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ジョンポール常時林檎 音のこと なんやらかんやら 雑記

さても さても うららかな 春の海のごとく
のたのたと まったりと ふんわり ゆったり

YAMAHA CG-171SF

2012-07-27 16:09:52 | ギター
あっついですな~。みなさまいかがお過ごしでせうか。
Yamaha CG-171SF
もう十年近く前に、中古で2万円なりの店頭衝動即買いしてしまったギターであります。只今は帰省時用に実家に置いてあります。
ヤマハさん曰く「フラメンコテイスト溢れるクラシックギターです」ということで、低い弦高、裏、側面板の材質などはフラメンコギターしてますが、ボディ厚が通常のクラシックギターと同じです。
とにかく弾きやすいのでつい弾いてしまうギターですが、安物なので音色が物足りなくなる。加えてメインで使っているギターと余りにも弦テンションが違うためにこいつに慣れるとしばらくリハビリが必要となります。
せめてテンションなりとも。ということでブリッジの弦通し穴のお隣にさらに弦通し穴をあけて2ホールとして、弦の巻き方を変えました。これだけで弦テンションが変わり、明瞭度、音量が変わります。
まあほんとに楽器は生き物。ほんのちょっとしたことで変わるもんですわ。

ギター ナット調整というか修理よりは作成となってしまった。

2012-05-28 18:34:00 | ギター
ナット&サドルでのオクターブ&弦高調整のつもりが、ナットの溝まで削ることになってしまい、以前のナットが駄目になったので
もう一度象牙の削りだしからとなってしまいやした。
幅52mmのたて目象牙材はもうなくなったので、1.2.3弦と4.5.6弦で分けて作る。
木の木目のように象牙材も目がある。音の伝達方向と目をあわせないと高価な象牙材といえども音の伝わりが良くないようです。
サンドペーパーでの手作業だけに寸法どうり削るのやら面出し、直角出しがめちゃくちゃ難しいです。特にナットの溝はあやまって指板側を削ると楽器そのものの弦長に影響してこれが狂うと(狂ってくると)もう説明するのもいやなくらい楽器にとって悲しいこととなりやす。楽器の持ち主にとっては膨大な回り道をするか、結構な出費をするか、すべてをあきらめるか、ですな。

ナット溝の幅に合う材木を作り、サンドペーパーを両面テープで貼り付け溝を研磨。細めに作ったナットをはめて黒檀棒を削り隙間に叩きいれる。弦高を見ながら弦溝を調整。サドル側で弦高&弦長の微調整となるのだが、サドルとサドル溝のわずかな隙間による
サドルの傾きが微妙に弦長に影響しているようでナット、サドル両側に薄いプラカードで作ったシムをはめて固定。
傾きを調整すると5弦のオクターブピッチも許容範囲内におさまりやした。

再塗装&ゴルペ板貼り後の楽器。
表面板の振動を抑えてしまうなどいろいろ言われているゴルペ板ですが、やはりこれが無いとギターがボロボロになります(アタイの場合。)

#137.05 - 1人班

こういう作業にはやはりラジオ的なものが合います。いまさらですがおもろいなあ、この二人。

楽器塗装

2012-05-05 21:10:23 | ギター
ほぼ一年ぶりにセラック樹脂をアルコールで溶かし、2CUT ,1CUTの塗料を作り、オリーブ油、アルコールをひっぱり出し、古シャツでタンポをいくつもこさえて、ギターの塗装をする。
 
かなり荒っぽい弾きかたをするので、ゴルペ板(ゴルペはフラメンコなどで多く使われるギター表面板を叩く奏法、。ゴルペ板は表面板保護のための薄いプラスチックの板)は必須なのですが去年液体膠で貼ったものはやり方がまずかったのかきれいに剥がれてくれまして、表面板がボロボロ。この調子だと穴があくのも時間の問題なので今のうちに再塗装を思い立ちました。
 まあラッカーやらポリウレタン系の塗料ではないので換気の必要がなく、楽器のちょっとした部分塗装にはお手軽です。
もちろん全塗装すると楽器の音が激変します。

でもって表面板保護のためのゴルペ板をどのように接着するかいろいろ考えてるんですが、完全接着ではなく部分固定でわざと浮かせてみるとゴルペの音がもっと大きくなるのではないかと目論んでおります。かてて加えてまあ単に思いつきですが、表面板の裏側にスネアドラムのスナッピーをとりつけて、ゴルペ時にカホンのような音が出れば面白いかも。そういうお調子者なギター弾きの情報を探しております。

追記
いまさらといわれても、ちょとすんごい動画。やられたあ。
Evlerinin Önü Boyalı Direk (Öykü - Berk)


追記の追記
突然みつけてしまいました。本放送、再放送、再々放送と子供の頃何度見たかーはーしーらーなーいーがー♪

赤影役の若き日の坂口祐三郎さん、今見てもカッコいいすなあ。このあと役者としては不遇だったようです。

春 でございますが。

2012-04-20 16:29:48 | ギター
やっぱり切れる。1弦切れる。もうなにが原因だかわかんないが、チタニウム入りの弦&ブリッジレス弦止めは、弦そのものに相当なテンションをかけてそれに耐えきれずに切れるのであろうと勝手に思ってはいますが
あまり頻繁だとお財布はさることながら、弾いてる最中に切れられるとおちおち弾いてられんし、一弦が切れたのを指に直撃うけますと、痛えぇだけでは済みません。ほぼ血を見ます。

もう一度象牙材を加工して、弦テンションそのものを和らげる工夫をいたしますと多少、音に伸びが出て、高域が多少上がります。もうこのyamaha C-300はどこが改造の完了点だかわかりません。もう形がなくなるまで添い遂げるだけでございます。
 こいつにはパッシブのPUをとりつけてBOSS DI-1経由で卓にぶち込んで聞いてはみましたがアコギ用のプリアンプでも聞いてみたいす。できればマイク入力とピックアップ入力がありミックスバランス、音質など調整できるDIアウト付きのがあればベストなんですが高そう。

木枯し紋次郎のテーマ COLDWIND MONJIRO Theme Song

ネタ諸整理

2012-04-09 12:25:39 | ギター

yamaha c-300クラシックギター(推定年齢35才)に黒猫OKINOさんよりの到来もの「LR Baggs」のパッシブピックアップを装着しようと
弦を外してナット&サドルを外して、久しぶりに掃除をする。
ケースで保管していないので楽器内部にはなかなかのほこりが.....指板にオイルを塗り、各所点検していると、どうもブリッジの溝が気になる。
よく見るともともとなのか塗装時のものか、白濁があり目地も粗い。とりあえず溝の清掃とペーパーを細くきったものを使って溝を磨く。
リペアにはまったあるギター弾きのサイトを見ていると、この溝の仕上げと精度がかなり音色に影響するらしい。
鏡面とはいかぬまでも1500番で磨くとそこそこ光ってくる。さらにサドルと溝のわずかな隙間にシムを埋めて仮固定。

 さて、いよいよ楽器に穴を開ける。エンドピン兼用のジャックは直径最大13ミリ。一発では無理なのでドリルの直径を徐々に上げて穿つ。
ま 仕上がりは....自分のものなので.....。
弦を張替えて、とりあえず自宅の自卓。mackie 1402vlzにBOSS DI-1でもって接続。やっぱりもろラインっぽい音だがさほどきらいではない。
マイクの音が加わればかなりそれっぽくはなると思うが、ボディに内蔵してしまうとハウリングの問題も出てくるのと、マイク位置を決めるのにこれまた時間がかかる。
しばらくはライン&外からスタンドマイクで使うか。

ブリッジの溝さらい&研磨。シム埋め固定はなかなか効果的ではある。高音弦の立ち上がりがやはり違う。

今回装着のピックアップはボディ内部からブリッジ下に貼り付けるタイプのもの。
昔、この手のパッシブピックアップ(その当時はパッシブしか選択の余地はなかったのだが)を使ってそのあまりの音の悪さにコンプとEQ(7バンドくらいの。エレキギター用のエフェクターですな)をかまして何とか凌いだことを思えば、ずいぶん進歩したモンですな。
 
まずはヘッドフォンで聞いてみたが、ハム音が若干気になる程度でまずは上々。
 
さて お次はいよいよ5年ぶりに回るターンテーブル。アナログのLPレコードのダビング、データ化そしてノイズ落とし。
iZotopeプラグインが期待どうりうなってくれるんでしょうか。はたまたデンオンのMCカートリッジの針先はまだ生きてるんでしょうか。
はらはらモンでございます。
バスストップ : 平浩二 (feat. ONLY YOU)