今朝観た「日曜美術館」で知った写真家、平敷兼七さん。
陽が当たらぬ人達にカメラを向けた写真家。
本人も2008年「伊奈信男賞」撮るまで無名。
無名な写真家が無名な人たち撮った。
2009年、61歳で亡くなってしまったが、映画が話題になった写真家ヴィヴィアン・マイヤー思い出す。(彼女の写真はココで見られる)
平敷さんの言葉。
(1)「へしさん(※平敷さんのこと)にはひとりの人を撮るにあたって、『望遠も使っちゃいけない。相手の息がわかる程に近づいて接写しなさい』
僕は人を撮るとき、声が聞けるぐらいの距離がいいと言っている。(と言っても、フィルム時代は300ミリなど使って撮っていたけど)
(2)平敷兼七さんに『なんで、そこを撮るの?』と聞いたら
『みんなが撮るのは撮らなくていいんだ。僕は、他の人が見ていないものを撮る。僕が撮らないと残らなないから』
と言ったそーだが、この言葉はこのブログの右上に表示してある、僕が好きなダイアン・アーバスの言葉。
『この世界には私が撮らなければ誰も見たことがないものがあるのだと信じています」
に通じる。
朝からテンション上がって書いてしまいました。