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ジョンポール常時林檎 音のこと なんやらかんやら 雑記

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弦 久しぶりのギター小ネタ

2010-02-27 02:59:41 | 音楽一般
いま手元にあるクラシックギターの改造にはまっている。中出幸雄氏のNO.30
1987というやつで、自分の持ってる楽器の中ではおそらく最上質なやつです。
自分にはちょっと弦高が高いので、ありあわせの牛骨サドルを削りだして作ってみた。もともとついていたサドルを見ると、底面がやはりメガネ橋状に削りを入れてある。これを丸ヤスリなしでつくるのは難しい。でもない物はない。鉄工用のドリルを使った。
もともと張ってあった弦が多分オーガスチンの青(だとおもう)けっこうテンションがきつい。だが音量はあるのでしばらく弾いていたが妙なことを発見してしまった。12Fのハーモニクスと実音のピッチが合わないのだ。まあクラシックギターは大なり小なりオクターブピッチの問題は抱えているとはいうものの、4弦がこれまたシャレにならんぐらいちがう。約1/4音ちかく実音が高い。
見たところ弦もヘタってなくて、ネックの反りもない。となると、弦長の問題かしら?と サドルと弦接点を削りなおしたり、牛骨材を削ってナット側の弦接点を調整してなんとか許容範囲には収まったものの、やはり狂いはわかる。

こうなってくるともう素人工作の範囲を超えてしまうのでやはりプロにお任せするしかないのだがお金が.........。

弦の張りがきついのと、サドルの弦接点をぎりぎりまでボトム側に寄せて削ってるもんで弦接点が鋭角なのとで かぼそい4弦は巻き線が切れてヤバイ状態になっている。しゃあないから予備のお古弦(張り替えたときのお古。貧乏性なのと、貧乏なのとで洗剤で洗いながらのリサイクルで使っている。)を張ってみた。
音程を合わせて例の12Fを聞いてみると.......さらに......と、思いきや。

問題なし。全っ然問題なし。 なんじゃそりゃ。ちなみに手を加えたところを全部無しにしてどノーマルでも問題なし。弦はどこにでもあるプロアルテのノーマルテンションのやつ。いや いや 弦かい。
てなオチがついたところで明日買ってこよう。

いろいろネットでギターがらみのネタを漁っているうち「Ruben Diaz」というフラメンコギター弾きのサイトがあった。
この人のギターがまた変わっていて、サウンドホール(のような穴)が
側板にも空いている。ギターを構えると弾き手に向かって穴が開いてるのだ。
どこのなんと言う楽器なのだろう?また何のためにそうしてあるのかいろいろ調べたがわからない。ご存知の方が居ましたらご一報ください。

加えて、この人のサイトにはギタービデオレッスンの動画があって、初心者向けに弦の張り方の動画もある。面白いのがペグへの巻き付け方で6弦と4弦を通常とは逆に巻いている。ヘッド側から6弦、5弦、4弦の順になっているのだ。
英語で解説しているので細かいとこまではわからないが、どうやら弦の太さとテンションに関係があるらしい。さっそくパクッてみると6弦の音の伸びが少し良くなったような気がした。
 
まあ音はさておき、この巻き方。貧乏な貧乏性の自分としてはほとんど「神の福音」です。自分のギターはどれもこれも4弦がよく切れる。しかも、ブリッジ側から切れる。そのたび、ペグをゆるめて弦を出してブリッジに巻きなおして張るのだが、やりすぎるとペグの位置がいちばん遠くにあるもんで弦が最悪ブリッジまで数ミリ届かないという痛恨の場合がある。
いちばん近い6弦側のペグだと距離が短い分、張りなおしの回数を稼げるというもの。ありがたや ありがたや。



いろんな趣向があるもんですが、破壊専用ギターですって

2010-02-21 00:02:09 | 音楽一般
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1116672&media_id=54
「破壊後のギターを返送すれば使用可能なパーツを再利用し、徹底的にリサイクルする」と、“破壊と再生”の心で“ロックファンの夢”に応える。

そういうパフォーマンスをする人もいるんだろうがなんか「......」ですな。
メジャーなバンドがテレビ出演してこういうパフォーマンスをするときは
「これは破壊専用ギターです」と テロップが入るんだろうか。
それで本人が怪我するだけなら自業自得で結構なのだが、お客さんに怪我させたり、ライブ会場の設備を損傷したり、現地スタッフが手配したアンプを壊したりした場合、誰がどう責任を取るのだろう。特にアマチュアのバンドの場合、責任の所在があいまいな場合が多く、擦り付け合いの挙句、うやむやになることも多い。
「悪気は無かった」「つい勢いで」と自分の行為は弁明するが、その結果生じた損害については「ライブだから」と意味不明の責任逃れをしてくるアホな連中もいる。「ライブ」というのは、そういう連中の発散の場所ではないと思うが。

後ろにしっかりしたバックアップ体制があるからこそ、こういう派手なパフォーマンスができるということを肝に銘じていただきたい。意図があって破壊パフォーマンスをする場合、壊すのは自分の責任で自分の体、自分の楽器、自分の機材だけにしていただきたい。それができなきゃ止めてくれ。

昭和名曲百選~うわあ この人はいまなにしてるんだろう~

2010-02-19 09:38:11 | 昭和モノ
ミドリ色の屋根 ルネ・シマール


いま改めて聞くと、すごいなあ。天才だあ。この人当時たしか13歳かそこらだったような。
この年でこの歌唱力ったら、現在では北朝鮮の子供くらいだろうか。圧巻。

1974年の作品だからなのか、当時の流行りか、アレンジがもろヨーロッパだす。このストリングスとブラスの感じ。ゴージャスです。あたしゃ好きですな。
これにフェンダー・ローズのエレピが入ればもう心は70年代。

このころの音楽はなんでこうも豊かに暖かに聞こえるんだろ?


昭和名曲百選~うわ。HIMOTOだあ~ホクトーヴァ・プロジェクトのことなど~

2010-02-16 23:09:24 | 昭和モノ

というわけで「いとしのマックス」は荒木一郎サン。
曲やらアレンジのセンスが光る名曲ですが、当時のこととは言え、この映像はすごいなあ。荒木氏の完璧に近い7:3分け。一目でわかる口パク(ってマイク一本もねえじゃん しかもエレキギターにコードさしてねえし)。曲のサビあとの「GO!」がまたイカしている。なんか要らんような気もするけど。

しかし上手側の一番前でエレキギター弾いてるおにいちゃん。
ド○マシアターどものHIMOTO氏に見えてしょうがないんだけど。ひょっとして親類かなにかか?。

これを聞くと昔参加した野外劇「ホクトーヴァ・プロジェクト」のことを思い出す。
音楽監督の方がまたイカしたかたで、宿泊所やらなんやらどこでも顔をあわせるとこの曲のサビあとの「ダン・ダダン~」を口ずさむ。すると相手は必ず「GO」を言わなければならない。という変な遊びをやっていた。(考案者は私ですが)
この言い方が難しい。若さゆえの勢いと恥じらいとはにかみを持っての「GO」でなければならないのだ。
(こんなところでGOははしたない。しかし「ダン・ダダン~」とくれば当然気持ちはGOだ。ああ、言いたい。しかし.....。)という心の葛藤を経ての「GO」でなければならないのだ。
TAKAHASHIサン。お元気かなあ。相変わらず私はこんなバカのままです。
ロッテ・クールミント・ギャグ。