mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

若い人は若い人なりの・・・

2014-11-16 13:53:21 | 中国の不思議

我丈夫昨天身体突然不太好,所以今天紧急回日本。  大约两个星期,我一个人生活,一定尝受孤独感。

 

昨晩、中国人の友人が突然憂鬱な顔をして訪ねて来た

有る出来事の為、この1週間気分が優れず体調も悪くなったそうだ

学校に関係のあることなので、同学とも率直に話すことができないのだろう

私なら人生経験が豊富なので、適切な意見が聞けるかもしれないと思ってやってきたそうだ



話しを聞いてみると・・成程、今の彼女にとっては大問題なのだ


しかし、長い人生から見ればちっぽけな悩みだとも感じたが・・彼女にはっきりとそう伝えるのは酷だと感じたので

彼女が落ち着いて考えることができるまで、じっと話を聞いていた

すると、不思議なことが分かった・・・彼女は全て自分の責任で担任の教師などには迷惑はかけられないと思っているのだ


事の内容を明記できないので・・皆さまには理解しがたいことだと思うけれど

日本の教師と学生との関係とは中国は随分違う様なのである

大学でも全てが“自己責任”で・・周りの大人たちも、何とか助けてやろうと言う気持ちが感じられない


日本は逆に社会が若者に対して甘すぎるのかもしれないが・・・

周りの大人が思いやりを持って、若い人たちが自分で苦難を乗り越える手伝いくらいはしてもよいのではないかと思う

中国の社会がどんなことも自己責任で、自分の責任以外の事には全く関心を示さないのも納得できる

 

暫く話を聞いた後、私は彼女に「この事は今のあなたにとってはとても重要な事だと思うけれど、あなたの長い人生から見れば

どうだろうか」と尋ねてみた

そして、具体的な例として・・死ぬほど好きだと思っていた男性に失恋して、やけになって身を滅ぼすのか、

又は、その後、賢明に自分を磨いて素晴らしい女性に成長するのか、二つの選択があることを話した

そして、中国にもある『人生万事塞翁が馬』の話をした


その上で、現在彼女にできる事を頑張ってみることを勧めた


彼女は「分かりました。 今のQさんの話は一语中的 yiyuzhongde』 (一言で当てる)だと言い

それまでの顔つきと少し変わって居た

私は中国の大学事情は余りよく分からないのでハッキリしたアドバイスはできないが、「幸運が舞い込むように常に明るく

前向きな考えで事にあたるように」と言った


時間を忘れて話し込み、時計の針は10時前を指していた。

故郷を遠く離れ・・こんな時に縋ってなく胸もない彼女をハグして別れた



今朝、又、彼女がやって来た・・・今日はとても明るい顔をしている

故郷から持って来てそのまま置いてあったものですが・・と、ザクロを一つ差し出した

昨日の話は何もしなかったけれど・・彼女の顔を見て安心した

彼女もその事を伝えたかったのだろう


 外の皮は一寸固くなっていたけれど、割ってみるとまだ新鮮です

すぐに摘んで食べられるように、丁寧に身をほぐして容器に入れておきました

ザクロは種が大きくて一寸食べ辛いですが・・私は大好きなのです

 

私事ですが・・・

夫が今日の午後の飛行機で緊急帰国しました

若い時に手術した所が悪化して・・手術をした病院で診てもらいたいと言う夫の意向です

明日の診察次第で再手術か・・単なる処置で終わるのか決まると思います

手術をするとなると一寸長めの入院になるのではないかと・・・

まだ、一度も一人暮らしをしたことのない私・・・一寸不安ですが、何とか頑張ってみます