mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

一つの教科を二人の老師で・・・

2014-12-08 18:08:50 | 学校

今学期の経済新闻(経済ニュース)の授業は二人の老師が講義を分担しています

12月に入ってすぐに別の老師に代るはずだったのですが・・

お子さんの体調が悪いとかで1週遅れで交代しました


一人の老師(A)はPPTを全く使わず・・・偶に板書しますが

A老師は大きな声ではっきりとした口調で話されるのですが・・方言交じりの発音でとても早口なのでとても聴き取りにくいのです

よく疲れないなぁと、思うほどずっとしゃべり続けています

授業は殆ど一方通行です



もう一人の老師(B)はきちんとPPTを準備して・・分かり易く授業を進めます

B老師はゆっくりとはっきりと話されるのでとても聞きやすく、分からない時は質問がしやすいのです


今日は二人の老師の違いがはっきり現れました

テーマは「中国の為替レート改革」についてでした

予習をしていったもののさっぱり内容が掴めません


老師はPPTで課文の中の要点を質問形式で私たちに分かるように示してくれます

1;中国人民銀行が発表したのはどんな事ですか?

2;その情報は具体的にどんな内容ですか?

3;その情報はどんな影響がありましたか?

答えは課文の中にありますので、つぶさに読めばすぐに分かります


 

もう一つは二つのグループに分かれて・・「為替レート改革について記者が識者に質問をする」と言うロールプレイ方式

初めての方法で少し戸惑いましたが・・・内容は課文にありますので、私はそれを読んだだけでしたが

よく理解できている同学の話を聞けたりして、とても有意義だと感じました



どちらが良い、悪いと論じるのは適切ではないと思いますが

B老師が難しい経済の話を私たちによく理解させるために色んなアイディアを使って準備して下さっているのは有り難いです

いつも経済の時間が終わるとホッとするのですが・・今日は何だか楽しい気分が残りました


やはり授業は一方通行では退屈でよく理解できないことが多いと分かります

 


違う課目だとなかなかこの様な経験をすることができませんが

今学期のように同じ課を二人の老師が講義するのは珍しい事です


二人の違った個性の老師の講義で

経済音痴の私にも、少しでも理解できるように成れは良いなと願っています