宮城県北部、古川から鳴子へ向かう途中に岩出山町があります。
伊達政宗ゆかりの地であり、歴史ある町です。城跡の廻りに外堀となる川が流れ、学問所である「有備館」、造り酒屋もある風情豊かな町並みが残っています。
イベントとしては、牛が11月に行き損ねたバルーンフェスティバルのほか、伊達政宗公祭りや花見などでしょうか。…そうそう、ここも桜キレイなんだった。
牛は、以前仕事でやくらい・岩出山・鳴子界隈をしょっちゅう訪れていた事があります。
岩出山って、じつはうまいもの宝庫なんですよ。仙台から車でも電車でもそれなりにかかるし、地味ではあるので、誰か連れて行くにも躊躇するんですが、牛は休みの日に一人岩出山ツアーをやったりもしてました。
何分かかるんだろう?と思い、今、町のアクセスマップなるものを見てたら、「JRご利用の方 仙台駅より東北新幹線古川駅まで約15分、古川駅より陸羽東線岩出山駅まで約20分」って書いてありました。大事なのは、「仙台-古川間の15分は新幹線」って事ですね。
間違って在来線に乗ろうものなら、たっぷり電車に揺られた上に、のりつぎのため1時間近く待たされたりして泣けます。
日常の足にしてる方には申し訳無いですが、牛、古川まで行った時、途中の小牛田駅で死ぬほど待って、なんだか県を越えての小旅行に思えました…;
でも新幹線使うとさすがにはやいですね。しかも、初夏の陸羽東線に乗ると、広大な田園風景と山並みが広がってすばらしくさわやかです。車窓からのあの景色の美しさ、風の心地よさをぜひ他の人にも味わってもらいたいものです。
さて、うまいものですが。代表的なものとしては、日本酒「森泉」に始まり、凍み豆腐、まんじゅう、つと納豆。
牛はこれに加えて「おからドーナツ」「かりんとう」を加えます。
店なら、ラーメン屋(ご存知の方もいるかと。謎の頭蓋骨が飾ってある、素揚げの豚肉が乗ったしょうゆラーメンを出すあの店です…)と定食屋(普通の定食だけど、ごはんがおいしい!炭火で炊いてる。)も在り。
岩出山はこれらのうまいものをもっとプッシュしていいのに…と長年思っていたのですが、近年やっとその舞台が用意されたようです。
岩出山市街から少し鳴子寄りにできた道の駅「あ・ら・伊達な道の駅」です。
けっこう前にできてたんですが、いつでも行けると思うとなかなか行けないモノ。牛は今回はじめて寄りました。
思ったより大きいです。入って左が売店とレストラン、右が地場産品の直売売店。
この直売所が見物です。野菜、根菜、米、豆、卵、納豆、果物、味噌、米麹、竹細工、その他もろもろの食材がたーーくさん。「なんでもある」って言えるかも。これが岩出山が誇る大地の恵です。いやー牛、まるで岩出山の商工会のまわしものみたいですね。何にももらってないですw
入って正面はホールになっており、壁沿いにらせん状のスロープが。ここを利用して、写真展やってました。岩出山の祭りや風景のほか、山形のほうの写真もありました。鳴子を抜けて山形にアクセスできるので、関わりは深いと思われます。
スロープをあがると屋上展望台に出ます。牛もちょっぴり出てみたら、道の駅の裏の広場に雪が積もってて、車がぐるぐるとシュプールを描いた後が。なかなかキレイでした。次にソレやるとき牛が走りたいなw
牛はもちろん納豆を購入。
つと納豆、藁で醗酵させたやつです。ちょっと高いけど。パックのも。
そして「お店がつぶれちゃって無くなったらしいよ」と聞いていたおからドーナツもGET!
どうやら一度はつぶれちゃったものの、ひそかに評価を得ていたため、紆余曲折を経て復活したらしいです。コレなくなっちゃったら悲しいなぁ。
牛叔母、牛母ともに野菜を大量購入して帰路へ。
古川の叔母の家では、以前牛兄が福島ドライブの途中、某道の駅で拾ってきた猫、ともくんにごあいさつ。
たぬき顔ですw 大きくなったなぁ。牛猫ほどではないけど。
無事叔母を送り届けて、牛母と牛は仙台へ帰ってきました。
いやー、車の運転は疲れないけど、おばちゃんパワー炸裂な2人のドライバーって…いえ、いろいろお土産買っていただきました♪楽しかったぁ♪
実家でおからドーナツをさっそく食べました。う、うまっ!久しぶりだよこの味このやわらかさ。日持ちしないのが難点。でも数個あるので、社内の希望者は月曜日、会社で在庫確認を。コメントでの予約も受け付けますw