MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ダニイル・トリフォノフ(ピアノ)アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団  マルサリス プロコフィエフp協3番 チャイコフスキー4番

2023-07-09 09:58:23 | 音楽夜話(クラシック)
7・8




09:00-11:30 20.00-22.30 WCRB


マルサリス:Herald, Holler, and Hallelujah
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 op.26
ソリスト・アンコール:プロコフィエフ:「シンデレラ」から3つの小品Op95-2ガヴォット
CD
ストラヴィンスキー:「火の鳥」ピアノのため組曲~第一曲(トリフォノフ)


チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36


ダニイル・トリフォノフ(ピアノ)アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団
2023年7月7日 タングルウッド、クーセヴィツキー・ミュージック・シェドから生中継


切れのいいボストン響。ウイントン・マルサリスもすっかりクラシック畑を耕して、
作曲活動に従事している感がある。JAZZもリンカーン・センターを拠点に活動しているが、
自己表現の場としての活動領域は広がっている感じがする。マルサリスの曲は数分の
ものだけれど、金管と打楽器によるアンサンブル。途中からJAZZっぽいフレーズや
リズムが出てくる。自分のベースを表現している感がある。


プロコフィエフの3番の協奏曲は、最近、チャイコフスキー・コンクールで聴いたけれど、
2番とは違い、テクニカルな曲だ。一筋縄ではいかない。トリフォノフはこともなげに
弾いているけれど、大変な労力だろうと思う。馬力のボストン響は鉄壁の布陣でつけてくる。
なにかロシアのオケとは違うテイストだ。


4番。冒頭のところでホルンの音がかけた。そういうこともあるのかもしれないが、
ボストン交響楽団でもあるんだと思った。冷や汗ものだろう。後は熱い感じの演奏で
会場は沸いた。
チャイコフスキーの郷愁を誘う2楽章の旋律は白眉。3楽章のピチカートも印象的。
終楽章は駆け抜ける。アメリカのオケの力業。




コメントを投稿