日曜日の山陽新聞のコラムに「おいじまん」というのがある。「いがらしみきお」さんという漫画家さんが書かれているのだが、先日のコラムを読んで「なるほど・・」と肯いてしまった。
そのコラムの書き出し「年を取ると毎日がルーティン化してくる。朝は何時に起きるか、起きてからなにをしるか・・・。私も例外ではない。」 なるほど、年をとると、生活はルーティン化してくるものなのか
自分の生活を振りかえってみても、やっぱり年中同じ時間に起き、ほぼ同じ時間に食事をし、同じ時間に寝ている。1日の大まかな枠組みは決まっているようだ。その間にいろんなことをしているが、枠組みは崩してない。(年に何回かは非常時の行動をするが・・)
そうすることで安心するのだろうか、あまり考えないで決まったようにするのが楽だからなのか、よく分からないが、ワンパターンな生活をしている。
いがらし氏曰く「こんなルーティン化した生活が楽しいかと言われれば、毎日どこかへ出かけていた時よりははるかに楽しい。こう言っては何だが、自分の生活が完成に近づいている感じさえする」
なるほど、そういえば自分もそんな気がする。いろんなことをやってきて、一番落ち着くところに落ち着いてきたような・・あまり波風の立たない、ごく普通の生活が一番居心地がいい、そんな気がしている。
いがらし氏曰く「長い間、仕事のために生きてきた人生が、今は生きるのが仕事になったのかもしれないと思う」
なるほど、それも有りかも。その日その日を無事に生き抜く・・今はそれが一番の目標かもしれない。私なんか、生きるために食べているのか、食べるために生きているのか、時々分からなくなる。まあ、とりあえずは今日一日が無事に終わったら、ヤレヤレと思う毎日である
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