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こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

合間の文化タイム

2016-06-14 16:34:10 | 日記

13日は雨模様。午前は小松市内で訴えました。昼食後、病院関係の有志後援会の皆

さんに県内の選挙情勢、しばた未来さんと一緒に宣伝しての反応と同時、公示以後は

選挙区候補もたない共産党報道が紙面に載らないので、独自の活動、特に比例の活動

が重要だとお話しました。午後は、能美市内で地域後援会の皆さんと宣伝。

   昼休み、寺井町の健康友の会サロン

「ほっと」にお邪魔しました。部屋一杯に絵が展示してあります。なんと優しい描き

方、誰かと思ったら私も存じ上げている方、あの方がこんな素晴らしい絵を描くなん

て、感激しました。一つひとつに彼の性格が見事に表れていました。

夕方、予定より早く宣伝行動が修了。すぐ市民劇場例会に走り

ました。民藝「集金旅行」です。東京荻窪のアパートの主人が亡くなりました。遺さ

れたアパートにかなりの借金、アパートに愛着もつ住有志が起ち上がります。管理組

合つくっての集金、何やらポーランドの「連帯」を思い出しました。代表のヤブセマ

スオさんと過去に恋多きコマツさんの集金旅行・珍道中が続きます。部屋代踏み倒し

た元住人は今は現地でそれなりに生活している。しっかり返してくれる方、大変な方

もいる、しかし恋沙汰の慰謝料をしっかりもらうコマツさんの援助もあって予想外の

回収。コマツさん役の樫山文枝、マスオさん役の西川明の二人の会話のテンポや間の

取り方がなんとも言えない楽しさ。

劇中にはまだ学生の太宰治、会話の中から横道利一、小林多喜二、林ふみ子など当時

のいろんな作家の名前も出てきます。荻窪近辺に売れない作家たちが・・。井伏鱒

二って「山椒魚」はじめいろんな作品があるけど残念ながら読んでおらず、何か真面

目なイメージだったけど(劇中でも恋愛など向かない、しがない生活描写が中心と語

る)コミカルな作品を書けるとは思いませんでした。俳優陣のしっかりした演技で、

楽しいひととき過ごせました。

 

 

 


谷善さんの碑前祭

2016-06-13 05:23:58 | 日記

谷善こと谷口善太郎さんは、京都選出の日本共産党衆議院議員で「京のまち 京のひ

と谷善の顔がある」と蜷川知事にも称賛された京都代表と同時に党議員団長もつとめ

ました。この谷口善太郎は石川県辰口の出身。石川でも毎年碑前祭が執り行われ、

40回目の今年、参列しました。

 

谷口は1899年(明治32)に在の能美市和気町に生れまし

た。白山山脈と加賀平野に挟まれた山あいに100戸あまりの集落で3反(持地と小

作)足らずの水呑百姓でした。6人きょうだいながら、4人亡くなり、姉と善太郎の

2人のみ。小学4年から5年間は九谷焼の工場で働きながら学びました。担任の影響

で読書会に参加、芥川・菊池などの本に接すると共に啄木を知り、自分の内部に目を

向けるようになりました。大きくなり、京都に出て清水焼の工場に勤めます。大学に

行き、弁護士になろう、その入学費かせぎです。第一次大戦後の不況で工賃引き下げ

など労働争議がおき、この中で労働運動に参加、本をむさぼるように読みました。労

働運動の中で党に加わり、山本宣治、川上肇らとの出会いがありました。谷口は、須

井一、加賀耿二(こうじ)のペンネームでプロレタリア作家としても活躍しました。

政治家として、6期15年衆議院を務めた谷口は、地元京都の街と伝統産業を守るた

め奮闘しました。同時に「日本の夜明けは京都から」と呼ばれる統一戦線と民主府政

を支える活動にも力を注ぎました。

京都と辰口の記念碑には「守道不封己」と刻まれています。これは杜甫の詩からとっ

たもので谷善はとても気に入っていました。

エピソードを追悼演説で自民・田中伊三治議員が紹介していま

す。谷口さんは色紙で「不封己」と書くが、これは杜甫の「道を守って己を封(あ

つ)うせず」の一句、つまり共産主義者たるものは利己心があってはならぬという意

味、ついつい辛い思いをなぜ自分だけがに陥らぬように、自分の身を引き締めている

と。挨拶の機会を得て、このエピソードとともに、昨年国民連合政府提案のとき、臨

済宗の有馬管主が「我見離れるべし」として自己主張を脇においてもまとまることの

仏法の教えに即しても、共産党のとった態度を評価されたこと、その活動が今、全国

で一人区で野党共闘が成立し、国民の運動が広がっており、この歴史的たたかいに勝利

するため、貢献したいと決意をのべました。選挙まじかで参加できませんでしたが、

市田、穀田、井上、倉林の京都ゆかりの国会議員、酒井能美市長らのメッセージも紹

介されました。何の催しと覗き込んだ通りすがりの親子づれ、主旨を聞き、献花もし

てもらいました。

この日、午前は建交労北陸ダンプ分会の総会で挨拶の機会いた

だき、石川で広がる野党共闘と勝利、日本共産党の政策の一端紹介して、選挙での支

援をお願いしました。夕方は、地域支部を訪問し、選挙勝利に力あわせようと懇談も

いたしました。


本番前の加賀路訪問1

2016-06-11 06:18:46 | 日記

9日10日は小松、加賀市、野々市市、白山市での宣伝・対話・ミニ集会でした。

   朝から雨模様で小松市へ。「本番中は行けないかもしれない山間部に行こう」

車長の指示で軽海町からスタート。昨年暮れ、一川元防衛大臣宅を訪問し、野党共闘の申し入れ・懇談

しました。「亀田さん、時間かかるかも知れんが」と一川さんから言われ、予想?どおり4月中に見事

に野党共闘が成立し、一川氏自身も4月の演説会で初めて訴えをしてくれました。劇的な情勢の変化を

感じた最初のところです。7ケ所ほどで訴えさせて頂きました。

 

午後には雨もあがりました。議会質問準備中の新後市議も参加してもらい、塩谷、片野、橋立に。

新後さんの準地元だけに声が聞こえるあちこちから声援もとびます。顔を出す方も。日曜日の沖縄

県議選でしめされた辺野古新基地建設反対、せめて米軍の特権みとめる地位協定の見直しをの声が

翁長県政与党、日本共産党の議席増につながったこと、しかし辺野古基地建設すすめる安倍政権へ

の厳しい審判を参議院選挙でと訴えました。漁協前では新後さんと組合長とTPP問題で懇談した

こと紹介し、農林漁業だけでなく、食と命の安全おびやかし、日本経済の主権踏みにじるTPP

撤回を訴えました。片野海岸で休息中のご家族「あの舛添問題、石川県からも発信して。若い人には

主張がはっきりしている共産党が好感もてるわ」と渋い顔のご主人を横に見ながらお話の奥様。その

ご主人とも教育、組合活動について楽しい意見交流も。

夜は小松市内で業者の皆さんと懇談。比例代表のベスト9のプロモーション

ビデオを初めて視聴。日本全体の中小企業予算が2000億以下なのに、あのトヨタ一社に5500

億円の減税、この歪みを正したい。アメリカでは5年間で賃上げ含む中小企業支援に8800億円、

日本は賃上げ支援にわずか149億円。社会保険料の事業主負担減免など支援する基本などお話しま

した。1年目は失敗したけど地産地消にむけ農業に挑戦する、消費税上がれば消費が落ちる・購買

意欲でる施策を、原発に不安だ・政府の決め方は民主的なのか?、楽器部品製造しているが注文少ない

・もっと文化のすそ野を広げてほしい、ジェット機の騒音はたまらない、中には固定資産税なぜ毎年

必要かなども。時間がたりないくらいの交流でした。

 

 10日は一転して暑い日に。野々市では9条と

刷り込んだ赤い法被をきた女性も参加しにぎやかに宣伝、お声もかかります。

白山市では中心街で訴えたあと、宮岸市議も参加して

金城大学の下校時の皆さんに日本共産党のJCPマガジンの紹介と配布活動。世界の中でも国公立私立

問わず高い授業料は10年以内に半額に、学生ローンとも言える奨学金制度を無利子そして返済不要の

給付奨学金制度をつくる「奨学金革命」、誰もが時給1500めざす賃金引き上げなど、人間らしく学べ

る、働ける条件づくりの提案と、自分の意思で政治かえようと訴えました。夕がた、高校時代の同級生

宅も訪問し対話。


久しぶりに母と

2016-06-09 05:36:28 | 日記

私の母は今年89歳、いつの間にか、祖母、祖父、父の比べて誰よりも長生きしています。弟のお嫁さん

と2人ぐらしが長くなっています。昨年高校卒業した最後の孫がたまに用事で帰るだけで、お嫁さんには

何かと世話をかえ、感謝感謝です。腰が曲がり、歩くのもよちよち、衣服の脱着やトイレにも時間がかかります。

戦死した兄さんの年金手続きが要るので、来てほしいと言われ、休みにあたる

火曜日、思い切って実家に向かいました。厚労省からの案内文書みて、母の兄さんの名前もわかり、

父と同じ年だったと知りました。遺族年金が今年から上がって年5万円もらえるそうです。実際は、

身元のしっかりした人とわかれば、私でなくて、お嫁さんでも手続きが可能となり、そちらでやって

もらうことに。

週2回のデイサービス、お風呂のあと、疲れて、家に帰っても何もしたくなるので、最近は1回は

訪問入浴に切り替え、さきほども家の風呂に入れてもらったと。最近、足のむくみが気になるという

ので、見せてもらうと異常に膨れている、痛いという訳ではないが、気になるというので、年のせい

だけにすまされないと、時間もあるので以前診てもらった開業医に。尿、血液など検査のあと、医師

から、内臓的には異常がないが、前にも指摘したように低タンパク状態なので、食事の改善をするよ

うにと、むくみをや和らげる薬ももらいました。曲がった腰で立ち上がるのに、一苦労、車の後部座

席に乗るのも大変です。

        たわいのない話をしながら、本当は大根を畑から採っ

てきたかったけど、時間なくてと、納屋にある野菜運搬の二輪車があります。干してあった玉ねぎをもら

って帰ることにしました。夜、仕事から帰ったお嫁さんから、実は別の医院に診てもらって同じような薬

をもらっているので言われ、お薬手帳ある?と聞いたらないとのこと。母からいくつも薬飲んでいると聞

きました。受診した病院に、すでに飲んでいる薬の名前言って、追加してもいいか、止めたらいいか、聞

いてくださいと頼みました。一番事情を知っているのがお嫁さんですから。

聞きもしないで単独行動を反省した次第です。もっと、頻繁に母の顔を見に来なきゃと反省。

「回りに聞くと、共産党の評判いいね、あんたがやっているから嬉しい」見ると、15

日に予定されているしばた未来さんとの合同街宣のチラシがおいてありました。25日金沢駅前での演説会の

様子、4日の演説会に市民グループの挨拶や会派未来の金原県議が挨拶したことなど、共産党への期待が高ま

っていることなど、話ました。大根は15日にもらうことにして、家をあとにしました。能登路のあちこちに

、志位さんと政策ポスターが貼ってあり、元気もでます。地元も党員支持者の皆さんに感謝申しあげます。

 


ロシアとの友好交流をー石川県ロシア協会総会

2016-06-06 16:37:36 | 日記

私が役員(副理事長)をしている石川県ロシア協会の60回目の総会が開かれました。

前身の日ソ協会の創立から来年で60年(日ソ共同宣言の年)

を迎え、今年はロ日協会イルクーツク支部と兄弟支部協定を結んでから50年の節

目。この協定をもとに、住民からの姉妹都市提携運動に貢献し、また行政との連携で

友好親善運動を進めてきました。今年は、双方の代表団や使節団の派遣、日ロフォー

ラムの金沢開催、そしてフェスタバイカル文化行事開催など企画もしています。何よ

りロシア含むユーラシア圏の人たちとのふれあいの機会つくろう、そんな企画で若い

世代の入会を期待したいです。わずかな討論でしたが、日本人と結婚し県内に定住す

る方たちとの交流すすめる行事などと共に、ブラーツクへの飛行路線の少なさから交

流の困難かかえる七尾支部の悩みも出されました。

    記念講演で知日派のサルキーソフ先生

が両国間の関係改善への問題提起。国家間での政治的交渉。国民間交流ではロシア人

からは親日的感情があるが、日本人にあるロシアやロシア人への一歩ひいた感情(対

中国と違う、またそれが現在の経済関係にも表れているのでは?)これの改善への努

力。そして今後の思考のポイントとして地球人との関係をと指摘。鳥や動物のように

国境のない隣人感覚の必要性の指摘に、かつて戦後の一時期国務大臣つとめ日ソ協会

会長をつとめた石黒武重先生を思いだしました。彼は豊かな資源もつソ連は自国のも

のとしてでなく、地球のために預かっているので、しっかりと保全してほしいとより

グローバルな視点の重要性を指摘されたことを思い出しました。

    5月に行われたプーチン・安倍会談。

二人だけ(通訳は知っている)の会談で何が話されたのか?「突破口を開く点で両首

脳が認識共有とは?未来指向の構築は何を意味するのか?これまでの発想(手詰まり

打開)にこだわらない新しい発想とは?」そしてかつてプーチンが提唱し、今も保

有?している「引き分け」の考えは?興味ある言葉が次々と出てきます。「引き分け

の意味は?」の私の質問に、お互いに負け、損をしたのでなく、受け入れ可能な引き

分けを探る、領土では2プラスアルファ論が基本だが、共同管理方式は両国の法律も

違うので難しいのではの見解も。現在、日本ユーラシア協会内でも「受け入れ可能

な」解決の道をさぐる意見提案も会員から出されています。

サルキーソフ氏は、中国を意識しながら、時間がたてばたつほど打開の道が遅くなる

(現状の固定化?)ので、意識した運動の必要性を強調、ひとつの打開として、ロシ

アの資源開発、日本発の欧州とアメリカへのルート開発への協力などでは条件が満ち

ているのでは?の示唆もありました。

総会・懇親会には国会議員、地方議員、地方自治体代表の方々、そして会員と県内に

学ぶ留学生たちも参加。久しぶりの交流と歓談も行われました。私も再び、副理事長

に選出され、ユーラシア協会本部の常任理事と共に、ユーラシア諸国民との交流に力

いれます。