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ジョンポール常時林檎 音のこと なんやらかんやら 雑記

さても さても うららかな 春の海のごとく
のたのたと まったりと ふんわり ゆったり

みじかい夏のためだけなれど 回る羽根のブルースはAm9にJ とはこれいかに。

2011-06-30 22:37:13 | 日々雑感

夏場は室内の換気扇(台所のやつ)をほぼまわしっぱにしております。震災で節電が奨励される今日ですが、エアコンをぽまわしっぱでないと過ごせない訳ではない北海道の短い夏です。これくらいの贅沢はよいでせう。

大家さんに言えばすむのですが寝てる部屋についてる網戸が微妙にサイズが合わず若干のすき間が出来て夏虫君たちの格好な出入り口となります。こういうのは人任せに出来ない損得抜きの根っからDIY野郎の私でございます。サッシの部材の見積もりなどをしてホームセンターに向かいますと浴室用換気扇がなんと半額。155X200の換気口しかなく、そのサイズの換気扇は浴室用のものしかなく、かつけっこう値段も高いのであきらめてたのですが、半額。サッシで網戸を作るより安いではあーりませんか。しかも除湿にもなるし。迷わず購入して即設置。といきたかったのですが、なんと奥行きが.......(しっかしここまで壁が薄い建物だったのか。そら冬寒いわなあ。)んなことで諦めるあたしではない。換気扇枠に材木をかませ かさあげして奥行きを確保。無事回っております。部屋の換気扇回してると洗濯物部屋干しがいい塩梅なんですわなあ。お天気と洗濯とのタイミング、相性がけっこう悪い生活なもんでいきおい部屋干しとなりますが夏場はきびしいです。まあ今回で部屋干しできる部屋がもひとつ増えたのに味をしめて、換気扇が安いうちに楽器、機材部屋に取り付けたろ。

なーんか所帯じみたはなしではございました。お粗末。

 


Les Uns et Les Autres ~愛と哀しみのボレロ~

2011-06-24 23:02:11 | 昭和モノ

言わずと知れたクロード・ルルーシュ監督の名作です。音楽はミッシェル・ルグランとフランシス・レイ。
もっとも有名な見せ場はやはりラストのジョルジュ・ドンによる「ボレロ」のバレエシーンでしょう。
登場人物たちの45年にわたる人生がさまざまな苦難、悲しみを経てこのシーンに凝縮されてます。
ほぼ映像と音楽と若干のナレーション、そしてセリフによる描写、説明がきわめて少ないにもかかわらず人物の心理、感情がきめ細やかに大胆に伝わってきます。

この映画にハマって繰り返しビデオで観ていた頃、演劇をやっておりまして何度か舞台にも立っておりました。
セリフのやり取りよりも、セリフのないシーン、動きや表情で感情を表すことが好きになり面白くなったのもこの映画の影響です。
特にユダヤ人のピアニスト役のロベール・オッセンさんの演技、目線、間のとりかたなど、見よう見まねでずいぶんパクらせてもらいました。
ビデオを見ながら「あ、それいただきます。」と。

役者さんたちの汲めども尽きぬ深い演技と表情とに支えられている映画ですが、さらに音楽です。まあーおフランスでございます。絢爛豪華でございます。
 曲で語ってくれてます。といっても自分はフランス語なぞわかりません。メロディーがアレンジが楽器の響きがセリフ以上に語っています。

この映画のことになると未だに熱くなってしまうんですが、この映画。劇場公開された180分のものと
「完全版」としてビデオのみでリリースされた260分のものがあります。4時間20分はたしかに長いですが、より深く掘り下げられていて味わい深いものとなっております。
この「完全版」の二枚組サントラCDも存在しており、廃盤の現在やはり非常な高値でございます。(無理して買っといてよかった。)

ちなみに我が家ではなんとレーザーディスクプレイヤーが未だに現役で、先日オークションで「完全版」のLDを購入しました。DVDにて保存しようかとも思います。


サウンドトラックです。

2011-06-23 22:33:37 | 日々雑感

村上 龍「限りなく透明に近いブルー」が映画化されるということで当時の「11PM」(イレブンPM、ほれ、あの巨泉さんの番組。)で特番が組まれて、原作、脚本、監督の村上龍をはじめ、サントラ盤で参加していたカルメン・マキ、上田正樹らが番組内で主題歌やら挿入歌を歌っていて、挙句の果てには村上龍みずから映画とは直接関係のない「ホンキートンク・ウーマン」を歌って締めにしてました。

原作の小説に感動して、封切前の特番テレビライブにあおられて、あたしゃ学校帰りに映画館に寄り道して観せていただきましたぜ。

なぜかジミー・クリフのレゲエ映画(?)「Harder They Come」との2本立て。でもって映画のはじまり、はじまりぃー。

.............なんか びんぼくさい。

あんなにきれいな言葉とシーン。主人公を取り巻く人々のリアルだが浮世離れした存在感と主人公のピュアでどこか醒めた目線。あとがきの「リリーへの手紙」にK.Oされて、レーベルをこえて映画のために参加したミュージシャンとその音楽に心酔して、どんなにすばらしい映像世界が見られるんだろうと、少年の胸は期待に震えていたのでした。

............原作も音楽もそれまでにない新しいものと前評判が高かっただけに、この映像のつまらなさ、凡庸さが余計にびんぼくささをかき立てて、呆然としてしまいました。

主役の二人はこの映画での共演が縁で後に結婚してその後別れた三田村邦彦と中山麻里。絵としてこの二人はハマっていたというか、イメージどおりだったのですが.....

まあ、この映画のサントラ盤。割りと早い時期にCDが廃盤となり現在入手困難です。

青白い夕焼け

When A Man Loves A Woman 上田正樹


忙中閑 曲そのものは昭和なので チャレンジ精神はものしらずから

2011-06-20 03:52:52 | 日々雑感

さてダイソー購入のB4ファイルをカットしてなんと膠で貼り付けた「ダイソーフランクリンゴルペ板」例によって一台目の「斬り込み隊長こと実験台」YAMAHA C-300 1979でございますが、やはり乾くのが遅く吊り下げていると膠が垂れてきます。水拭きしつつ自然乾燥でかれこれ一週間にもなるでしょか。ようやく乾燥してきました。市販の糊つきを買えば早く済むものを、とも思いますがまあ物知らぬ美しくもないチャレンジャーでございます。そしてお値段は100円でなんとギター4台ぶんのゴルペ板が取れます。これにはグラっときます。

 

この曲の数多いカバーの中からです。やはり昭和の名曲。


ゴルペ板貼り 結局4台。

2011-06-16 22:18:59 | ギター

ゴルペ板。まあいちおうご説明させていただくと、フォークギター、エレキギターでのピックガードでございます。フラメンコギターの奏法のひとつに「ゴルペ」というのがあり、表板を叩いてリズムを取りながら弾く奏法なんです。なのでフラメンコギターには表面板保護のための薄い透明なプラ板が張ってあります。クラシックギターには張っておりません。鳴りが抑えられるからということもあるでしょうが普通のクラシックギターではゴルペ奏法のように表板を叩くことはまず無いからでしょう。

フォルクローレのギターにもいちおう「ゴルペ」という奏法があります。まあ「カット」とも言われている音の出し方で、弦をミュートしつつ弾く奏法ですが、これも表面板を結構傷めるんですな。まあ自分の場合ですけど。なのでゴルペ板を貼ることにしました。

表面板が削れて穴が開いてたり、塗装が磨り減っていかにも歴戦のつわものってえ感じの楽器にあこがれることはありますが、手入れすれば結構長く使えるもんですので、大事に使っていこうと思います。

さて今回は強引にフランクリンの液体ニカワにて接着。湯煎して粘度をさげてもなかなか時間がかかります。が透明度はなかなかよろしいようで。

では昭和名曲百選、ドラマ主題歌シリーズでございます。