元気の出る歌

朝は何処からくるかしら～♪　と、毎日歌っていたら・・・・・・・

被災地では両親を亡くした子供たちや、家庭を失ったお年寄りたちがいるのだなぁ！・・・・・・と

 

何だか辛い思いがこみ上げて・・・・・・・。

すると、今度私の口から飛び出したのは・・・・・あさだ　あさだよ　あさひが　のぼる～

これは何の歌だった！？

 

私たちの小学校時代には、夏休み中、朝６時にはラジオ体操がありました。

私の地域には、とても熱心にお世話をして下さるおじさんが居て、とても良い声でこの歌を歌ってくれました。

んっ！？　　ラジオから流れていておじさんが一緒に歌っていたんだっけ？


ともかく、おじさんの元気な歌に誘われて、毎日のラジオ体操の時間が楽しみになっていました。

 

　　　　　「朝だ元気で」　　

　　　　　朝だ朝だよ　朝陽(あさひ)がのぼる
　　　　　　空にまっかな　陽(ひ)がのぼる
　　　　　みんな元気で　元気で起きよ
　　　　　朝はこころも　からりとはれる
　　　　　あなたもわたしも　君らも僕も
　　　　　ひとり残らず　起きよ朝だ

　　　　　朝だ朝だよ　朝陽がのぼる
　　　　　今日も歓喜の　陽がのぼる
　　　　　みんな明るく　明るく起きよ
　　　　　朝はこころも　からりとはれる
　　　　　あなたもわたしも　君らも僕も
　　　　　ひとり残らず　起きよ朝だ

　　　　　朝だ朝だよ　朝陽がのぼる
　　　　　まちにいなかに　陽がのぼる
　　　　　みんなそろうて　そろうて起きよ
　　　　　朝はうれしい　みどりの空だ
　　　　　あなたもわたしも　君らも僕も
　　　　　ひとり残らず　起きよ朝だ

この歌は昭和１７年に陸・海軍礼式歌として作られたもので、戦後歌詞が修正されたものを私たちは歌っていたのです。

 

序でに、もう1曲 思い出しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ラジオ体操の歌」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新しい朝が来た　希望の朝だ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　喜びに胸を開け　大空あおげ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラジオの声に　健(すこ)やかな胸を
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  この香る風に　開けよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  それ　一　二　三

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新しい朝のもと　輝く緑
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さわやかに手足伸ばせ　土踏みしめよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラジオとともに　健やかな手足
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この広い土に伸ばせよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れ　一　二　三

 

最近、東日本大震災の被災者の方々を思っていると、昔歌った元気が出る歌を次々に思い出しました。

やはり、朝元気に出発すると一日中元気で居られるような気がします。



この度の東日本大震災は大変な経験でしたが、被災地に関係ない私たちも、暗くなってしまいがちな

思いを元気な歌で吹き飛ばし、共に、もう一度元気な日本を創っていけたらと願っています。