牛は牛と共に。

2007-05-11 00:28:49 | 旅行記

連休中、仲間に会ってきました。

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こちらは、蔵王酪農センターの観光放牧場、「ハートランド」。
天気も良かったので、家族連れも多く、たいそうな賑わいでした。
他にもひつじさんとか、
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ヤギ親子とか。
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そして、ハートランドだけでなく、「ミルクファーム蔵王」にもハシゴして行ったりして。
このへん多いですからね、観光牧場。
Milkfarm
牛、ホルスタインを撮る撮るw
もう白と黒なヒトたちがいて嬉しくて嬉しくて。

本当は「不忘山高原牧場」に行きたかったんですがどこだかわからず、近隣の人に聞いてもわからないと言われ断念。おそらく観光客向けではないのでしょう。今度はちゃんと連絡して予約してリトライすべきですね。

しかし。
それだけであきらめる牛ではありません。
一緒に連れて行った、牛母と叔母にせがまれ、「キツネ村」に寄り、その帰り際、そばにあった一軒の酪農家と思しきお宅へと特攻してみました。
もちろん、だまって人様の敷地へ立ち入るのは失礼だよね。観光牧場じゃないならなおさら。路肩に車を止めて、写真だけ撮らせてもらおうと思ったのですが、ふと見るとお庭に「XXXFarm welcome→」という札が。
…welcomeって言われたよ。これは、だまって写真撮るのも失礼じゃマイカ?
意を決し牛は、矢印の方角へ。
見れば畜舎があるものの、ホントに普通の個人宅っぽい。

やっぱ失礼かなぁ。でも「welcome」って…。(そこにどれだけの意味があるのかは既に別問題だ。)
忙しかったらどうしよう。だけど物音はしないし、牛舎のほうにも人影は無い。

「ごめんくださーい。」
「はーい!……はい?」
「あのぅ、通りかかった者ですが、表の牛の写真撮らせていただきたいんですが、かまいませんか?」
「ああ、写真くらいならどうぞ。」
「こちらは見学とかやってらっしゃるわけじゃないんですよね?」
「ええ、ウチはやってないです。」
「あ、すみません。じゃ、写真だけ失礼させていただきますね。…ちなみにこのあたりに高原牧場って…」
「ありますよ!この先にあります。そちらだったら、いろんな体験とかやらせてもらえますよ。」

おおぅ!ありがとう!
突然訪ねてっただけでも申し訳ないのに、嫌な顔せず教えていただいて。

牛は早々に失礼して、表の柵の中にいた牛にアプロ~チ♪
…ってデカイよこのヒトたち;しかも近い。牛が、驚かせないようにゆっくりと牛に近づいたら(まぎらわしいな;)、柵の中の牛さん達も興味深々で近寄ってきた!
近いってどんだけ?っていうとこんなだ!w
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さ、さわれる;(彼ら驚くし触らないけど。)
特にコイツは一番先に寄ってきて、一番鼻先つきだしてきた愛想の良いヤツ。
周りの牛も一緒になって寄ってきて、隣にいた叔母が急に立ち上がったら、びっくりして飛びのいていったり(笑)

馬も牛も、好奇心を持って寄ってくることはあっても、急な動作は怖がるんですよね。牛だって急に牛に動かれたら怖いもん。
しゃがみこんで、しばし観察。

あー、キミ、ホルスタインフリーシアン代表だね。

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かわいい目してるんじゃん?w
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あ、さっきのキミ。カメラ目線ありがとw
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君、正面から見ると何気に「7」だ!
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ってなワケで、ゴールデンウィーク中、牛は馬漬けと見せかけて、この日は牧場三昧。
ホルスタインに会いたくて会いたくてたまらなかったんです。
きっかけはアレですな、毎年北海道に行くと、きまって大草原に白と黒の点がちらばってて、しかも昨年は、海沿いの柵も何もない原っぱに、おもむろに牛が放牧されてたのを見て惚れましたから。
これこれ。この風景。
Cow

きもちよさそうだなぁ。
牛もそこに還りたい。

ちょっと探すと、宮城県内には他にも観光向けの牧場があるみたいなので、機会があったらいってみようかな。
丸森・角田方面のほか、やくらい、大崎、栗駒のほうが多いみたい。

牛、ただ牛を見るだけじゃなくて、牛のお世話がしたいんですよねぇ。
「何を好き好んで牛糞にまみれたいのか」と言われるかもしれませんが、やはり普段の生活を知ってこそでしょう、そういうのって。
教育ファームの受け入れとかって、5人以上からが多いみたいなんですが…誰か5人以上で、牛と一緒に酪農体験してくれる人いないかなぁ。。。