13日は雨模様。午前は小松市内で訴えました。昼食後、病院関係の有志後援会の皆
さんに県内の選挙情勢、しばた未来さんと一緒に宣伝しての反応と同時、公示以後は
選挙区候補もたない共産党報道が紙面に載らないので、独自の活動、特に比例の活動
が重要だとお話しました。午後は、能美市内で地域後援会の皆さんと宣伝。
昼休み、寺井町の健康友の会サロン
「ほっと」にお邪魔しました。部屋一杯に絵が展示してあります。なんと優しい描き
方、誰かと思ったら私も存じ上げている方、あの方がこんな素晴らしい絵を描くなん
て、感激しました。一つひとつに彼の性格が見事に表れていました。
夕方、予定より早く宣伝行動が修了。すぐ市民劇場例会に走り
ました。民藝「集金旅行」です。東京荻窪のアパートの主人が亡くなりました。遺さ
れたアパートにかなりの借金、アパートに愛着もつ住有志が起ち上がります。管理組
合つくっての集金、何やらポーランドの「連帯」を思い出しました。代表のヤブセマ
スオさんと過去に恋多きコマツさんの集金旅行・珍道中が続きます。部屋代踏み倒し
た元住人は今は現地でそれなりに生活している。しっかり返してくれる方、大変な方
もいる、しかし恋沙汰の慰謝料をしっかりもらうコマツさんの援助もあって予想外の
回収。コマツさん役の樫山文枝、マスオさん役の西川明の二人の会話のテンポや間の
取り方がなんとも言えない楽しさ。
劇中にはまだ学生の太宰治、会話の中から横道利一、小林多喜二、林ふみ子など当時
のいろんな作家の名前も出てきます。荻窪近辺に売れない作家たちが・・。井伏鱒
二って「山椒魚」はじめいろんな作品があるけど残念ながら読んでおらず、何か真面
目なイメージだったけど(劇中でも恋愛など向かない、しがない生活描写が中心と語
る)コミカルな作品を書けるとは思いませんでした。俳優陣のしっかりした演技で、
楽しいひととき過ごせました。