あの頃の輝きをもう一度 第1章

2008-07-15 00:18:57 | Tools

旅先で、あらゆる汚れを身にまとうインプレッサw。

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上の画像は、昨年11月、苫小牧港で大洗行きのフェリーを待つインプレッサwの背中。
真っ黒っていうか…砂埃やらなにやらで真っ白。

この何年間かは、稀にスタンドのドライブスルー洗車を利用するだけだったせいか、インプレッサwは酷く汚れていて、輝きを放つことがなかった。
むしろ、汚れている事が走り続けていることの証と思うようになって…否、そう言い聞かせる他なかったのも確か。

Before2

写真で、しかも引いて見るとそれほどでもないけど、近づくとこんな状態。

Before
これでもまだキレイなほう。

何年ぶりの戦闘…本腰を入れた洗車だろう。状況は極めて悪い。
砂ホコリ、泥、花粉、黄砂、そしてタール、樹液、油膜、鳥糞。
過去に樹液で浸食されてしまったクリア層には、クレーターのような無数の凹みが散らばっている。
それでも。
もう一度、インプレッサwを輝かせるために。
さぁ、牛の持てる全ての洗車用品たちよ!Wash Up!

さて、気合入れて洗うとする。
無論、自分はどれだけずぶ濡れになって汚れようがかまわない格好で。

まずはたっぷりの水を浴びせる。
ここまで汚れていると、大まかに汚れを落とすと同時に、汚れに水を吸わせると言ったほうがいい。その後、たっぷりの洗剤と洗車ミトン、スポンジで汚れを落としてゆく。

洗剤は、昔は安いカーシャンプーを使ってたけど、その後、水垢対策としてシュアラスターの「スピリットクリーナー」やウィルソンの「水アカ取り」を試したり。
今回は99工房の「水アカ解消シャンプー」を使用。
(…家に在ったから。)
虫の汚れはバスマジックリンで。結構落ちる。
広い面は、愛用のアクリルボアの洗車ミトンで泡たっぷりにして洗う。細かい部分は洗車スポンジで。
そして、ルーフ、窓、リアゲート、ボンネット、ドア…という具外に、部分ごとに洗剤をかける・水で流すという工程を繰り返す。
せっかく洗剤で浮き上がった汚れが、他の部分を洗っている間に乾燥して固着してしまうのを避けたいから。
隅々まで洗い上げたら、最後に全体をひたすら水で流す。

ここまでで牛はすっかり水ぴたし。

今回はコーディング剤を使う予定なので、次は下地づくり。
コンパウンドでルーフとボンネットを磨く。
採用したのは99工房の「液体コンパウンド9800(0.5ミクロン)」。
1344円もしたので、きっと役に立ってくれる。かもしれない。たぶん。
専用の固めのバフに液をとって、ボディをゴシゴシ。
結構疲れる;

次っ。窓の汚れ。
特にフロントウィンドウの油膜とウォータースポットが酷い。
油膜だけなら、竹原の「プロスタッフ キイロビン120」でいいんだけど、屋根無し駐車を経験した古い車はモウ酷いもので。
今回もアウグ株式会社の「自動車用ガラスのウォータースポット除去剤」を使って、1780円の底力を見せてもらうことにする。
湿らせた固くて目の細かいスポンジに除去剤をつけて、フロントウィンドウをゴシゴシ。
肌色の半練りコンパウンドで、これでもかって程ゴシゴシ。

はい次っ。
これも厄介な、インプレッサwのわき腹。
しょっちゅう、こんな事や

Side03
(↑北海道の霧雨の中走った後か)
こんな事とか
Side02
(↑ラリージャパンの某SS駐車場)
こんな風な事になってたりするので
Side01
…酷いなコレ。(岩出山の河川敷だ)
とにかくそりゃモウ大変なんですよ。乾くとがびがび。

いろんな道を走るといろんな汚れが溜まるわけで、泥汚れだけなら水と洗剤で落ちるけど、タール汚れは無理。手で触りながら、見つけたらツメではがすようにこする。
今回、99工房のピッチクリーナーを使ったけど、実はこれあんまり好きじゃないのよ。
それほど落ちないし、拭いた後に勝手にシリコンコートされてしまうのが嫌。
クリーナーはクリーナーらしく、汚れの除去に専念してもらいたいんだ、本当は。
…でも素手で落とすにも限度があるから使ってみた次第。

最後にもう一度全体を水で流して、と。
でもまだ終わりじゃない。
ドアの内側、モールの外側部分。
それと、リアゲートを開けたところのモール外側の隙間ね。
外からじゃ見えないけど、ここにも泥汚れがたっぷり溜まってるのですよ。
バケツ持って、洗剤とスポンジで流すべし、流すべし。
ホースの水流を弱くして、ドアを開けたまま流す。
その後、改めて全体を水で流して洗車は完了。

よぅし。
いよいよ新兵器の出番ですよ。
我らがインプレッサwに再び輝きを取り戻してくれるはずのニューカマー。

…はい次回っ。