goo blog サービス終了のお知らせ 

萌ちゃんのひとりごと

後期高齢者になりました。老いという壁をどう乗り越えていくか
難題に向かって、試行錯誤のあがきを綴ります

「墓じまいラプソディ」

2024-06-24 15:18:43 | 日記

久しぶりに現代物の本を読んだ(点訳校正の本は別として)。垣谷美雨さん著作の「墓じまいラプソディ」、図書館に3月頃予約していたのが、やっと今頃順番が回ってきた。垣谷さんの本は人気で、新刊ではこのぐらいの待ちは当たり前のことだ。

で、どうだったかというと、面白くて5日で読み終えた。垣谷さんはどの本でもそうだが、〈ちょっと言いにくいなあ~〉ということをズバズバ言ってくれて胸がスーッとする。痛快この上ない。今回の本も「そう、そう」と同調する所が多々あった。

この本には、30代の子供世代、60代の親世代、89歳の祖父などが男女入り交じって登場し、結婚後の名字の問題ー夫婦別姓か夫婦同姓か、同姓の場合夫側の姓にするか、妻側の姓にするかの問題、墓じまいの問題、実家の後始末の問題などを、それぞれの立場で主張する。皆さん初めは穏便に自分の意見を主張していたが、次第に熱を帯びてきて本音がバンバン出てくる。痛快だった。「それそれ、そういうこと!!」と、ついつい本を読みながら胸の内で叫んでしまう。

「墓じまいラプソディ」という題なので、「墓じまい」がこの本の主題だろう。本の中で二人の住職が登場する。若い女性の住職(寺とは何の縁もない、いわばやとわれ住職)と、古くからの檀家制度に頼っている住職。二人の〈墓・後継ぎ〉に対する考え方の違いが、どうもこの本のキーのような気がする。常識とされてきたことの変わり目かもしれない。

本の最後に「選択的夫婦別姓法案」が可決したという件が出てくる。日本ではまだ法案成立はしていないが、近い将来そうなることを願う。本の中で、誰だったかが「夫婦同姓が家族の一体感を生み、健全な家族を作り出すというなら、何故、いま日本(夫婦同姓が決められている)で3分の1の人が離婚するのでしょうか」と言っていた。ホント、そうだわ~ 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北斎と広重

2024-06-19 09:19:28 | 日記

県立美術館で 催されている「北斎と広重 」展に行ってきた。

久しぶりの 岡山で、久しぶりに路面電車に乗ったら、 何とも カラフルな電車だった。車内の様子も変わっていて、学生の頃から馴染みのある横並びの座席ではなく対面式、しかもユニークな座席だった。何とも可愛らしい電車に乗せてもらって初っ端からウキウキ。

平日のしかも雨模様の日だったので、入場者も少なくゆっくり拝観できると思っていたが、何のことはない、大盛況で人の隙間から覗き見ることも多々あった。それでもやっぱり本物は良い、見ごたえがある。3時間余をかけてじっくり見て回った。大満足!

北斎の「富嶽三十六景」のうち「神奈川沖浪裏」は今年発行される新千円札の裏面にも使われている。話題の作品とあってその前には人だかりができていた。

絵を描いた北斎もすごいと思うが、それを彫った彫師、摺った摺師もまたすごいと思った。波頭の細かい描写、せりあがる大波、迫力満点の作品だった。

会場には近くの小学生が見学に来ていた。小学生の時分から本物に触れられる機会があっていいなあ~、近くにこういう施設があってこその特典、県内すべての子供らがそんな恩恵を受けられるとは限らない。地域格差かあ~仕方ないことだけど・・

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の入り口

2024-06-12 13:46:15 | 日記

暑くなってきた。5月末のようなカラッとした暑さではなく、湿気を含んだ夏の空気に覆われてきた。梅雨入りはまだだが、いよいよ夏の入り口に到達、猛暑・酷暑を覚悟しなければならない時が来たようだ。うんざりだけど、ここを一足飛びにかわす方法はない。青息吐息で乗り越えるより仕方あるまい。

朝のウオーキングも今週から朝食前に変更した。朝日が照りだす前で、少しひんやりした空気が心地よい。いずれこの時間でも暑くなってくるだろうが、しばらくはこの清々しさを味わっておこう。

私にとって、猛暑を乗り切る手段の一つは読書、没頭できる本を準備しておくことだ。今年は今井絵美子さんの「立場茶屋おりき」シリーズ、知野みさきさんの「神田職人えにし譚」シリーズ、そして去年同様佐伯泰英さんの「居眠り磐音江戸双紙」シリーズ。「居眠り磐音」シリーズは去年読破したが、もう一度読み返し。本に没頭しいてれば、時間を忘れる。いつの間にか夏が過ぎていっているという具合。だから読む本は出来るだけ長編がいい。今年は吉川英治さんの「新平家物語」にでも挑戦しようかしら・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玄冬の生き方

2024-06-09 11:06:04 | 終活

久しぶりの雨で、木々も草花も大地も充分潤ったようだ。人間はというと、今日は少々肌寒く、またまた重ね着をしている。この雨も一過性で明日は晴れるとか。梅雨入りはもう少し先になりそうだ。

青春・朱夏・白秋と生きてきて、玄冬の入り口をくぐったところだ。少し前までは人生80年といわれていたので、還暦から先が玄冬になるかと思っていたが、あれよあれよという間に人生100年と言われるようになって、75歳の後期高齢者が玄冬の入り口になってしまった。

生まれた時は、みんな一緒だった。戦後間もない頃は、着るものも食べるものもどこの家とて大差なく、貧しかった。格差というほどの格差もなく、みんな生きるのに精いっぱいだった。朱夏の働き盛りを何とか勤め上げ、定年・退職。白秋は子育ても仕事も終え、ホッと一息ついた。さあ、これからは自分のために生きるぞ~と、自由気ままに過ごしてきた。そして、今、玄冬の入り口に差しかかっている。後は・・・

後期高齢者になってみると、この先の生き方は各人各様に様々だなあ~と思えてくる。生まれた時には、幼い頃には、さほど違いを感じなかった生き様だったが、終わり方は千差万別。お手本になるものはどこにもない。そもそも正解がない。それぞれ自分にあった道を歩むしかない。しっかり準備をするも良し。成り行きに任せるも良し。後の者に丸投げするも良し。さて、私はどうするかなあ~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

免許証返納

2024-06-05 13:27:48 | 日記

車の免許証を返納して、そろそろ2年を迎える。返納して良かったと思うことは、車の運転で人を傷つけたり殺したりすることが無くなったこと。第一にも第二にもこれに尽きる。それ以上のメリットはない。他人に対してはそれが第一だが、自分自身では事故を起こして負う精神的苦痛(想像できないほどの激痛)から逃れられたこと。それに尽きる。

昨日、TVのニュースで84歳の男性が下校時の小学生をはねて意識不明の重傷を負わせたという報道があった。映像ではその男性の姿も映っていた。〈この人、これからどんな地獄を見るのだろう〉と他人事ながら心が震えた。穏やかに人生の最後を過ごせたはずなのに、一瞬の出来事が取り返しのつかない事態を招いたのだ。

免許証の返納をして「返納しなかったらよかったなあ」と思ったことは一度もない。「免許があったら良かったのに」と思ったことはある。が、それもアッシー君(ダンナ)のおかげで何とかクリアできてきた。外出の機会は確かに減ったが、認知症の予兆は今のところない(と思う)。この先、デメリットがじわじわと表れてくるかもしれないが、〈人を傷つけることも、自分を傷つけることも無い〉というメリット以上のデメリットは出てこないと思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする