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モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

ようこそ日本のザルツブルク 宇奈月へ!! ~モーツァルトがつなぐ心の絆~

2011年09月01日 | 音楽祭について
モーツァルト音楽祭実行委員長の能勢です。
9月になりました。
いよいよ、湯の街ふれあい音楽祭モーツァルト@宇奈月の開催です。
みなさんに向けてごあいさつをいたします。


「宇奈月にはモーツアルトが似合う」

指揮者の横島勝人さんのひと言から、峡谷といで湯の街宇奈月がモーツァルトに包まれる音楽祭が始まりました。

清らかな水、美しい山々。人の心と体をあたためる温泉の温もり。四季折々の美しく、ときに厳しい姿を見せる大自然に恵まれた素敵な場所が宇奈月温泉温泉です。

遠くオーストリアには、世界遺産にも登録され、名作映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台として世界中の人々から愛され親しまれている街。そして、モーツアルトが生まれ、その名の通り、塩で栄えた美しい古都ザルツブルクがあります。数々の珠玉の名曲を育んだ街でもあり、私たちの憧れをつかんではなさない街でもあります。

私たちの音楽祭は、宇奈月の自然や景観にザルツブルクを見出し、モーツァルトを架け橋に絆を深めようというものです。

実は、あまり知られていないザルツブルクと黒部峡谷の絆があります。

今から約50年前、黒部の山深く、世紀の難工事、黒四建設では、幾多の困難を乗り越えて「黒部の太陽」で知られる関電トンネルが完成しました。そこには遠くヨーロッパ、ザルツブルクからもアルプスの急峻な山岳地帯での高い土木技術のノウハウを持った技術者たちがかかわっているそうです。どんな人たちだったのでしょう。そうした人々の力もあって、私たちは、今のこの社会を生き抜いている、そうも思えるのです。

このような数々の人々のご縁も感じずにはいられません。

私たちが、直感のように結びつけていた宇奈月とザルツブルクには、目に見える流れの何百倍ともいわれる黒部川の膨大な伏流水のように、多くのご縁がしみ込んでいるようにさえ思えます。

多くの人々が、そうしたご縁を足がかりにした「湯の街ふれあいモーツアルト音楽祭@宇奈月」の趣旨に心よリ賛同して下さったことに心より深く感謝申し上げたいと思います。

この宇奈月の地が、世界中の人々の心を癒し人々の交流の場として、国際的で文化的な人々のお気に入りの地、素敵な出会いの場として発展していくことを心をこめて願っています。

また、今年の音楽祭には、駐日オーストリア共和国大使館のあたたかいご後援をいただきました。参事ご夫妻も宇奈月においでになって、この国で、オーストリアの希世の音楽家がどれほどに愛されているのかをご覧いただけることになっています。

この3日間、宇奈月の街角で繰り広げられるモーツアルト音楽祭は、プロアマ問わず、この宇奈月の地に音楽を愛する人々が集い「遥かなる時空を超えて」心ゆくまで天上のモーツアルトの煌く永遠の名曲の数々に気軽に親しみ、ひとときの至福の時間の中から、ご縁と出会いをつなぐ「絆」を感じていただけたらと思います。

今、その場所で、そのときしかない、音と風景が交わり合う響きの中で、最高の「心の自由時間旅行」を存分に、そして、ゆっくりとお楽しみ下さい。

そして、また、良き「旅」の想い出になりますように心より願っています。

この小さな山間の街で開催されたモーツアルトを通じて心の絆を深め合う音楽祭が、出演者、聴衆、運営スタッフ、ゆきずりの人々も含めて、全ての人々が幸福感に満ち足りますように心より願っております。

『感謝』
音楽を愛するすべての人々へ
宇奈月の風景に出会ったすべての人々へ
いっしょに風を感じたすべての人々へ
この音楽祭に心を寄せていただいたすべての人々へ
明日の希望をいだき、絆を深め合うすべての人々へ

宇奈月でお会いしましょう。          

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