モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

大聖堂へ

2014年06月07日 | アルプスを越えて
アマデウナヅキンです。
チューリッヒにきています。
リマト川にかかるミュンスター橋へ向かいます。ミュンスター、って教会ですね。

ハイカーもたくさんいます。チューリッヒ湖もここから見えます。


リマト川をはさんで、聖母教会に向き合っているのが、宗教改革の舞台になったグロスミュンスター、大聖堂です。

2本の塔が立っています。行ってみます。

おお、なかなか大きい。当時のきょうかいはどんな場所だったんでしょうか。行政府だったり、公会堂だったり、政治や文化の中心になっていることもあるでしょうね。この威容は、街のシンボルにふさわしいと感じます。

スイスで始まった宗教改革はこの教会を治めたツヴィングリから始まるそうです。宗教改革といっても内戦を伴う激しいもので、ツヴィングリ自身も47歳で戦死されたそうです。ルターに比べて知名度は低いのですが、宗教改革を語る時に欠かせない人物の一人と聞きました。
神聖政治を行おうとしたわけですから、なるほど、政治、宗教、文化が融合しているのは理解できますね。
散歩はまだまだ続きます。

リマト川から聖母教会へ

2014年06月07日 | アルプスを越えて
アマデウナヅキンです。
チューリッヒにいます。
リマト川の河畔に出ました。ヨーロッパの街は、こうして川を抱えているところも多いですね。ザルツブルクもそうです。これは、流通のハイウェイ。日本でも、江戸、大阪、名古屋いずれも水運が発達していました。

リマト川で特徴的なのは、水力発電所がたくさんあるスイスの中でも、リマト川は35キロメートルの間に10もの発電所があるそうです。黒部に似ていますね。

川向こうに見えるのが、フラウミュンスター、聖母教会です。シャガールが1970年に作ったステンドグラスが有名です。伝統的なものに新しいものが加わって新しい魅力を作り出すというのは、それもヨーロッパらしさですね。
チューリッヒ出身やチューリッヒで亡くなった人を調べてみると、ペスタロッチ、「ハイジ」のヨハンナ・シュピリ、ジェイムス・ジョイス、ユングなどがいました。この街に住んでいた人は、レーニン、アインシュタイン、ワーグナー、それから、ティナ・ターナーなんかが出てきます。アマデウスはわずか2週間ですが、オペラハウスのポーチに胸像が飾られています。

教会の前にきました。
残念なことに、休館日。中に入れませんでした。まさか、教会に休館日があるとは・・・。博物館ということなんですね、きっと。
こういう塔は街のどこからでも見えたんでしょうね。ちなみに、スイスは、つい最近まで建物の高さが40mに制限されていました。宇奈月温泉の旅館ホテルがちょうどそのくらいでしょうか。景観保護にもなっていたようですが、現在は、この街にあるサンライズタワーが126mだそうです。これがスイスで一番高いそうです。なんかそういうのもスイスだと豊かさに感じられますね。
街の散歩はまだまだ続きます。