MoiMoi。のココデハナイ ドコカ。               

「この世界には私が撮らなければ誰も見たことがないものがあるのだと信じています」by ダイアン・アーバス。   

こんな時代だった。

2013-04-16 | ショート会話

(注)写真は本文とまったく関係ございません!。 PIX  BY  MoiMoi。磯田

「横須賀美術館でやってた70'sバイブレーション行ったの?」

『行かなかった』

「なんで?」

『あの時代、僕には辛い時代だったから』

「辛い時代?」

『色々プレッシャーあったし、対人恐怖症もあったし、結局なーんも結果出していないし』

「対人恐怖症?」

『人前で話せない』

「プロモーターとしては辛いね」

『バイトでプロモーターやってたRCAレコード時代、月刊プレイボーイの大きなパーティに、先輩が連れて行ってくれたんだけど、そんとき、[磯田、酒飲むとおしゃべりになるな]と言われ、パーティー後、タクシーでラジオ関東(現ラジオ日本)に連れて行かれ、ディレクターの井上さんと言う人が担当している番組にジュリエットと言うバンドをゲストに売り込み成功したんだけど、それが初めて取った仕事』

「ふーん」

『KITTY時代、会議で、[磯田、何言ってんのか分らない]と先輩に言われた事があるんだけど、そんとき[自分でも分りません]と答えたぐらい、人前で話が出来なかった』

「そー」

『当時、普通の仕事は出来ないなーと、すでに転職考えていたんだけど、ある日、先輩がヨドバシにカメラ買いに行くというので着いて行き、僕はローライ35T購入』

「カメラ好きだったの?」

『ほとんど撮った事無かったけれど、欲しいと思っていたね。カメラマンだったらしゃべらなくても出来ると考えていたので』

「ふーん」

『ローライはすべてマニュアルで操作するカメラだったのが、よかったかも』

「なんで?」

『カメラが何でもやってくれるオートではなかったので、自分で露出、シャッター速度など考えて撮らないといけなかったから勉強になった』

「そんですぐに転職した訳?」

『当時、毎日のように飲みに行ってた、青学横の(ブラックバード)と言うバーで会社の連中やFM東京の仲良しディレクターなどを撮っていたんだけど、だんだんローライでは満足出来なくなりキャノンのプロ用一眼レフカメラF-1を買っちゃった』

「いきなりプロ用?」

『カメラに詳しい奴に(何買ったらいい?)と相談したら、F-1推薦してくれた』

「やはり人に聞いた!」

『そー、今デジカメに関して橋本さんに相談しているのと、まったく同じ!。当時から機械に関してまったく疎い人間だったから、しょうがない。餅は餅屋的考えなんよ』

「ふーん」

『それと、買うんだったら一番良い奴と思っていたので,廉価版のカメラには目は向いていなかったんじゃないかな』

「そこが今とは違うかな?」

『うん、アナログ時代、機材にウン百万のお金を投資しているので、もー機材にお金かけたくない。それにデジタルはどんどん進化するので、すぐに新品、型落ちになっちゃうから』

「ホント、この世界は切りがない」

『一眼レフ買ったらプロになりたくなったが、結婚する事になっていたので無理かなとも思っていたかも』

「思っていたけど結婚中止」

『そー言う事』

「そんでそんで」

『続きはまた今度。 TO BE CONTINUED』

「そんなそんな」

『こんなブログ、誰も読んでないって』

「私だけかもね!」

 


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