15日午前中二上山に登り、午後からは山麓に位置し二上山を望む当麻寺を訪ねた。当麻寺を訪ねるのは8年前以来で通算で5回目になる。20年前には小学生の息子を連れて女房と近鉄文学散歩に参加して当麻寺から竹内街道を経て磯長谷まで歩いたのを思い出す。また当麻寺で年1度催される練供養会式を見に来たこともあった。当麻寺と周辺を含めた当麻路には心引かれて何回も来ているのは、中将姫伝説と浄土信仰の聖地だからである。
当麻寺は本堂が曼荼羅堂で、左右に金堂と講堂から成る特異な伽藍配置である。
本堂の本尊も彫像ではなく当麻曼荼羅という大きな織物であること。
また東西2塔からなる三重塔もここだけしかない。
中将姫が一夜にして織り上げたという伝説の当麻曼荼羅が中心となって当麻曼荼羅信仰として全国各地に伝播していった。当麻曼荼羅に描かれた浄土の世界を絵解きして浄土信仰を広めていったともいえる。
(当麻曼荼羅については私の別ブログを参照されたい)
金堂には白鳳時代の大きな弥勒佛が座している。未だこれだけ金箔が残っているのは珍しい。
私は当麻寺塔頭のひとつ中之坊が好きで来ると必ず寄る。中之坊には中将姫が剃髪して法如になった場所で剃髪堂があり、小さな足跡が残る誓いの石がある。
また大和三庭園の一つのみごとな庭がある。
寺の周辺には二上山ゆかりの大津皇子と大伯皇女の万葉歌碑も整備されていた。
夕方まで周辺を散策し近鉄当麻寺駅まで歩く。駅前になじみの中将餅の店があり、餅を食す。疲れていたのでさわやかな甘さとお茶のしぶさが身体を満たしていくようだ。
いつもの定番の柿の葉寿司を買い込み、近鉄経由京都から新幹線に乗り込んだ。柿の葉寿司は大好きだが、今日買ったのはさばの味と柿の香りと酢飯が程よく調和してとてもおいしい。あっという間に平らげた。この次ぎはどこを訪ねようかと考えながら・・・。
当麻寺は本堂が曼荼羅堂で、左右に金堂と講堂から成る特異な伽藍配置である。
本堂の本尊も彫像ではなく当麻曼荼羅という大きな織物であること。
また東西2塔からなる三重塔もここだけしかない。
中将姫が一夜にして織り上げたという伝説の当麻曼荼羅が中心となって当麻曼荼羅信仰として全国各地に伝播していった。当麻曼荼羅に描かれた浄土の世界を絵解きして浄土信仰を広めていったともいえる。
(当麻曼荼羅については私の別ブログを参照されたい)
金堂には白鳳時代の大きな弥勒佛が座している。未だこれだけ金箔が残っているのは珍しい。
私は当麻寺塔頭のひとつ中之坊が好きで来ると必ず寄る。中之坊には中将姫が剃髪して法如になった場所で剃髪堂があり、小さな足跡が残る誓いの石がある。
また大和三庭園の一つのみごとな庭がある。
寺の周辺には二上山ゆかりの大津皇子と大伯皇女の万葉歌碑も整備されていた。
夕方まで周辺を散策し近鉄当麻寺駅まで歩く。駅前になじみの中将餅の店があり、餅を食す。疲れていたのでさわやかな甘さとお茶のしぶさが身体を満たしていくようだ。
いつもの定番の柿の葉寿司を買い込み、近鉄経由京都から新幹線に乗り込んだ。柿の葉寿司は大好きだが、今日買ったのはさばの味と柿の香りと酢飯が程よく調和してとてもおいしい。あっという間に平らげた。この次ぎはどこを訪ねようかと考えながら・・・。
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