あの頃の輝きをもう一度 第2章

2008-07-16 00:04:29 | Tools

めんどくさいので結論から先に。
牛は洗車して「ブリスX」というコーティングを使ったんですが。

洗車前(画像加工無し)
Before

洗車後(画像加工無し)
After

あらキレイ。
以上終わり。

…ってのも味気ないので。

とにかく凄いのよ奥さん。モウね、テラっテラのツヤっツヤなのよ。
これが9ヶ月も持続するって言うんだからオドロキね。
犬神憑きにだって効果てきめんよ。きっと。
(↑元ネタ分かる方…)

そもそも「インプレッサwのコズミックブルーのボディに写りこんだ景色」が大好きな牛としてはうれしくって。
Omukai
ふひひひひw(ウチじゃないよ。)
あのクレーターだらけのボンネットもこのとおり♪

顔立ちもより一層りりしく見えて、惚れ直しちゃう♪
思わず接近しちゃたりして…
Face
…昔ブロック塀にこすった傷が鮮やかで激しくヘコむ事に…orz
だ、ダメだ、引いて見よう、引いて。(汗)

ああなんて美しいの♪インプレッサw♪
…ってか…
Shine_2
…。
なにコレ。
おかしくないかこのツヤ。
この車、塗装ヤレてて傷だらけの13年前の車だよ?
なんだか詐欺みたいだ。いや、悪いこと何にもしてないはずなんだが。

とどめに、ちょうど埼玉から遊びに来た牛叔母が一言。

「あら牛ちゃん、車買い換えたの?」

ある意味、キツい一言ではある…orz

さて、そんな「ブリスX」。
wolfさんちのフィットさんもツヤツヤお肌を手に入れてるみたいです。
考えてみればブリスXとの出会いも、wolf家のお導きの一部なんだよね。
牛もwolfさんと同じく、「ファンライドガレージ」で購入しました♪
「それってドコよ?興味あるんだけど」っていう牛の友人の皆様は、ぜひ牛にお声がけを。
確かにこの商品、アマゾンとかでも売ってるんですが、実際の使用方法とかコツとかをお伝えできる分、お得かもよw

あ、アフィリエイトとかじゃないから。


あの頃の輝きをもう一度 第1章

2008-07-15 00:18:57 | Tools

旅先で、あらゆる汚れを身にまとうインプレッサw。

Back
上の画像は、昨年11月、苫小牧港で大洗行きのフェリーを待つインプレッサwの背中。
真っ黒っていうか…砂埃やらなにやらで真っ白。

この何年間かは、稀にスタンドのドライブスルー洗車を利用するだけだったせいか、インプレッサwは酷く汚れていて、輝きを放つことがなかった。
むしろ、汚れている事が走り続けていることの証と思うようになって…否、そう言い聞かせる他なかったのも確か。

Before2

写真で、しかも引いて見るとそれほどでもないけど、近づくとこんな状態。

Before
これでもまだキレイなほう。

何年ぶりの戦闘…本腰を入れた洗車だろう。状況は極めて悪い。
砂ホコリ、泥、花粉、黄砂、そしてタール、樹液、油膜、鳥糞。
過去に樹液で浸食されてしまったクリア層には、クレーターのような無数の凹みが散らばっている。
それでも。
もう一度、インプレッサwを輝かせるために。
さぁ、牛の持てる全ての洗車用品たちよ!Wash Up!

さて、気合入れて洗うとする。
無論、自分はどれだけずぶ濡れになって汚れようがかまわない格好で。

まずはたっぷりの水を浴びせる。
ここまで汚れていると、大まかに汚れを落とすと同時に、汚れに水を吸わせると言ったほうがいい。その後、たっぷりの洗剤と洗車ミトン、スポンジで汚れを落としてゆく。

洗剤は、昔は安いカーシャンプーを使ってたけど、その後、水垢対策としてシュアラスターの「スピリットクリーナー」やウィルソンの「水アカ取り」を試したり。
今回は99工房の「水アカ解消シャンプー」を使用。
(…家に在ったから。)
虫の汚れはバスマジックリンで。結構落ちる。
広い面は、愛用のアクリルボアの洗車ミトンで泡たっぷりにして洗う。細かい部分は洗車スポンジで。
そして、ルーフ、窓、リアゲート、ボンネット、ドア…という具外に、部分ごとに洗剤をかける・水で流すという工程を繰り返す。
せっかく洗剤で浮き上がった汚れが、他の部分を洗っている間に乾燥して固着してしまうのを避けたいから。
隅々まで洗い上げたら、最後に全体をひたすら水で流す。

ここまでで牛はすっかり水ぴたし。

今回はコーディング剤を使う予定なので、次は下地づくり。
コンパウンドでルーフとボンネットを磨く。
採用したのは99工房の「液体コンパウンド9800(0.5ミクロン)」。
1344円もしたので、きっと役に立ってくれる。かもしれない。たぶん。
専用の固めのバフに液をとって、ボディをゴシゴシ。
結構疲れる;

次っ。窓の汚れ。
特にフロントウィンドウの油膜とウォータースポットが酷い。
油膜だけなら、竹原の「プロスタッフ キイロビン120」でいいんだけど、屋根無し駐車を経験した古い車はモウ酷いもので。
今回もアウグ株式会社の「自動車用ガラスのウォータースポット除去剤」を使って、1780円の底力を見せてもらうことにする。
湿らせた固くて目の細かいスポンジに除去剤をつけて、フロントウィンドウをゴシゴシ。
肌色の半練りコンパウンドで、これでもかって程ゴシゴシ。

はい次っ。
これも厄介な、インプレッサwのわき腹。
しょっちゅう、こんな事や

Side03
(↑北海道の霧雨の中走った後か)
こんな事とか
Side02
(↑ラリージャパンの某SS駐車場)
こんな風な事になってたりするので
Side01
…酷いなコレ。(岩出山の河川敷だ)
とにかくそりゃモウ大変なんですよ。乾くとがびがび。

いろんな道を走るといろんな汚れが溜まるわけで、泥汚れだけなら水と洗剤で落ちるけど、タール汚れは無理。手で触りながら、見つけたらツメではがすようにこする。
今回、99工房のピッチクリーナーを使ったけど、実はこれあんまり好きじゃないのよ。
それほど落ちないし、拭いた後に勝手にシリコンコートされてしまうのが嫌。
クリーナーはクリーナーらしく、汚れの除去に専念してもらいたいんだ、本当は。
…でも素手で落とすにも限度があるから使ってみた次第。

最後にもう一度全体を水で流して、と。
でもまだ終わりじゃない。
ドアの内側、モールの外側部分。
それと、リアゲートを開けたところのモール外側の隙間ね。
外からじゃ見えないけど、ここにも泥汚れがたっぷり溜まってるのですよ。
バケツ持って、洗剤とスポンジで流すべし、流すべし。
ホースの水流を弱くして、ドアを開けたまま流す。
その後、改めて全体を水で流して洗車は完了。

よぅし。
いよいよ新兵器の出番ですよ。
我らがインプレッサwに再び輝きを取り戻してくれるはずのニューカマー。

…はい次回っ。


あの頃の輝きをもう一度 序章

2008-07-14 00:51:45 | Tools

戦友諸君、本日はよく集まってくれた。

Allstars

過ぎ去りし栄光の日々。
諸君の活躍は未だ私の記憶に新しい。
若かったインプレッサwを文字通り磨き上げ、育ててくれた諸君の功績は、今後も称え続けられるであろう。

そして今日、集まってもらったのは他でもない。
長きに渡り走り続け、無数の傷と塗装の劣化という勲章を全身に刻んだインプレッサwの輝きを、再び我々の手によって甦らせるためである!

次に呼ぶものは前へ出てくれ。

「洗車用ミトン」。
Miton
過去の戦いにおける、そのアクリルボアの実力は非常に高く評価している。
水アカシャンプーが落ち着いて作戦行動を展開するための重要な役割を果たしてもらうことになる。よろしくたのむ。

「洗車用スポンジ」ならびに「拭き上げ用セーム」。
Washup
今回はスポット参戦となるだろうが、洗車作戦の根本を担うのが諸君である。いぶし銀の技を見せてくれ。

99工房「水アカ解消シャンプー」。
Wash
先鋒として、バスマジック○ンを採用するはずだったが、今回はあえて君を選んだ。まだ若い君の手に余るところは、歴戦の豪傑たちが支えてくれるに違いない。がんばってくれたまえ。

「ガラスのウォータースポット除去剤」
Glass
…もっともシビアな戦いをくぐり抜けてきた貴兄の実力をもってすれば、フロントウィンドウに固着した鱗状の汚れも一網打尽だ。今回も期待している。
なお、今回はバディの研磨用スポンジを新調した。共に戦ってほしい。

99工房「液体コンパウンド9800」。
Conpaund
貴兄には、今回初めて作戦行動に参加してもらう。インプレッサwのボディ表面は、鳥フン爆撃や樹液迫撃砲により甚大なダメージを受けているが、さらに水アカや鉄粉、その他様々な兵器によって荒廃している。0.5ミクロンの技を見せてくれたまえ。

「ピッチクリーナー」。
Pitch
古参である貴兄の勇姿を、今回再び目にできる事は実に喜ばしい。インプレッサwの両翼は日々過酷な状況にさらされ続けている。おそらく若手の水アカ解消シャンプーには荷が重過ぎるだろう。信頼できる貴兄にこそバックアップしてほしいのだ。期待している。

さて、ここで諸君らに報告せねばならないことがある。
我々はいかなる戦いにおいても、団結力によって勝利をおさめて来た。しかしながら、永き戦いの中で残念ながら欠員が出ていることも確かである。
特に、我々の戦友のなかでも重要な役割を担っていた、シュアラスター固形ワックス「シュアラックス」については、既にその役割を終え退役しており、本作戦に参加することはかなわない。
彼のリプレイスメントとして同じシュアラックスを選ぶべきか、牛は非常に悩んだ。
新たなワックスの選択のため、日々調査に励み…調査活動は車用品量販店、ホームセンター、ネットショップはもちろんの事、ガソリンスタンドの洗車サービスにまで及んだのだが、機動力、効果と維持、コストパフォーマンスのバランスにはどれも欠けるため、選定は困難を極めたのだ。
しかし。
調査員として潜り込んでいた某ショップにおいて、牛はついに発見したのだ。
彼の実力を目の当たりにした時、牛は驚きを隠せなかった。…諸君、期待してくれていい。
紹介しよう。
彼の名は「ブリスX」。そして、専用スポンジと専用クロスだ。
Blissx_2
彼はガラス繊維系ポリマー。コーティング剤である。
彼が十分にその実力を発揮できるよう、ぜひ協力してほしい。

それでは諸君、必ずや輝ける勝利を共につかもうではないか!健闘を祈る!

「Wash  Up!」


よし空を飛ぼう、そうしよう。 ~その3~

2008-07-11 02:04:53 | 

翼が無いから飛べない。
だったら作っちゃえ。
ばさばさしてみたり、ぐるぐるしてみたり、人間ってそうやって空を飛ぼうと努力を重ねてきたんですよね。

エンジンには夢がある。
人の夢がそこにある。
その技術の進化には、戦争という悲しい行為が関与しているのも事実。
だけど過去がそうであったからこそ、本来の原動力を忘れちゃいけないのだと。

シンプルな発想は大好きです。
インプレッサwで走りつつ、TAKUIの「Baby,Go For It」を替え歌にして、ひとりカラオケ大会をするのが大好きです。
「♪単純な発想からは何でも産み落とせるはず」…むつかしい考えをこねまわすより、まずは根本的なところを。
理屈っぽくなりがちな自分に課している事でもあるのかも。

泉ヶ岳かぜのおかパラグライダースクールで、タンデムフライトを終えた後、牛はまだ飽き足らず、他の方が飛ぶのを見ておりました。
そしたら、わざわざ呼んでいただいたんですよ。
モーターパラグライダーが飛ぶよ、と。

「モーターパラグライダー」。
パラグライダーって、山の斜面などの高低差を利用して飛ぶんですが。
「これって、推進力つけちゃったらオモシロいんじゃね?」「でもどうしよう、つける所無いよ」「いいじゃん、エンジン背負っちゃえよ」…というやりとりではないとは思いますがw とにかく、最初に考えちゃったヒトって誰なんだろう。ステキ。シンプルでステキです。

牛は「パワードパラグライダー」という名称で見聞きしてきました。
岩出山のバルーンフェスの時にも飛んでたなぁ。
(実際は区別があるようなんですが。)

パラグライダー+巨大扇風機。
プロペラを背負って飛ぶやつです。
これまたむちゃくちゃ面白そうなもの。
知らない方はどうぞご覧アレ。
3分を過ぎたあたりでタッチ&ゴーも披露していただきました。

モーパラのプロペラは木製やカーボン製なんだそうです。
そういえば木製のプロペラ、見たことある。
カーボンだって。TKGさん、作って作って!!(笑)
これはこれで自由度が増して楽しそう。
憧れちゃうなぁ。。。。

なんか、パラグライダーよりも「少年ちっく」で元気良い感じがたまらなくイイです。
うーん、習得するにはどのくらいかかるのかなぁ。


よし空を飛ぼう、そうしよう。 ~その2~

2008-07-10 01:59:05 | 

泉ヶ岳でパラグライダーが飛ぶのは、以前から牛も知ってました。
地元のヒトなら、晴れた日に訪れて、頭上を色とりどりのパラグライダーが飛んでいるのを目にした事があるのではないかと思います。

だけど、スクールとして運営してて、ライセンスが取得できて、モーターパラグライダー(エンジンが付いた巨大扇風機みたいのを背負って飛ぶやつ)もやってるなんて、知らなかったんですよ。
近頃ぐるぐる度数が低下していた牛。
泉ヶ岳かぜのおかパラグライダースクールを見つけたからには、一度は飛んでみないと。

さて、そんなわけでパラグライダーのタンデムフライトを体験させてもらうことになった牛。

準備OK、インストラクターのYさんと共に、いざっ、テイクオーーーフっ!
(キリン淡麗グリーンラベル「イインダヨ!グリーンダヨ!」のCM風)

うっひょぉぉぉ~~~!
Flight
********↑牛の足****↑

とっ飛んでるっ!飛んでるよ!
上の画像で、牛の右つま先の上に見えるのが、スキー場手前の覆道。
この道路を行く2輪が、米粒みたいに小さく見えます。

すごい!すごいすごいすごい!
これってエンジンついてないんだよ?!
風と重力だけで飛んでるんだよ!!
なんてシンプルなんだろう!
エンジンには夢がある。だけど、エンジンがなくたって!
ああ、乗り物ってすばらしい!
人の夢ってすばらしい!!

牛は、ひたすら感動するばかり。
何かしようと思うと、まるで試されるみたいに、何度も遠回りしなきゃいけない事がある。
やっぱり空は遠いのだと、ひとりっきりでヘコんでた事もあった。
その代わりに馬に乗るようになったのは、決して間違いではなかったけれど、馬の背に乗ってなお、牛はいつも空を見上げてた。
その気になれば、車だってバイクだって馬だってとべるんだと牛は学んできたけれど、やっぱり「跳ぶ」だけじゃなくて「飛んで」みたいじゃない。

さて、実は牛、Xactiを首からぶらさげて飛んだんですよ。
hamから貸与されてそのまんまだったけど、やっぱり借りたからにはご報告しないとね。
サンキュゥham!まだ借りとくねw
まずは「は~」とか「ほ~」とか「へ~」とか、「すごーい」とか、そんな事しか言えなくなってる牛をば。

モウね、大満足だったんですよ。
ぜんぜん怖くなかったし、むちゃくちゃ面白くてたまらなかった。
これもYさんのおかげですよ。
当日、初めてお会いしたとは思えないくらい、牛はリラックスして楽しませていただいたんです。

にもかかわらず。

それだけでは終わらなかった。
この日、コンディションはものすごぅく良かったらしくって。
牛、まさかこんな目にあえるとは思いもしなかったんです。
もしかして、飛ぶ前に、飛行機話だのラリー話だの北海道話をしまくってたせいでしょうか。
うれしくてぎゃーぎゃー騒ぐ牛の鳴き声を聞きたい方だけご覧ください(笑)
あ、酔わないようにご注意を。


…こんな事、いつもできるワケじゃないですよ。
たまたま条件がよくって、たまたま牛が物好きだっただけで。
加えて、たまたまインストラクターの方が、すごいヒトで、ものすごくサービスしてくれたって事ですよ。
嗚呼、こんな出会いとこんな経験に感謝!

牛はこのまま、ずっと飛んでいたかった。
どこまでもどこまでもどこまでも、飛んでいたかった。

だがしかーしっ!
牛は重大な過ちを犯していたことに気づくのに、時間はかからなかった!
そう。
この後しばらくして、「あれ?」と思ったんです。
「いやいや、気のせいだよ」と思ったんです。
「もしかして?」
「だけどそんな。」
「あ、やっぱり?」
「そうか…そうだよね…。」
「あああなぜに牛って…」

牛:「あの、ちょっと気持ち悪くなってきました。」

そう。
牛、そういえばそうだった。
バスに乗ると、ギアチェンジ3回でバス酔いになるという。
エレベーターでも酔うという。
ビルの高層で地震を感じると、怖いより先に気持ち悪くなるという。

超乗り物酔いしやすい体質だったということをすっかり忘れていた牛は、もちろん「酔い止め薬トラベルミン ドリンクタイプ うめ味 (株式会社エーザイ)」を飲むことなんて全然考えていなかったのであった。。。

結果。
その後まもなく、ゆっくりと降下してもらい、空中から○○を散布する事無く、無事地上に降り立つことになったのでした…。
(当然、すぐに降りられるわけもなく、しばらくの間、唾液の分泌の激しさと咽喉の奥に感じる身体の反応を、じっくりと味わうことになったのだった。)

そ、それでも、すごく楽しかったんですよぉ…
しばらくの間、座り込んで動けなかったケド。。。