夏の気配。
でも牛は置いてかれたままだ。
もともとからっぽだった器に、一匹の猫が蓋となり中身となってくれていたことを嫌というほど思い知る今日この頃。
何もかもが意味を失って、世界はすっかり違って見える。
牛が話す言葉も書く言葉も、この世界には既に無くなってしまったんじゃないだろうか。
それでも今日、ようやく花屋へ行って自分で花を買えました。
元気そうな黄色の、ひまわりとオンシジューム。
話したいことはたくさんあるのだけれど、理解されない事への恐怖で黙ってしまう。
そうやってずっと生きてきた。
晴れてくれたらいいのにね。
そしたら少しぐらいは、ひまわりの元気をもらえるかもしれない。
そしたら少しぐらいは、口に出せるかもしれないのに。
でも牛は置いてかれたままだ。
もともとからっぽだった器に、一匹の猫が蓋となり中身となってくれていたことを嫌というほど思い知る今日この頃。
何もかもが意味を失って、世界はすっかり違って見える。
牛が話す言葉も書く言葉も、この世界には既に無くなってしまったんじゃないだろうか。
それでも今日、ようやく花屋へ行って自分で花を買えました。
元気そうな黄色の、ひまわりとオンシジューム。
話したいことはたくさんあるのだけれど、理解されない事への恐怖で黙ってしまう。
そうやってずっと生きてきた。
晴れてくれたらいいのにね。
そしたら少しぐらいは、ひまわりの元気をもらえるかもしれない。
そしたら少しぐらいは、口に出せるかもしれないのに。