今日は「端午節」で休日です。 私たちは今日から4連休になります。
日本で言う「端午の節句」と同じかと思ったら、由来が全く違います。
BC340~278 楚の国の国王の側近に”屈原”と言う政治家(詩人)がいたが、陰謀により国を追われ故国に帰る途中”べきら川”に身を投じる。 楚の国民は小船で川へ行きたいこをうって魚を脅し、粽を投げ入れ魚が屈原の死体を食べないようにして、その事を記念して年中行事とした。
その日には”ペーロン競争”し、”ちまき”を食べる風習ができた。
それらの風習は病気や災厄から逃れる宮中行事となり、三国時代 魏のくににより旧暦5月5日に”端午節”に定めた。
現在は急に暑くなるこの時期、健康を意識する上で”菖蒲””よもぎ””ガジュマロ”の葉を門に刺し健康を祈願している。
一昨日の夜、我が家でフーシャンをしている学生さんが3人訪ねてきました。
彼女たちは「端午節おめでとうございます!」と言って、上記のものを差し出しました。 沢山のちまきと二つのお守りが入っていました。
彼女たちは私たち夫婦の健康を祈ってくれたのでした。 感謝です!!!
また、クラスでは担任の老師が手作りのちまきを持ってきて、私たちに一つづつ下さいました。 休み時間に皆でわいわい言いながら頂きました。(形は日本のちまきの様ではなく、”台湾おこわ”のようでした。 それに砂糖をつけて食べます)
いつもながら老師のお心遣いには大感激です。(他所のクラスではこんな事は全く無いようです)
日本の端午の節句の由来も調べなくてはなりませんね。
因みに「ちまき」は 「粽子 zongzi(ゾンズ)」と言います。
写真の女性は、綺麗ですね。
お守りって、お寺?ってことでしょうか?色が綺麗です。
でも、私の小さい頃にはまだ”菖蒲湯”にはいっていました。
お守りと言っても、宗教とは関係なく、健康や幸せを祈願して持つようです。 匂い袋になっています。
粽はもち米で作っています。 雑穀が入っているのもあれば小豆だけの物、果肉が入っているのもあります。
味は皆甘いです。その上、砂糖をつけて食べるのですよ。