monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

平教経を花にたとえると

2010年06月06日 | 日本古典文学

 「平家花ぞろへ」より、平教経を花にたとえている文章を抜き出します。(「室町時代物語集成12」角川書店)

 はちすの花の露きらきらと玉のやうに置きわたして水より出でたるここちし給ふ。ならびもなく高(かう)なる名とり給へる御人は、王城一(わうじやういち)の強弓(つよゆみ)精兵(せいびやう)と聞こゆ。