このところ昭和なものばかり取り扱う回顧なセンチメンタル野郎、「斉藤 ”もういくつ寝ると50代” 茂吉」ことJPGRでございます。
だいぶ雪も解けてまいりました。のっけから三連発でございます
音声ドラマ ぼくがぼくであること(1973) 第6回その1
音声ドラマ ぼくがぼくであること(1973) 第6回その2
音声ドラマ ぼくがぼくであること(1973) 第6回その3
ホームビデオというか「ビデオ」という言葉も知らなかった頃、テレビ番組を記録しておくものといえばラジカセが精一杯でしたな。テレビスピーカーの前に置いて空間録音です。
そうすると家族の声やら犬やら猫やらの声が入って、なんの録音だかわからなくなります。イヤフォン出力からラインで録音という手を知ったのはすでに中学生になってから。
ですが居間のテレビの前でラジカセ抱えて音のしないテレビをにらむ中学生は、家族からみても不気味で不可思議な存在だったようで「聞こえん」とラインを引っこ抜かれたこともありましたわ。
テレビからも音が聞こえてリアルタイムで視聴できて、しかもライン録音もできるラインアウト出力の存在を知ったのは居間のテレビが自分のものになってからでした。
いま、ネット上でいろいろ動画が見られてなおかつ保存できて、いつでも見られる環境にいると、テレビ番組の音声だけ聴いても面白くもなんともなかろうと思ったのですが、
「二度と見られない」と、集中して見ていた子供の頃のテレビ番組はいまだ脳裏に焼きついてました。音声のみでも頭の中の映像が鮮明に蘇ります。
NHK少年ドラマシリーズ、「タイムトラベラー」やら「七瀬ふたたび」などでアラ50テレビっ子あがりの方々にはおなじみとは思います。が本家NHKにも映像が残っていないものも多く残念ですが
こうして音声が聞けるのはありがたしでございます。
このドラマ「ぼくがぼくであること」に夏代役で出演していた奈良岡江里サン。鮮烈でした。「俳優・柳葉敏郎さんも夏代の大ファンだったそうで、「テレビ探偵団」で奈良岡江里さんと再会?を果たした」時のテレビを偶然見てまして、自分もまた再会できましてぼ~っと感動してたのを思い出します。