やっぱり日本はエコ先進国だな

各国の中期目標が産経新聞に掲載されていました。

目標と合わせて限界削減費用という聞きなれない数値も出ていて、
日本が突出して高い数値になっています。

各国の中期目標
日本　　９０年比２５％
ＥＵ　　９０年比２０～３０％
米国　　０５年比１７％
カナダ　０６年比２０％
豪州　　００年比　５～２５％
中国　　０５年比４０～４５％
（中国はＧＤＰ一定額を生み出す際に伴う排出量の削減率）

限界削減費用（ＣＯ２・１トンあたり）
日本　　４７６ドル
ＥＵ　　１３５ドル
米国　　　６０ドル
カナダ　１１０ドル
豪州　　　４６ドル
中国　　　　０ドル

限界削減費用というのは国内でＣＯ２の排出量を減らすためにかかる費用なのでしょう。
これが高いということが、これまでに金をかけて省エネに取り組んできた証拠になりますから、
『やっぱり日本ってエコ先進国なんだなぁ』と思います。

だから、削減目標は低くて当たり前。他国に対しては早く日本に追いつけと言ってやれば良い。

なのに鳩山由紀夫は麻生政権より３倍以上高い目標を宣言し、
ＣＯ２は世界の４％しか出していないのに、途上国への支援額は２０％を負担するという。

日本は優位性をアピールして尊敬されなければならないのに、
金だけ払わされるバカとして嘲笑されているのは残念な限りです。

一刻も早く政権を取り上げないと、日本は終わってしまいますよ。

都合の良いマニフェスト２

２月末の国連への温室効果ガス削減目標提出期限を迎え、
ようやく民主党の環境政策に動きが見え始めました。

２月１７日に工程表、２６日に法案が公表されたようですが。
国民の負担については未だ明らかにされていません。

太陽光などの家庭での発電普及が試案には盛り込まれていますから、
一般家庭での負担も覚悟した方が良さそうです。

しかし、日本が途上国に１兆７０００億円もの援助を行うことは確定しています。
この金はいったいどこから出てくるのでしょうかねぇ。

５ヶ月前に鳩山由紀夫が２５％の削減目標を発表したとき、
『マニフェストに書いた通りにやる』と言いました。

ほとんどの人はそんなことがマニフェストに書いてあったことすら知らなかったため、
寝耳に水だったはず。

私もインデックスに書いてあることだと勘違いしていました。
それぐらい、小さく、目立たないように書かれていましたし、
報道の扱いも小さいものでした。

その予算が真っ先に確保され、目玉政策の財源が無いなんて。
子供の買い物みたいな金遣いだ。

環境の法案は３月国会に提出されるようだ。
注目しよう。