「なんざ」は「などは」や「なんか」の意。
例文
「ないて
なんざ いられ
ね わ」=「泣いてなどはいられないわ」
「あんな ばか なんざ ほっとけ」=「あの馬鹿なんか放っておきなさい」
「おめー の いいわけ
なんざ ききたくも
ねー」=「お前の言い訳等は聞きたくもない」
「あいつ
なんざ にゃー なにも きたい して
ねー」=「あいつなどには何も期待していない」
「はちぶせやま
なんざ しょっちゅう のぼってる
じ」=「鉢伏山なんかしょっちゅう登っていますよ」
「おまえ
なんざ に
かかしろってる じかん
なんざ ねー」=「お前なんかにかかわりあう時間等は無い」
「おまえ
なんざ に おれ の きもち が わかるはず
ねー」=「お前なんかに俺の気持ちがわかるはず無い」
「うそ
こき やがって。 もう おまえ
なんざ しんよう し
ねー」=「嘘を言いやがって。 もうお前などは信用しない」
「こんな つまらん ほん よむ
なんざ じかん の むだづかい
だじ」=「こんなつまらない本を読むなどは時間の無駄遣いですよ」
「うそこき の おめー の いう
こん なんざ だれ も しんよう し
ねー よ」=「噓つきのお前の言う事などは誰も信用しないよ」
「たにん の いう
こん なんざ きにしなんで けんきゅう に しゅうちゅう し
ましょい」=「他人の言う事などは気にしないで研究に集中しなさいよ」
「
こんねん さむい ひょうてんか の よる に ふんどし いち
めー で そとに でる
なんざ じさつこうい
だじ。 やめて おき
ましょ」=「こんなに寒い氷点下の夜に褌一枚で外に出るなどは自殺行為ですよ。 止めておきなさいよ」