
金沢市の中央公園の樹木の伐採が(県民・市民にとっては)突如始まり、伐採
中止など計画の見直しを求める声や行動がおきています。中央公園は、旧制
第四高等学校の跡地で、金沢大学理学部がお城の中に移転後も、金沢市の
中心市街地での公園として開園し、市民・県民の憩いの場として、また各種
のイベントの場としても利用されてきたした。それだけに、県は説明をして
いる、議会でも議論されたとしていますが、あまりの急な伐採作業などに
とまどい、怒りなど様々な意見が出ています。

「新しい県政をつくる県民の会」(日本共産党も構成団体の一員)は、豪華
県庁舎建設に反対し、広坂庁舎も施設の利便性と費用効果からも存続を要望
してきました。跡地利用については、緑と景観、都市空間の保全、中心市街
地活性化、中心商店街振興と住環境を守ることを基本に、金沢城址、兼六園、
中央公園など市街中心部に広がる緑と空間、歴史彩る景観は県民の貴重な
財産であり保全を求めれられると考えてきました。
特に、中央公園の緑とオープンスペースは、都市環境の改善と都市の安全性
を向上させ、災害から県民を守り、子どもからお年寄りまでの幅ひろい年齢
層の自然とのふれあい、健康活動、文化活動などの多様な活動の場となって
います。
にぎわいの場ともなる中央公園の整備は、地域の歴史的・自然的資源を活用
した観光振興の拠点の活用と、県民の交流拠点・地域づくりにかかせない
ものとして保全を基本に進めるべきの、立場から、22日、石川県に申し入
れをおこない、私も同席させてもらいました。
申し入れの趣旨は、今回の伐採含めた整備計画は、議会と県民に十分説明
されておらず、県民からの強い反対の声に耳を傾けず、新幹線開業を期限に
したイベント利用の印象が強いとして、県民の意見を聞く説明の場を設け
ること、中央公園の再整備計画を見直すこと です。

短時間の申し入れですので、十分な説明を聞くことができません。提示された
図面を見て、初めてしいのき迎賓館横のスペース含めたデッサン案がわかりま
し
た。現中央公園の改修・整備の必要などはわかるとしても、その方法には広
く、県民市民の気持ちや意見も取り入れるべき、何も急がなくともの気持ちを
納得させる説明ではありませんでした。県の姿勢が問われています。(24日
の県のHPに理由と計画案がでています。22本の伐採で終わった理由もあま
りはっきりしません・・)