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ジョンポール常時林檎 音のこと なんやらかんやら 雑記

さても さても うららかな 春の海のごとく
のたのたと まったりと ふんわり ゆったり

ふ ふれっとれすギターだあ。とりあえず抜いちゃいました。

2011-02-15 18:58:25 | ギター

さて長い付き合いのこのギター。16歳のときに購入してかれこれ30年以上の付き合いです。やれサドルだナットだブリッジだ。塗装だ、ネックアイロンだ、フレット打ち替えだと持ち主が騒ぐたびに実験台にされてるのはYAMAHA C-300というクラシックギター。まずはやはりコイツで作業のコツをつかんでからですな。

「おいおい、またかよ。ま、気のすむまでやんな。」と、サウンドホールから聞こえてきそう。

さてまずはフレット打ち換えにあたりフレット抜きから。ダイソーで買った工具にちょと手を加えて使ってみまして初の作業です。ホントに気をつけてやらないと指板が欠けて持っていかれる。古くなったのと、指板の凹部をエポキシで埋めたときの残りがフレットについていたのと、慣れぬ作業で下手なのとで かなり傷めてしまった。まあヤバい箇所はエポキシで埋めるとしても 次の楽器は指板が黒檀だからかなり慎重にやらんと。

この楽器は少し時間をかけていろいろ修理&改造をしていきましょう。ブリッジレスにするとか。塗装を変えるとか。


クアトロ弦 到来

2011-02-13 03:28:41 | フォルクローレ

本日 クアトロ弦到着しました。入手にあたりましてご尽力いただいたベネズエラ音楽・フラメンコ演奏家の出口泰司さま、生徒さんのMitochaさま。この場からもお礼申し上げます。ありがとうございました。

早速張りました。もともと張っていた弦がどこのなんというものか今となっては謎ですが、今回の物はそれと比べるとかなり細いです。なもんでいちばん高音の弦のオクターブ音痴が気になってしまう。4弦はラベラの黒ナイロンギター3弦でいくと良いらしいすな。そのうちフロロカーボンでも試してみよう。

さてこのオクターブ音痴。いちばん目立つ2弦だけでもなんとかならんかと思いつつ、また駒はがし&接着はちょっとなあ。で あまっていたブリッジ用牛骨材を使って

なんか白いのが付いてますがこれでこの弦の弦長を調節してます。この位置で問題ないので接着しました。


我流 ギター改造(場合によっては改悪、最悪とりかえしのつかないことに)ことはじめ

2011-02-11 01:11:54 | 日々雑感

フレットやらネックやらいじる前に、まずは定番のサドル周りから。今回餌食に、いやもとい、修正するギターは表板の駒周りが経年変化により膨らんでいる。それによって弦高が上がりサドルをぎりぎりまで削ってある。6弦側でも1ミリもなかった。一弦側は、手持ちの定規で測るのをあきらめた。なもんでサドルと弦との角度が浅くなっている。加えて弦を通すストリングホールも削れて角度がいよいよ浅くなっている。

こうなるとやたらテンションのない、そのくせ弦高は高いなんだかのびきったエッジのない、しなびた音なギターとなっている。ただフラメンコギターという特性上の響きの名残のようなものはある。

さて、と本人。駒を削ってます。ひたすら削ってます。サドルを装着する溝の部分 サドルをのせて約1~1,5mmほど余裕が出るまで。でもってストリングホールを2ホール仕様にする。これでサドルでの弦角度はかなり改善。弦を張って具合をみる。弦が落ち着いての音の具合と、テンション、そしてネックの反り具合をみる。

とここで追加ご報告 気付けばこのブログも一年半を過ぎて訪問者の方が30,000名様。くだらぬ独り言にお付き合いくださり感謝でございます。として記念動画です。



 


楽器整理

2011-02-10 09:24:28 | ギター

本日、練習から帰ってとりあえず楽器をもとの場所におく。日頃使っているものはカーテンレールにぶら下がっているが、この際だ、ケースに入っているものもぶら下げてさらしてしまえ とばかりに例によってギターのヘッドの部分にインシュロックをつけてヨートに引っ掛け吊り下げる。まあ楽器に良いか悪いかは別にして場所をとらない。プチプチを切って穴をあけてネックに通してポンチョのようにギターにかぶせる。埃よけと保護をかねて。

しばらくケースに入れっぱなしだと保管場所によっては湿気がきつい。下手すると何年も使わずケースすら開けないものもある。開けてびっくりカビが......なんて事もある。考えてみればまず楽器ありきでケースは運ぶ際の入れ物、別に保管するのに入れておくところでもあるまい。ならば住んでいる生き物とほぼ同じ条件で保管するほうがよいのかも知れん。「温度、湿度をほぼ一定に保ち」なんてところに住んでるわけでもなし、部屋にさらしておいてあるほうが目がとどいて異常も早く見つけられるかもしんない。

さてクアトロ弦も入手のめどが付きまして楽しみではありますが、久々にギターネタ。とうとう宿願の、というか悲願の、というか いよいよフレット打ち替え&ネック反り修正に着手いたします予定ではございます。


道は険し

2011-02-09 04:07:36 | フォルクローレ

昨日、注文したサンポーニャ、マルタクロマティカ、プラスチック製が届く。

軟質プラスチックでできていて少々の衝撃では割れず、持ち運びも楽で、お風呂の中でもOKというが、真夏にうっかり車に入れっぱなしだと間違いなく溶けそうす。衝撃には多少強くとも熱には注意が必要みたいでございますな。

さて音。ははは これがまったく奇跡的にむつかしいです。脇に抱えてチャランゴと同時になんて無理す。プラ製だからすべるし、ホントに絶妙な位置にないと全音域届きません。でもって高音域はかなり強く吹かないとまともに鳴らないす。去年購入した葦製のも低音のいくつかが鳴らず、管の内側を掃除してタイトボンド希釈液を塗ると鳴りました。鳴らしこみ大事ですな。今度のはプラ製、どういう変化が出るものやら。ま 楽器よりも本人のメンテ&鳴らし込みが肝心なのは言うまでもありませんが。

クアトロ弦の情報をあれこれ探していて、とうとうMIXIのベネズエラ音楽コミュへ。この楽器も奥が深いす。チャランゴやらサンポーニャ、クアトロなど面白おかしくいじってると、ついギターのほうがおろそかになりやす。約一ヶ月お留守にしているとまあ落ちること落ちること。左手各指の拡張と押弦ポイントがなまりまくり狂いまくりで、しばらくリハビリですな。右手親指も弦に入りすぎて肉弾きになり鳴らない。しばらく親指ばかりで弾いて、指先にわざと水ぶくれを作る。痛みを無視して数日間弾くうち破れるか、硬くなって引っ掛かりがなくなる。でもって痛みも消えて動きも多少ましになる。左指の深爪と右指の水ぶくれでまあ痛いこと痛いこと。弾きこむうちこれらがなくなってようやくギターの練習に入れます。

好きで始めたとはいえ扱う楽器が増えるともう一日中楽器漬けです。