くずのは、賀茂葛子姫)が残した歌が石碑になっていた。
恋しくば尋ね来て見よ 和泉(いずみ)なる信太(しのだ)の森のうらみ葛(くず)の葉
(母が恋しいのであれば、訪ねて来なさい。和泉国の信田の森に居るうらみ葛葉より)
万葉歌碑とキャンプ場
→詳細は万葉アルバムへ
<大宝八幡宮>
下妻市大宝
大宝八幡宮はその名の通り大宝元年、つまり大宝律令の制定された701年の創建と言う。藤原時忠公が筑紫(つくし)の宇佐神宮を勧請創建したのがはじまりだそうだ。関東最古の八幡様といわれている。
鳥居
参道
白い花咲くなんじゃもんじゃの木と万葉歌碑2基
→詳細は万葉アルバムへ
鐘楼と万葉歌碑
2010年と比較的新しい犬養孝さん筆による歌碑。
筑波嶺の さ百合の花の 夜床にも 愛しけ妹ぞ 昼も愛しけ 巻20-4369
万葉仮名で刻まれている。
→詳細は万葉アルバムへ
拝殿
境内
若宮八幡宮の狛犬
この狛犬の後ろ側に万葉歌が刻まれている。
→詳細は万葉アルバムへ
絵馬
赤くない?郵便ポスト
<糸繰川堤防>
下妻市比毛
小貝川の支流で、この堤防がなかなか見つけられず、あきらめて帰る方向でやっと見つけた。
小貝川から眺める筑波山
小貝川祝橋
糸繰川堤防
万葉歌碑と堤防施設
→詳細は万葉アルバムへ
帰りは国道294号線を一路南下、途中で飲んだ生ビールが疲れたからだを癒した。うまかった!
飲んだ後は妻の運転で明るいうちに帰宅できた。
この日は、ひざの痛みもかなりおさまったため、試しもあって1万歩程歩くことができた。
フラワーパークのふれあいの森の上り下りはややきつかったが、ゆっくりあせらず歩くことで予定通り見ることができた。
翌日になっても、ひざの痛みはなく、これからは焦らずならしならし歩きたいと感じている。
筑波山北麓周辺の主に万葉史跡を夫婦でドライブして回った。
松戸を出発、三郷ICから常磐高速で千代田石岡ICで降り、
石岡市内にある常陸国府跡=師付田井(しずくのたい)=茨城県フラワーパーク=万葉の森=国民宿舎つくばね、
湯袋峠を経て、桜川市真壁町、筑西市宮山、下妻市大宝、下妻市比毛と
筑波山北麓周辺を筑波山を望みながらドライブした。
午前中は晴れ間が広がり午後は曇りがちになったが、筑波山麓の清々しい空気を満喫できた一日だった。
石岡市内
<常陸国府跡>
石岡市総社1丁目石岡小学校内。
昭和四十八年、石岡小学校の校舎改築に伴い、校庭の中央部付近の発掘調査が実施され、多くの柱穴が発見された。これが常陸国衙(国府の役所)の跡と考えられている。
石岡市民俗資料館と常陸国府跡碑
万葉歌碑と一里塚
巨大な榎が植えられて小山になっており、一里塚とみられる。
その足元に万葉歌碑が立っている。
→詳細は万葉アルバムへ
国府跡(石岡小学校校庭)
<師付田井(しずくのたい)>
かすみがうら市中志筑(なかしずく)
師付田井への道
国道138号線の池の下交差点から北へ500m程進んだところに「師付の田井入口」の案内板がある。
西へ細い道を700mほど進むと駐車場がある。
あぜ道の向こうに師付田井がみえる
碑のむこうは石岡の山並みである。あぜ道には野花が咲き乱れて、気持ちが安らぎ一息つける場所である。
師付田井の碑
説明板によると、万葉集巻9-1757「草枕、旅の憂いを・・」の歌にある「師付之田井」は、此の辺り一帯の水田を指すという。
また底知れずの井戸があり、土地の人は昔から、しずくの田井と呼び、しめ飾りをして守ってきた、と書かれている。
昭和44年碑の建立当時は新治郡千代田村であった。
→詳細は万葉アルバムへ
碑うしろに田井のなごりの湧水が
師付田井からの筑波山の眺め
<茨城県フラワーパーク>
石岡市下青柳
約30ヘクタールの広大な花と緑の公園である。
フラワーパーク入口
バラの花はまだ先だったが、パンジーやフジ、ボタン、シャクヤクなど。
ふれあいの森の斜面のシャガの群落が見頃であった。
パーク内から、ふれあいの森を望む
ふれあいの森のシャガの群落。100万株が自生しているという、まさに圧巻。
頂上にある万葉歌碑
筑波嶺のさ百合(ゆる)の花の夜床(ゆどこ)にも愛(かな)しけ妹(いも)ぞ昼も愛(かな)しけ(巻20)
高さ3.5mにおよぶ白みかげの自然石で、現存する万葉歌碑の中で日本一大きいとされる。
→詳細は万葉アルバムへ
頂上の展望台からの眺め<クリックで拡大>
筑波山(左)と足尾山・加波山(右) 中央くぼみがこれから行く湯袋峠
管理棟と花のすべり台
藤棚
<万葉の森>
石岡市小幡湯袋
森の片隅が小さな広場になっていて、万葉歌碑が2基点在している。
道路から万葉の森の入口がわかりずらく、行き過ぎて、そのあと戻って入口を見つけた。
万葉の森の歌碑
平成元年に八郷ライオンズクラブ創立二十周年記念事業で建立されたもの。
→詳細は万葉アルバムへ
万葉の森として整備している。
<国民宿舎つくばね>
石岡市小幡2132-50
万葉の森を過ぎ、つくばねオートキャンプ場の上に位置している。
国民宿舎つくばね
万葉歌碑
国民宿舎つくばねの玄関付近に建っている。
→詳細は万葉アルバムへ
万葉の滝
万葉とどうかかわりがあるか、不明だ。
湯袋峠付近の山ふじ
この峠道には随所に山ふじが咲いていて、新緑の中に目立つ存在で、目を楽しませてくれる。
みごとな山ふじ
湯袋峠を経て、桜川市真壁町に至る
<宮山ふるさとふれあい公園>
筑西市宮山
宮山ふるさとふれあい公園
ふれあい公園展望台
安倍晴明(あべ の せいめい)の碑
平安時代の中期(921年)の陰陽師、筑西市猫島で生まれた。
晴明の母・葛葉(くずのは、賀茂葛子姫)が残した歌が石碑になっていた。
恋しくば尋ね来て見よ 和泉(いずみ)なる信太(しのだ)の森のうらみ葛(くず)の葉
(母が恋しいのであれば、訪ねて来なさい。和泉国の信田の森に居るうらみ葛葉より)
万葉歌碑とキャンプ場
→詳細は万葉アルバムへ
<大宝八幡宮>
下妻市大宝
大宝八幡宮はその名の通り大宝元年、つまり大宝律令の制定された701年の創建と言う。藤原時忠公が筑紫(つくし)の宇佐神宮を勧請創建したのがはじまりだそうだ。関東最古の八幡様といわれている。
鳥居
参道
白い花咲くなんじゃもんじゃの木と万葉歌碑2基
→詳細は万葉アルバムへ
鐘楼と万葉歌碑
2010年と比較的新しい犬養孝さん筆による歌碑。
筑波嶺の さ百合の花の 夜床にも 愛しけ妹ぞ 昼も愛しけ 巻20-4369
万葉仮名で刻まれている。
→詳細は万葉アルバムへ
拝殿
境内
若宮八幡宮の狛犬
この狛犬の後ろ側に万葉歌が刻まれている。
→詳細は万葉アルバムへ
絵馬
赤くない?郵便ポスト
<糸繰川堤防>
下妻市比毛
小貝川の支流で、この堤防がなかなか見つけられず、あきらめて帰る方向でやっと見つけた。
小貝川から眺める筑波山
小貝川祝橋
糸繰川堤防
万葉歌碑と堤防施設
→詳細は万葉アルバムへ
帰りは国道294号線を一路南下、途中で飲んだ生ビールが疲れたからだを癒した。うまかった!
飲んだ後は妻の運転で明るいうちに帰宅できた。
この日は、ひざの痛みもかなりおさまったため、試しもあって1万歩程歩くことができた。
フラワーパークのふれあいの森の上り下りはややきつかったが、ゆっくりあせらず歩くことで予定通り見ることができた。
翌日になっても、ひざの痛みはなく、これからは焦らずならしならし歩きたいと感じている。
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