改造ギターもいちおうの一段落。この後さまざまな不具合などは微調整していきます予定ではございますが、こういうのは、やり始めるとキリがない。どこを終着点とするかは見た目というより「音」なんですな。長い目で見ていじっていきます。どうせ長い付き合いになる楽器ですから。
まずはブリッジレスといわれる弦の巻きつけなし仕様。弦の留め方は表面板うらで象牙材の自作「なんちゃってスーパーチップ」(5mmくらいのサイコロ状に加工した象牙材に穴空けただけのもの。)弦テンションが思い切りあがります。だけではなく各弦音の分離が良くなります。サドル独立ならなおグッドです。ただ弦交換のときなくしたり順番がわからなくなったりするので2弦ごととか。
無残に削られたヘッドとナット部分改造。なんかどこかでみた古いラミレスのギターのナット部分がこんな形だったよな気がします。弦が乗る部分は交換も調整も楽です。(C-300は接着するタイプのナットでした。)ヘッドも円鋸で切り取りクワガタっぽいです。ヤマハの面影なし。
でもって側板サウンドホールです。中のラベルが見えます。ここからホースを入れてギター内部の掃除機かけもやりやすいです。ここにもクリップチューナーをつけられるので便利。いつも弾く位置で聞いてる音がギター正面で聞く音とかなり似てくるので、遊んでるギターがあればお勧めの改造です。
塗装はセラックのタンポ塗り。フレンチポリッシュてえやつです。乾燥までしばらくかかります。まだスキルがないのでさすがに鏡面仕上げ極上というわけにはいきませんがやり方はなんとなくわかりました。
本日、岩手の知人より連絡あって無事を知りまして、ブログにコメントくださるyokoyamaさん(宮城県在住)も無事であるらしいことがわかりましてホッとしております。しかしまだまだ音信不通の方が多く不安であります。
私の仙台の友人家族は無事でしたが、ライフラインが止まってて、物資も無く、かなり大変との事です。
ネックもどうなるやら。
そろそろお願いの件も具体的に話を進めねば。
普通は弦止めに巻き付けるので、次第に張力が減衰するから局所に負担がかからない。 此処にある止め方だと端部1点で張力を減衰させねばならず過剰な負担がかかる。という事と理解します。 小生もball-end typeの弦(弦の端に5mm位の円筒状引っ掻けが付いて居る)をもって居ますが、1弦の端部が直ぐ壊れます。