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ジョンポール常時林檎 音のこと なんやらかんやら 雑記

さても さても うららかな 春の海のごとく
のたのたと まったりと ふんわり ゆったり

Jazz普通免許

2014-03-05 12:46:00 | 昭和モノ

18~9の頃、専門学生でありましたがその頃、世の中はちょっとしたジャズブームでした。
フュージョン(懐!)と称して、ロックやらソウル系の音楽と、ジャズ畑のひとが今で言うコラボして、ヒットチャートを賑わせていたり、
かつて女優さんだった阿川泰子さん(岸田森主演の特撮ドラマ、怪奇大作戦に一度出てました。)の曲が車のCMソングで大ヒットして、
女性ジャズヴォーカルの企画ものレコードが、出しゃ売れるやろ とばかりに雨後のタケノコ状態。
女性ジャズアイドル?狙いの秋元奈緒美さんやら、キャンディジャズこと麻生小百合さん。
女優さん畑からはなまるの岡江久美子さん、日活ロマンポルノから北原理恵さん。などなど。

これは当時聞いた噂ですが、山本譲二さんの「湘南哀歌」(すごい曲です。当時のキャッチコピーが 「カリフォルニア演歌」)に、
来日していたフレディ・ハバートがトランペットで参加しているというんですが真偽のほどはどうなんでしょう。
NHKFMなどでLive Under the Skyなどのジャズフェスを放送してたりしました。
今のように映像が普及していないもんで、ライブのFM放送は貴重でした。
先日亡くなったパコ・デ・ルシアさんのバンドも出演してましたね。
当時、自動車免許を取る生徒のために、放課後市内の自動車学校から送迎バスが運行していて自分も利用しておりました。
で、バスに乗り込んだところ一級上の先輩から声がかかりまして、貸したカセットテープを2本返してくれました。鞄にしまおうとすると

「何入ってんだ?それ」と運転手さんが声をかけてきまして、
「去年FMで放送してたコンコードジャズのライブです。」と言うや否や
「あれ録ったの!貸して。」とテープはそのまま運転手さんの鞄に。
「今、何段階なのよ。」
「あ、路上です。」
「へ~ 俺、検定官だけど俺の車に乗ったら落ちるぞ」
「またあ。」

と、思い出したのが当時この自動車学校で「山田カルテット」という教官チーム(別にチームではなく単に苗字が山田の教官が4人いただけ)
のうち、誰かに担当されたり、卒検で横に乗られるとロクなことがないと言われておりました。
何気に運転手さんの背広の胸元を見ると 山田 の刺繍が。
自動車学校に着くと「ダビングしたら返すから」ということで別れました。

さて日々は流れていよいよ卒検。配車と順番、検定官の確認をして、いよいよ乗車時間が近づいた時、「5号車、検定官変更です」との連絡。
…え…山ちゃん。山田ちゃんだ。あん時の運転手さん。

乗車しました。ひと通り走って停止位置に止まります。

「はい、お疲れ。あ、そうそう、ダビングしたから返すわ。いやあ良かった。去年札幌で見れなかったから、聞きたかったのよこれ。どうもね。」
「あ、はい。」
「またなんかいいのあったら貸してや。」
「いいですよ」
「あ、それで運転だけどね。まあ、いいんでない?ちょっとふくらんだけど。」
と山田検定官。私が気がつくより早く何気にシフトレバーを見てパーキング位置に戻し、サイドブレーキを引いて「お疲れ。」と車外へ。

うー最後に痛恨のミス。でしたが。

合格してました。これ絶対テープのおかげじゃ。南無南無。


少しは春らしいかな~ですか。ひさびさの昭和名曲百選。

2013-05-12 03:16:46 | 昭和モノ

 

ここんとこFACE BOOKとかTwitterが便利でついついブログはお留守になってる哀愁のテニス肘、JPGRこと斉藤茂吉でございます。

やっと春っぽくなってまいりましたです。テニス肘というか除雪肘なんですが、2月以来まだ完治してません。どこでどういう治療をすれば治るのでしょう。

先日、ヤフオクでまたもや落札してしまったEVのスピーカーS200。これで計10台うちにあります。こないだのはペアで片方音が出ずのジャンク品。(まあユニットは生きてるだろう。)とたかをくくっていたのですが 世の中そんなに甘くない。バラしてみるとネットワークのセメント抵抗が外れて断線してまして、こいつを基盤に止めていたであろうホットボンドが溶けるを通り越してこげてます。

とりあえずツイーターとウーファーをそれぞれチェックするも両方とも飛んでおりました。で ネットワークの断線したセメント抵抗をジャンプして結線し、生きているほかのS200のユニットをつなげると、問題なく音が出ます。ネットワークはセメント抵抗交換でなんとか使えそう。しかし50W 2.5Ω 5%のセメント抵抗なんぞいまどきどこに売ってるんだろう。情報を絶賛募集中です。

しかしわかんないのが基板上のツイーター保護のためのポリスイッチが破損もせず、ツイーターが飛んでいることです。んーどういう使い方をされたのか。

EVのS200はむかーしのスピーカーなのでもう部品が出回ってないようです。ウーファーのリコーンキットとツイーターのダイヤフラム米国通販購入で凌ぐしかなさそうですな。

手紙/由紀さおり

年を経てもその歌声は褪せることなく、といったところですか。この曲と、久保田早紀サンの「異邦人」を ジプシールンバでの弾き歌い練習曲としております。が、おそろしく難しい。

 


NHK少年ドラマ「ぼくがぼくであること」~夏代さん~

2013-03-28 22:10:00 | 昭和モノ

このところ昭和なものばかり取り扱う回顧なセンチメンタル野郎、「斉藤 ”もういくつ寝ると50代” 茂吉」ことJPGRでございます。

だいぶ雪も解けてまいりました。のっけから三連発でございます

音声ドラマ ぼくがぼくであること(1973) 第6回その1

音声ドラマ ぼくがぼくであること(1973) 第6回その2

音声ドラマ ぼくがぼくであること(1973) 第6回その3

 

ホームビデオというか「ビデオ」という言葉も知らなかった頃、テレビ番組を記録しておくものといえばラジカセが精一杯でしたな。テレビスピーカーの前に置いて空間録音です。

そうすると家族の声やら犬やら猫やらの声が入って、なんの録音だかわからなくなります。イヤフォン出力からラインで録音という手を知ったのはすでに中学生になってから。

ですが居間のテレビの前でラジカセ抱えて音のしないテレビをにらむ中学生は、家族からみても不気味で不可思議な存在だったようで「聞こえん」とラインを引っこ抜かれたこともありましたわ。

テレビからも音が聞こえてリアルタイムで視聴できて、しかもライン録音もできるラインアウト出力の存在を知ったのは居間のテレビが自分のものになってからでした。

いま、ネット上でいろいろ動画が見られてなおかつ保存できて、いつでも見られる環境にいると、テレビ番組の音声だけ聴いても面白くもなんともなかろうと思ったのですが、

「二度と見られない」と、集中して見ていた子供の頃のテレビ番組はいまだ脳裏に焼きついてました。音声のみでも頭の中の映像が鮮明に蘇ります。

NHK少年ドラマシリーズ、「タイムトラベラー」やら「七瀬ふたたび」などでアラ50テレビっ子あがりの方々にはおなじみとは思います。が本家NHKにも映像が残っていないものも多く残念ですが

こうして音声が聞けるのはありがたしでございます。

このドラマ「ぼくがぼくであること」に夏代役で出演していた奈良岡江里サン。鮮烈でした。「俳優・柳葉敏郎さんも夏代の大ファンだったそうで、「テレビ探偵団」で奈良岡江里さんと再会?を果たした」時のテレビを偶然見てまして、自分もまた再会できましてぼ~っと感動してたのを思い出します。

 

 

 


真夜中の衝動買い 赤塚不二夫のあの名作がe-bookで

2013-03-25 04:26:28 | 昭和モノ

というわけで、何十年ぶりかにこの漫画を見られる喜びにふるえております。

自分の拙い表現力ではこの作品をどうお伝えしていいかわかりません。が 

何度かアニメにもなってキャラが市民権を得た「天才バカボン」とは次元の違うラジカルさです。今のご時勢ではおそらく青年誌でもNGでしょう。

長く絶版になっていてやっとこさe-bookで購入しました。中古の全巻そろえるよっか安いです。

バカボンでおなじみの”目玉つながりのおまわりさん”が狂気の「女装家」として縦横無尽に活躍します。ひょっとしたら昨今の「オネエ」のさきがけだったのかもしれません。

主人公の少年の名前が「ゴン」でもってその父親の名前が「ゴンのおやじ」です。このゴンのおやじ。自分の子供のころのヒーローでした。

実在、非実在問わず自分の中ではこれを越えるキャラにはいまだにお目にかかっておりません。

拙ブログ、FBやらMIXIなどのプロフィール写真に使わせていただいております。

さあ、本日から読書でございます。ナハハハハハハハ。